DELL Alienware X51のパフォーマンスチェック
今回のAlienware X51にはGeForce GTX 660を搭載していますが、本格ゲームPCとして申し分ありません。今回のベンチマークテストでは、ファイナルファンタジーXIV/フルHD解像度でSCORE = 5112 (快適 )ですし、超ヘビーなロストプラネット2でもフルHD解像度で75.1 fpsをマークしています。
2012年10月のレビューです。追記:2013年9月にDELL Alienware X51がHaswell設計で新発売となりました。(Alienware X51 R2 ※当レビュー実機はR1にあたります。)DELLサイトにて最新情報を入手してください。
Core i7-3770+GeForce GTX 660搭載
今回レビュー紹介しているAlienware X51では、第3世代のCore i7-3770と、GeForce GTX 660搭載しています。詳しい構成内容は以下の表をご覧ください。Alienware X51は2012年1月発売であり、当時はIvy Bridge設計登場以前でした。しかし、Alienware X51が採用している「インテル H61 Express」チップセットはIvy Bridge設計のCPUを搭載できるので、第3世代Core i7が搭載できる設計です。グラフィックカードでは発売当時は最高でGeForce GTX 555でしたが、2012年10月レビュー時点では仕様変化に伴い、GeForce GTX 660が最高となっています。
コンパクトなのに本格ゲームPCのAlienware X512012年1月発売のスリムミニタワー・ゲームPC。第3世代Core i7搭載可能。幅は95mmとスリム、重量5.5kgと軽量でありながら補助電源が必要なメインストリームクラスのグラフィックカードを搭載する、本格ゲームPC。縦置きだけでなく横置きも可能。AlienFXで本体のイルミネーションが設定できる。スロットイン式の光学ドライブを搭載。電源はACアダプタとなっており、240Wおよび330W。グラフィックカードはGeForce GTX 660、GT640が搭載可能。(2012年10月時点) |
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OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
プロセッサ | インテル Core i7-3770 (3.4GHz , 8MB キャッシュ) ※クロック数最大3.9GHz |
7.7 |
メモリ | 8GB (4GBx2)DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz) | 7.8 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 660 1.5GB GDDR5 | 7.9(上限) |
ゲーム用 グラフィックス |
7.9(上限) | |
プライマリ ハードディスク |
1TB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
※このAlienware X51レビューは2012年10月時点、および実機の現状情報となります。
※DELLはカスタマイズPCですので、販売時期によって仕様の変化があります。
Core i7-3770のパフォーマンス
CPUの性能が大きく結果を左右するCINEBENCH R10でチェックしてみました。搭載グラフィックの影響はほとんどないので、単純にCPUパフォーマンスとして参考になります。
CINEBENCH R10のベンチマークCINEBENCH R10は、Cinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトです。そのCinema 4Dというのは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。マルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。レンダリングにかかる時間を測定するテストですが、主にCPU性能を比較することができます。 |
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CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒34秒 スコア⇒25316 |
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OpenGL | スコア⇒6763 | |
【Alienware X51の評価】 2012年10月時点において、これまで当方が扱ったパソコンのなかで最短の処理時間。前世代であるCore i7-2600と比べると少々速くなった感じ。1世代であるCore i7-920が55秒ほどであることを考えると、2009年ごろのハイスペックPCよりもはっきり分かるくらい性能の向上が見られる。 |
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Alienware X51のPCゲーム・ベンチマークテスト
今回レビューしているAlienware X51の構成は、「Core i7-3770、8GB DDR3メモリ(1600MHz)、GeForce GTX 660 1.5GB GDDR5 」です。本格ゲームPCとして申し分ありません。ファイナルファンタジーXIV でもフルHD解像度でSCORE = 5112 (快適 )ですし、超ヘビーなロストプラネット2でもフルHD解像度で75.1 fpsをマークしています。
ストリートファイター4 のベンチマーク ~ Alienware X51にて
2009年にPC版が登場した対戦型格闘ゲーム、ストリートファイター4にてベンチマークテストを行なっています。2次元の操作ではありますが、描写は3Dという珍しいゲームです。高スペックが要求される本格PCゲームの中では、求められるスペックが比較的低めです。 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 39316 AVERAGE 414.22 FPS |
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(備考)設定解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 29106 AVERAGE 327.06 FPS |
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バイオハザード5のベンチマーク~ Alienware X51にて
