パソコン購入したら、PCケースの特徴をチェック
PCケースでは外観デザインばかり見てしまいますが、機能としてパソコンパーツを収める重要な箱です。拡張性、エアーフローの仕組み、ボディの剛性もしっかり調べておきましょう。ATXケースであれば、マザーボードはATXかMicroATXフォームファクタが搭載できます。ATX規格が無くならないかぎり、マザーボード交換で永遠的にPCケースを使い続けることができます。(パソコンメーカー製は無理ですけど。)
パソコンメーカー製を買った場合でも、PCケースの特徴を把握する意味で一度、内部にアクセスすることをお勧めします。
まず、チェック項目は「5.25インチと3.5インチ」のドライブベイです。
5.25インチ ドライブ・ベイ
5.25インチドライブ・ベイでは主にDVDやブルーレイドライブを搭載します。5.25インチなので略して5インチドライブベイと呼ぶ場合がありますが、同じことです。
ミニタワーでは、水平配置で5.25インチドライブ2台まで搭載できる拡張性が多い。
変換マウンタを使えば、「2.5インチ⇒3.5インチ⇒5.25インチ」へ対応できるので、2.5インチSSDや3.5インチHDDドライブを5.25インチ ドライブ・ベイに搭載できます。写真にあるような2重でマウンタを使用するのは、振動のないSSDのみにしたほうが安全です。HDDは振動があるので2重は危険です。
工具フリーの5.25インチドライブベイもあります。レバーを引くことでロックが外れます。
内部3.5インチドライブベイ(シャドウベイ)
3.5インチのHDDを搭載する、3.5インチドライブベイです。PCケース外観からは見えないので内部3.5インチドライブベイと呼んでいますが、一般的にはシャドウベイと呼ばれています。
PCケースによって搭載できるドライブ数が決まっています。ミニタワーでは2台、ミドルタワーでは3台くらいです。ドライブベイ数に余裕があるなら、HDDは間隔を空けて搭載することをお勧めします。放熱対策になります。
こちらは工具フリーの内部3.5インチドライブベイ。レバーを引くことでHDDのロックが外れます。
外部3.5インチベイ
正式名称はなさそうなので、外部3.5インチベイと呼んでいます。内部3.5インチドライブベイ(シャドウベイ)と違って、PCケース外面とつながっています。FDDやMOドライブなどの3.5インチドライブを搭載するベイですが、これらは現在、あまり採用されなくなったドライブです。
現在は、メディアカードスロットや端子インターフェースの追加用に使われます。
メンテンナンス性のチェック
パソコンの内部にアクセスするときは、サイドパネルを開ける方式が一般的です。頻繁にアクセスする方は、そのメンテナンス性をチェックしてみましょう。
多いのはインチネジで固定しているタイプ。手回しネジだと工具なしで開け閉めできるので便利です。
低価格帯モデルでは工具で締めるインチネジなので、手回しネジと交換してみましょう。
手回しネジは単につまむための厚みを持ったインチネジです。手回しネジにもインチネジとミリネジがあるので間違わないように。
高級タイプのパソコンでは、ギミックでサイドパネルを固定しており、天井のレバーを引くことでサイドパネルを外すことができます。
パネルの剛性もチェックしておきましょう。
端を折り返して剛性を高めているものが多いです。しなるようであれば剛性が高いとはいえず、一度歪むとサイドパネルの開け閉めがスムーズでなくなります。
エアーフローのチェック
PCケースは単なる箱ではなく、パーツの冷却に関与しています。それがPCケースのエアーフローです。PCケース内での空気の流れで空冷しています。パソコンを購入したらエアーフローを確認しましょう。
ほとんどのPCがATXによるエアーフローで、PC前面とCPUファンから吸気され、背面の排気ファンによってケース外へ排熱されます。CPUファンにエアーダクトが付いている場合もあります。
エアーフローがしっかりしたPCケースでは前面に吸気用のファンを搭載しています。廉価モデルでは大概ついていません。CPUファンや排熱ファンによって自動的に前面から吸気されます。
外観からも吸気口の位置を確認しておきましょう。写真左から「CPUファン用の吸気口、グラフィックカード用の吸気口、前面吸気口」です。
フロントパネルを外して、金属部分の通気口も確認。
排気用ファンはPCケースの背面に取り付けられていることが多いのですが、モデルによっては天井の場合もあります。
ほとんどのATXパソコンは、電源ユニットを背面上部へ配置しています。ただ、熱気は上部にこもりやすいので、「電源を底面に持って行こう」という動きもあります。
ちなみに10年間タバコを吸っていた環境でのパソコン。あらゆる吸気口にホコリとヤニ汚れがびっしりです。イタダケませんねえ。
インチネジとミリネジの違い
パソコンでよく使われるネジは、インチネジとミリネジです。ミリネジがないから代わりにインチネジを使ったりするとパソコンパーツのネジ穴を傷めてしまいます。直径もネジ山の間隔もサイズが異なります。
インチネジは、ヤード・ポンド法に基づいて規格化されており、ネジ部の直径が約3.5mm。
ミリネジは、ISO(国際標準化機構)によるメートル法に基づいて規格化されており、ネジ部の直径が3mm。インチネジよりも-0.5mm細いです。 ISO(イソ)ネジとも言われます。
インチネジはHDDやPCケースのサイドパネルによく使われ、ミリネジは光学ドライブやフロッピードライブによく使われます。ネジ部の直径の違いや刻印で判断することができます。例えば、M3×5とあれば「ミリネジ・直径3mm、長さ5mm」という意味です。
自作ユーザーにしか関係のないネジとして、六角スペーサーネジがあります。マザーボードをPCケースに固定するための受け手(ネジ穴)になります。六角スペーサーにもインチネジとミリネジがあります。
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