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まずは、パソコンパーツのトレンドを把握しておこう!
納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド

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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年11月3日

2010年、ハードディスクのトレンド

ハードディスク(HDD)は、Windowsのシステムや作成したデータを保存するパーツです。データを記録するディスク盤(プラッタ)とモーター駆動のヘッドが内蔵されています。

現在(2009年11月)のHDDの状態

HDDはパソコンパーツのなかでも進化が遅いパーツであり、構造上の理由から著しい速度アップは見込めません。現在がほぼ最速な状態とされています。
時代時代のトレンドとしては、容量アップに伴う1GBあたりの単価が安くなっていることです。それは、データを記録するディスク盤(プラッタ)の高密度化です。

HDDプラッタ
技術的にはプラッタの枚数を増やせば容量アップは簡単ですが、回転にかかる消費電力と故障率が高くなります。ですから、プラッタ1枚がどれだけ高密度(高容量)かがトレンドとなります。

なお、2010年にかけてのトレンドは次の通り。
3.5インチ型では1プラッタ300GB台から500GBへの移行がトレンド。
2.5インチ型では1プラッタ250GB台から300GBへの移行がトレンド。

ただし、プラッタ数まで気にして購入できるのは、単品で購入するときだけです。パソコン購入時ではHDDメーカーすら知ることはできません。増設用に自分で単品購入する際には参考にしてみてください。

HDD容量のトレンド

2009年11月時点のHDD容量のトレンドは、デルのローエンド機をチェックすると以下の通り。

デスクトップ(ローエンド機)は、320~500GB
ノートパソコン(ローエンド機)は、320~500GB

普通はデスクトップのほうが低コストで大容量の傾向にあるのですが、2009年11月時点のデル・ローエンド機に限っては、あまりその傾向がみられません。
市販のHDDでは1TB~1.5TBがお買い得になっています。デルで無理にカスタマイズ・アップしないで、2台目の追加として市販HDDを購入したほうがお得です。

増設または交換は難しくないですが、自己責任で行ってください。

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SSDにストレージの座をとられるわけではない

HDDと同じ役割をなすストレージとしてSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)があります。
USBメモリのようにフラッシュメモリを用いた媒体です。HDDのような機械式駆動ではないので、「無音、高速転送、低消費電力、耐衝撃」のメリットがあります。ただし、デメリットとして「容量が少なく、1GBあたりの単価が高い」ということはご存知の方も多いでしょう。

「容量が少なく、1GBあたりの単価が高い」といっても、32GBなら1万円以下で購入できますし、動画を溜め込まないユーザーなら充分な容量です。
では、インターネットやビジネス・ユーザーはもうHDDが必要ないのかというと、そういうわけではありません。

SSDは繰り返し保存に弱く、メーカーが保証している書き換え回数の目安があります。また、書き換えしない長期保存においても、自然放電によるデータの消失があります。5年以上の長期保存には注意が必要です。(システム用として3~5年なら問題ないとされる。)
また、プチフリと呼ばれる、OSからの反応が一時的にフリーズする現象や、使い込んでいくとベンチマークの成績がダウンする現象が報告されています。

こういったことから、単に大容量だけでないメリットがHDDにはあります。繰り返し保存や長期保存でもHDDなら大丈夫です。

SSDはHDDよりもまだ歴史が浅く、現在、コントローラの改善や寿命を延ばすウエアレベリングなどの技術が進んでおり、発展途上であることを理解しておきましょう。
SSDを使うなら復旧が可能なシステム用で、データバックアップにはHDDを使うべきです。

ハードディスクの構造

HDDの内部名称
プラッタ
データを記録するための磁気ディスクで、「プラッタ」と呼ばれます。
「プラッタ」とは、大皿とか円盤という意味です。このプラッタには磁性体が塗布および蒸着されており、鏡みたいにピカピカしています。

スピンドルモーター
プラッタを回転させるためのモーター。1分で5400回転、7200回転、10000回転と機種によって様々です。軸受け部分では、ベアリングではなく流動式の軸受けが多く採用され、静粛性が高められています。

