パソコンで使われるネジ
パソコンでよく使われるネジは、インチネジとミリネジです。
インチネジとミリネジ
インチネジとミリネジの違いを写真でチェック。直径もネジ山の間隔も異なります。
ミリネジがないから代わりにインチネジを使ったりすると、パソコンパーツのネジ穴を傷めてしまいます。
パソコンショップにネジセットが安く売られているので、常備しておきましょう。
インチネジ
インチネジは、ヤード・ポンド法に基づいて規格化されており、ネジ部の直径が約3.5mm。ミリネジよりもネジ山の間隔が長いです。
インチネジは「3.5インチHDDやPCケースのサイドパネル、拡張カードのブラケット、ATX電源ユニット」の固定用によく使われます。
ミリネジ
ミリネジは、ISO(国際標準化機構)によるメートル法に基づいて規格化されており、ネジ部の直径が3mm。インチネジよりも-0.5mm細いです。 ISO(イソ)ネジとも言われます。
ミリネジは、光学ドライブや2.5インチHDD/SSDでよく使われます。
刻印で使うべきネジを判断することができます。例えば、M3×5とあれば「ミリネジ・直径3mm、長さ5mm」という意味です。
手回しネジ(ハンドスクリューネジ)
手回しネジはつまむための厚みを持ったネジで、固く締めない限り、工具を使わずに開け閉めができます。主に固く閉める必要がないサイドパネルの固定用で使われます。手回しネジにもインチネジとミリネジがあるので間違わないように。メーカーPCではじめから手回しネジを採用している場合もありますが、そうでなければ市販ネジで対応することが可能です。
六角スペーサーネジ
自作ユーザーにしか関係のないネジとして、六角スペーサーネジがあります。マザーボードをPCケースに固定するための受け手(ネジ穴)になります。※メーカーパソコンはマザーボードの交換ができませんので、関係のないネジです。六角スペーサーにもインチネジとミリネジがあります。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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