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もっと詳しく、SSDを解説
SSDが内蔵するNAND型メモリ、キャッシュメモリ、NANDメモリコントローラーについてもう少し解説していきます。とくに、NANDメモリコントローラーは体感速度やデータの信頼性につながる重要なポイントです。
NAND型メモリについて
NAND型メモリは、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)実際にデータが蓄えられる「NAND型メモリ」について解説しましょう。 NAND型とはNAND型はSSDやUSBメモリキー、SDカードなどに使われます。 集積度を上げられるので大容量化が可能で、書き込み速度はNOR型よりも速いです。信頼性はNOR型より劣るため、エラーを訂正する機能が必要となります。そのため、SSDにはメモリコントローラーを内蔵しています。 NAND型メモリの種類(SLCとMLC)フラッシュ・メモリは、セル(記録素子)ごとの記録量の違いでSLCとMLCのタイプがあります。SLCは高速性と信用性でMCLに勝りますが、容量が少ないうえに高価。 MLC(マルチ Level Cell) |
キャッシュメモリについて
キャッシュメモリは、NAND型メモリの管理情報、またはデータのキャッシュに使われます。容量の少ない書き込みでは、とくに速度アップに貢献します。 容量は16MB、32MB、64MB、128MBがあり、256MBという大容量のSSD製品もあります。SSD製品によっては容量未公開の場合もあります。 |
NANDメモリコントローラーについて
ウェアレベリングNAND型メモリは保存ブロックの上書きができません。ブロックコピーと呼ばれる処理を行います。一度、ブロック単位で完全消去したあと、別のブロックにバックアップしたデータに変更を加え、もとのブロックに書き戻す処理を行います。 不良ブロックの管理エラーが発生して読み書きに問題があった記録エリアを登録し、2度と使わないようにする機能。 エラー訂正機能NAND型メモリに記録したデータの信用性を確保する機能。 現在、主流のNANDメモリコントローラーIndilinx製のBarefoot、Intel製のPC29AS21AA0、JMicron製JMF612、 JMicron製のJMF602ではプチフリという一時的なフリーズ現象が確認されましたが、Indilinx製のBarefootをはじめ、プチフリしないことを売りにしたコントローラーが登場してきています。このあたりが、第2世代のSSDのコントローラーです。 プチフリとは一時的にOSからの反応がフリーズする現象。とくに低価格SSDに見られた現象で、JMicron製JMF602のコントローラーを採用したSSD製品で報告があります。この製品は、書き込みが集中するとプチフリが起きやすい。 第2世代SSD製品ではコントローラーの改善があり、心配しなくてもいいそうです。 |
Windows 7では、SSDを最適化サポート
SSDはインターフェースがHDDと共通しており、システムドライバーなどを必要とせずパソコンに搭載することが出来ます。つまりHDDと同じ感覚で使えます。OSにおいてもWindows XP、Windows Vista、Windows 7で使うことが出来ます。
(※XPでは、パーティションアライメントというパフォーマンス低下の公表あり。)
Windows 7では新たにSSDを最適化するサポートがされ、HDDとSSDを区別します。Windows 7にはTrimコマンドが実装されており、性能アップや寿命を延ばすための管理がされます。システムドライブにSSDを使うならWindows7は最適ですね。
※Trimコマンドとは SSDは、空白の記録エリアに書き込むときは問題ありませんが、不要となったデータが記録されているエリアへの上書きができません。一度、消去して空白にしてから書き込みます。これが前述したブロックコピーですね。 |
SSDのまとめ
SSDのメリット- ランダムアクセス性能では、HDDの数十倍という結果もあり
- 機械的な駆動パーツがないので、無音
- 機械的な駆動パーツがないので、振動や衝撃に強い
- 機械的な駆動パーツがないので、低消費電力
- 容量が少ない、価格が高い
- 書き換え回数に制限がある
- 長期間書き換えがないと自然放電が起き、データ消失
- 1世代のSSDは、一時的にフリーズするプチフリ現象が起きる可能性あり
- 使い込んでいくとベンチマークの結果が悪くなる報告もあり
「SSDは容量が少なく単価が高いが、HDDよりもすべての性能が勝る」と思わないで、保存データの信頼性にも注目しましょう。高速だが「繰り返し保存に向かない、長期保存も不安、容量が少ない」ことを考えると、システム用に最適です。
Windowsやアプリケーションなら、必要な容量はだいたい決まっていますし、繰り返し保存もほとんどありません。長期間保存で突然データ化けが起きても、システムなら復旧が可能です。バックアップの心配はさほどありません。
ですから、システム用のSSDと大容量データ用のHDDと組み合わせるのがベストです。
Core iシリーズの搭載パソコンにするなら、お勧め
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