磁気ヘッド
データの読み書きをする部分です。この磁気ヘッドはプラッタとは接触しておらず、磁気ヘッドとプラッタの間には、極々わずかな隙間があります。その隙間わずか10ナノメートルという近さ。
ハードディスクが物理的な衝撃に弱い理由は、磁気ヘッドがプラッタに接触すると壊れるからです。しかし、危険な状態になったら退避する技術などが搭載されているので、ある程度は安心です。

ステッピングモーター
指定されたトラックとセクター位置に、磁気ヘッドを移動させるためのモーター。精密に動きます。


現在主流のHDDインターフェース

sata
現在の主流は、Serial ATA(SATA)と呼ばれる細いケーブルで接続。
登場当初は1.5Gbps転送(1秒で150MBの転送速度)でしたが、現在では3Gbps転送(1秒で300MBの転送速度)と高速化されています。

高速化に伴いSATA2やSATA2.5と呼ばれるケースがありますが、新規格ではないのでただのSATAで簡略されているケースがあります。(デルでは簡略。)

IDE
昔のインターフェース。IDE(パラレル ATA/またはPATA)
2003~2004年ごろからパソコンを買い換えていない方は、このタイプを使っている場合があるので、買い換える理由にもなります。それに5年以上経っているので老朽化が心配です。

ケーブル
IDEとSATAの違い
それぞれ、データ転送の方式が異なります。
IDEはデータを同時に並行(パラレル)して転送するのに対し、SATAは単線で連続(シリアル)して転送します。

IDEのパラレル方式は、CPUが低クロック時代のもの

旧規格のIDEではパラレル方式による転送方法でした。これは複数の伝送線をひとまとめにしたケーブルを使い、並行してデータを転送します。CPUの動作周波数(クロック数)が低かった頃は、この方法だとクロックあたりの転送力が高く、よく採用されていました。
しかし、現在、CPUは昔と違い~GHzという高クロック数です。そこでこの方式ではノイズの影響を受けたり干渉したりして、転送速度にずれが生じます。つまり現在の高クロックCPUでは同期をとることが難しくなっています。
また、複数の伝送線をひとまとめにしているためケーブル幅が広く、パソコン内部の送風冷却の妨げにもなります。

SATAのシリアル方式は、高クロックのCPUに適応

そこで現在の主流として採用されているのがSATAのシリアル(連続)方式です。単線なので効率悪そうにも感じるのですが、現在のCPUが高クロックなので、高速で転送できます。パラレル方式のように同期をとる必要がないので、安定して転送できます。また、ケーブルが細いため、パソコン内部の送風冷却の妨げになりません。なお、外部デバイスと接続するUSBやIEEE1394もシリアル方式による転送です。


ハードディスクの一般的なサイズ

内蔵型のハードディスク
~インチはディスク盤(プラッタ)のサイズは指しています。
デスクトップ用の3.5インチ型(写真左)
ノートパソコン用の2.5インチ型(写真右)
一部ミニノートのような小型モデルには1.8インチ型が採用されています。1.8インチ型は最も消費電力や静音に優れますが、転送速度がイマイチなので、個人的にはミニノートでも2.5インチを搭載した製品がお勧め。

2.5インチ型は、3.5インチ型よりも転送速度が遅いですが、低消費電力で動作音も少ないためノートパソコンに採用されます。デスクトップ機で独自カスタマイズする場合、速度を犠牲にして、少しでも静音にするなら2.5インチを使う方法もあります。
ただし、デスクトップ機は3.5インチベイなので、2.5インチHDDに別売りマウンタを取り付けて3.5インチサイズにします。

HDDの回転数

データが記録されているディスク盤(プラッタ)が回転しヘッドが読み書きしますが、カスタマイズするHDDにはこの回転数が明記されています。回転数が多いほど読み書きが速くなりますが、その分、電力がかかり、発熱&騒音の原因にもなります。

デスクトップ
(3.5インチ型)
  • 一般的なのは、7200回転
  • 速いタイプで10,000回転。
  • 遅いタイプで5400回転。
ノートパソコン
(2.5インチ型)
  • 一般的なのは、5400回転
  • 速いタイプで7200回転。

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2010年、パソコン・スペックのトレンド

CPUのまとめ その他パーツ・トレンド グラフィックのトレンド OS インターフェース

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