【液晶の基礎知識】 画面サイズとアスペクト比
液晶モニタ(液晶ディスプレイ)は英表示で「Liquid Crystal Display」といい、略してLCDと呼ばれます。一言でいうと、「液晶組成物を組み込んだ液晶パネル」と「バックライト」を使った視覚表示装置です。そのほか、駆動や電源の回路基板、各インターフェースの接続端子で構成されています。従来のCRT(ブラウン管)ディスプレイに代わって現在の主流になっています。
液晶パネルが色表現できる原理はこうです。「液晶分子に電圧をかけることで液晶分子は向きを変え、バックライトの光量を調整し色彩を変化させる」。また、「黒色」は完全に光をシャットアウトした状態です。
~インチ・型という画面サイズ
液晶モニタを購入する時、まず画面サイズを選ぶと思います。画面サイズは「~型、~インチ」で表されますが、これはモニタ画面の「対角線の長さ」です。1インチは2.54センチなので、19インチモニタなら対角線は「48.26センチ」ということになります。
画面サイズは対角線の長さで表示。スクエア画面、ワイド画面に関係なく、単純に対角線の長さです。
スクエア型からワイドモニタに買い替える場合、使っていた画面サイズよりひと回り大きめを選ぶのがコツです。例えば、スクエア型19インチだったら24インチワイドを選ぶことで、今までの画面がワイドになった感覚で移行できます。同じ19インチで選んでしまうと画面が小さく感じます。
現在の主流は?
デスクトップPCであれば21.5~24インチ、中級者以上では27インチも一般的になってきました。ノートPCなら据え置き用途で15.6インチ~17.3インチがメイン。
アスペクト比とは、横と縦の比率
アスペクト比というのは、画面の「横と縦の比率」です。ブラウン管モニタ(CRTディスプレイ)から2006年頃までの液晶モニタは「4:3」のスクエア型が主流でしたが、「16:10」のワイド型へと発展し、その後、地デジ液晶テレビに合わせるように「16:9」へと主流が変化しています。
「4:3」と「16:10」は黄金比率から採用されたアスペクト比。後発の「16:9」は最も適した人間の視野から割り出されたアスペクト比。「16:9」は液晶テレビで採用されており、追従するようにパソコンでも主流となりました。
21:9というウルトラワイドな製品もある。
また、映画作品の多くは「スコープ・サイズ」であり、2.35:1の比率です。そのため、モニタが16:10であっても16:9であっても、上下に黒い帯が入ってしまいます。
アスペクト比で選ぶ基準
家庭娯楽向けなら16:9です。ホームエンターテインメントでは液晶テレビのアスペクト比に合わせたほうが、コンテンツなどで都合がいい。また、パネル生産の段階で液晶テレビに合わせられるので、生産コストが下がるというメリットがあります。16:9の液晶モニタなら、パソコン用に限らず、地デジ内蔵レコーダーとHDMI端子で接続すれば、そのままテレビとして流用できます。
4:3や16:10は縦のリーチが長いので、ビジネスやクリエイティブワークで好まれています。HDMI端子がついていればテレビとして流用できますが、コンテンツとアスペクト比が合わないので映像が引き伸ばされます。ただしアスペクト比固定機能があれば、上下に黒い帯が入って、液晶モニタ単独で比率を固定することが出来ます。パソコンを介する場合は、液晶モニタにアスペクト比固定機能がなくても、ソフトウェアが調整してくれます。
付加機能のチェック~モニタ製品によって備わっている機能がある
内蔵スピーカー スピーカーを内蔵しているモニタがあります。HDMI端子かDisplay Port端子で接続すれば映像だけでなく音声も出力されます。 |
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USB端子やメモリカードスロットなどの装備 液晶モニタの側面にカードスロットやUSB端子を搭載している製品があります。液晶モニタは常に目の前にありますから使い勝手がよい場所です。パソコン本体設置場所によっては端子のアクセスがしにくい場合に便利です。まず、パソコンと液晶モニタとのUSB接続が必要で、パソコンから引っ張ってきたUSBをモニタの「アップストリーム」側と接続します。 |
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チャット機能(Webカメラやマイク)の内蔵 液晶モニタにWebカメラやマイクを内蔵しているものもあります。ソフトをインストールをすることで、Webカメラを駆使してビデオチャットやビデオ録画、室内監視などができます。ノートパソコンではよく見かけられる付加機能です。 |
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表面型の静電式 投影型の静電式 |
タッチパネル(マルチタッチ)機能 / 静電式 モニタにタッチパネル(マルチタッチ)機能があれば、実際に画面に触れて指の動きに合わせて操作ができます。画面上のキーボードを呼び出してテキスト入力もできます。これまでメーカー独自のソフトで対応していましたが、Windows 7登場でOSの機能としてタッチパネル(マルチタッチ)機能が搭載されました。液晶モニタがOSに対してマウスと認識させているようです。 タッチパネル上に微弱な電気を流して電界を作くる、静電式(静電容量方式)が採用されています。指でタッチすることで、電界から電気が放電され感知する仕組みです。圧力式ではないので、タッチの力加減は関係ありません。静電式には、表面型と投影型があります。 表面型とは、タッチパネルセンサーの四隅に均一な電圧をかけ、指の位置を座標に見立てて特定するタイプ。一体型PCなど大画面のタイプで採用される。 投影型は、タッチを感知する電極パターンをたくさん配置。大きく反応した電極でタッチ位置を特定する。複数のタッチを検出できる。(よく、10点タッチポイントなどと電極パターンのスペックが表記されている)。 |
- | 地デジチューナー内蔵 地デジチューナーを内蔵している液晶モニタもあります。ほとんどテレビに近いのですが、通常のテレビよりも装備端子がパソコン向けに合わせてあります。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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