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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年10月22日

Core i5-700シリーズの特徴

次はCore i5-700シリーズのまとめです。ひとことで特徴を言うと、Core i7-800シリーズからHTテクノロジーを省いたCPUです。ですから擬似8コア認識はされません。物理的コア数の通り、4コア(クアッドコア)です。
2009年10月時点で8コアをフル活用できるソフトはほとんどありませんから、4コアでも驚異的なスペックであることは言うまでもありません。

以上の説明ですべてですが、復習もかねておさらいしておきます。Core i7-800シリーズとほとんど内容がかぶります。

Nehalemマイクロアーキテクチャ
ブランド Core i7 Core i5
プロセッサー・ナンバー 950 920 870 860 750
動作周波数 3.06GHz 2.66GHz 2.93GHz 2.8GHz 2.66GHz
3次キャッシュ
メモリ
8MB
実装コア数
4コア
HTテクノロジー
HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア)
なし
ターボ・ブースト
あり
メモリ
トリプル・チャンネル
デュアルチャンネル
TDP
130W
95W
CPUソケット
LGA1366
LGA1156

2008年11月、Nehalemマイクロアーキテクチャの第一弾としてCore i7-900シリーズが登場しましたが、2009年9月に第2弾としてCore i7-800とCore i5-700シリーズが登場しました。

Core i5-700シリーズは、Core i7-900シリーズと同じNehalemマイクロアーキテクチャですが、プラットフォーム構造が改善されています。メモリコントローラーだけでなく、グラフィックス・インターフェースをCPU自体が内蔵したため、チップセットを介さず直接グラフィックカードにアクセスできるようになっています。さらに130Wから95Wへと省エネ化しています。

Core i5-700シリーズのポジション
種類 前CPU 後継CPU
クアッドコア Core 2 Quad 上位版:Core i7-900シリーズ
廉価版:Core i7-800シリーズ
下位版:Core i5-700シリーズ
デュアルコア Core 2 Duo Core i3(2010年登場予定)

前CPUとの後継関係は表の通り。Core i5-700シリーズはCore 2 Quadの後継になりますが、クアッドコアCPUの最下位ポジションとなります。
Core i5-700シリーズは、Core i7-900シリーズの廉価版であるCore i7-800シリーズのさらに下位版という位置づけです。単にHTテクノロジーがないというだけなんですけどね。そのため、擬似8コア認識がされません。
3枚のメモリを同時挿しするトリプル・チャンネルに対応しません。Core 2 Duoと同じく、デュアルチャンネル対応となります。

ネイティブ・クアッドコア

Core i7-800、Core i5-700シリーズのクアッドコア構造
Core i5-700シリーズは、Core 2 Quadの後継であるクアッドコア。Core 2 Quadでは分断されていたコアですが、Core i5-700シリーズはひとまとめです。いわゆるネイティブ・クアッドコア。4コアが共有する3次キャッシュメモリが内蔵されました。

ターボ・ブースト・テクノロジ搭載!

ターボ・ブースト・テクノロジー2コアターボ・ブースト・テクノロジーは、動作周波数を必要に応じて上げて高速処理を可能にします。使わないコアは電源をオフにして発熱を抑えます。マルチコアに最適されていないソフトの処理を速くする技術です。

音楽管理ソフトなどはマルチコアに対応していないものが多く、その場合は単に動作周波数の高いCPUのほうが速いです。まだ、マルチコアに対応するソフトは少ないので、クロックアップは重宝される技術です。Core i7-900シリーズ、800シリーズ同様、Core i5-700シリーズにも搭載しています。

メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェースを内蔵

Core i7-800、i5-700シリーズ
Core i5-700シリーズの構造は、Core i7-800シリーズと同じ
Core i5-700シリーズでは、メモリーコントローラーとグラフィックインターフェースを内蔵したので、メモリやグラフィックカードに直接アクセスできるようになりました。
高速アクセスを担当するチップセット(ノースブリッジ)の機能をCPUが取り込んだということは、CPUがチップセットを介さずに直接やりとりをできるので、メリットが高いです。

2009年10月時点で最上位である「Core i7-900シリーズ」は、メモリーコントローラーの内蔵までなので、下位版のほうが優れた構造というのは何とも言いがたい感じです。

studioxps8000デル販売終了製品
Studio XPS 8000
Core i7-800シリーズ、またはCore i5-700シリーズ搭載可能モデル。強化されたターボ・ブースト・テクノロジーを搭載。Core i7-800シリーズ搭載なら8スレッド処理が可能!ミドルレンジ以上のグラフィックカードが搭載可能。コストパフォーマンスもいいし、設置しやすいミニタワー型なので中級者にお勧め。

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