2009年9月にPC版が登場した、バイオハザード5のベンチマークテストを行いました。日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞したゲームであり、NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体3D対応ゲーム。 |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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252.4 fps | RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 エリア1⇒390.2 エリア2⇒217.3 エリア3⇒223.7 エリア4⇒224.2 |
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(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | ||
185.2 fps | RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 エリア1⇒207.7 エリア2⇒193.3 エリア3⇒157.0 エリア4⇒190.2 |
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バイオハザード5のベンチマークテストにおける、Alienware X51と新旧ハイスペックPCとの比較 | ||
ラストレムナントのベンチマークテスト~ Alienware X51にて
2009年にPC版が登場した「ラストレムナント」でベンチマークテストを実施しました。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。バトルもイベントシーンも高画質で製作されています。 プレイの目安ですが、45fps以上で普通レベルと判定され標準設定ならストレスなしのプレイが可能。ただし高負荷なシーンでは動作が重くなることがあります。そして、65fps以上なら快適レベルの判定でグラフィックを高めにしても快適な動作です。90fps以上ならグラフィックを最高にしても非常に快適なプレイが可能です。 |
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | ||
Average FPS | 269.66 | |
(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | ||
Average FPS | 154.58 | |
デビル メイ クライ4 ベンチマークテスト~ Alienware X51にて
2008年に発売した「デビル メイ クライ4 」にてベンチマークテストを行いました。家庭ゲーム機では表現できない、多数の敵キャラクターが登場。(PC版のみのモード:LEGENDARY DARK KNIGHT) |
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デビル メイ クライ4のスコア(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) DirectX 10 | ||
RANK S ⇒ すべての動作において快適に動作。 シーン1⇒466.92 シーン2⇒363.49 シーン3⇒544.31 シーン4⇒291.55 |
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(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン | ||
RANK S ⇒ すべての動作において快適に動作。 シーン1⇒256.07 シーン2⇒204.05 シーン3⇒284.16 シーン4⇒177.77 |
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ファイナルファンタジーXIV ~ Alienware X51にて
2010年9月に発売した、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークテスト。先を見越した設定となっており、パソコン性能の向上を前提にしているため、要求されるスペックが非常に高いです。当サイトのテストではヒューラン(男)で統一。キャラクターによる負荷率は微々たる差のようです。スコアの目安ですが【2500~2999】で標準的な動作となります。 それに満たない場合はプレイできても動作が一部または全般に重いと判定されます。なお、【1500 未満】 は動作困難でプレイ不可です。 |
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ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク スコア | ||
LOW(1280×720) | SCORE = 7007 (とても快適 ) | |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 5112 (快適 ) | |
ロスト プラネット2のベンチマーク~ Alienware X51にてロストプラネット2のベンチマークテスト。PC版は2010年10月14日発売で、NVIDIA 3D Vision対応。前作は「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」。 |
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ロスト プラネット2のベンチマーク DirectX 11 解像度 1280×720 テストタイプAの結果 |
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115.9 fps | RANK A シーン1⇒109.4 シーン2⇒96.4 シーン3⇒147.2 |
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解像度 1920×1080フルスクリーン テストタイプAの結果 DirectX 11 | ||
75.1 fps | RANK A シーン1⇒74.1 シーン2⇒71.7 シーン3⇒83.9 |
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Alienware X51の消費電力
上記のベンチマーク時での消費電力を測ってみました。今回の構成のAlienware X51によるデータです。CPUをフルに稼働するCINEBENCH R10では110Wほど。ストリートファイター4、バイオハザード5、ファイナルファンタジー14のベンチマーク稼働中では大体180W前後でした。ACアダプタが330Wですので、高負荷時でも55%ほどの使用率。70%を超えていないので大まかにみて大丈夫でしょう。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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DELL Alienware X51レビュー~2012年10月時点
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