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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年11月4日

ハードディスクを2台使う

HDD
ハードディスクを2台搭載するのが安心
ハードディスク(HDD)は、ディスク盤とモーター駆動のヘッドで動く機械式のため衝撃に弱いです。
落としたりぶつけたりといった衝撃はもちろん、停電などで強制的に電源が落ちたときの衝撃で破損することがあります。パソ兄さん自身も、起動中に誤ってコンセントを抜いてしまい故障させた経験があります。しかし、そのときはハードディスクを2台搭載していたので、データ用の1台は生きており貴重なデータが救われた経験があります。

Windowsやアプリケーションが入っていたシステム用HDDは滅しましたが、もう一台のデータ用HDDは助かったのです。パソ兄さんの経験上、システムの入ったHDDは頻繁に動いていることが多いので故障のリスクが高いと思います。システムは再インストールで復旧できるのでいいですが、作成したデータや貯めてきたデータが消えるのは厳しいですよね。そういうわけで、システム用に1台、データ用に1台を搭載することをお勧めします。

2台搭載メリット/ハードディスクを2台搭載する/
システム用とデータ用を分けることで、断片化の解消にもなります。

パーティションについて

お勧めとはいいませんが、パーティション設定というものがあります。
パーティションとは領域のことで、1台のハードディスクの領域を複数にわけることができます。2つの領域に分けた場合、パソコン画面では外見上2つのハードディスクがあるかのように見えます。

パーティション設定
このように、システムをいれる領域と通常のデータをいれる領域を分けることによって、断片化を回避できます。システムデータの散在を軽減できるので、処理速度にもつながります。ただし、1台のHDDですから故障すればデータは全滅します。
物理的に2台搭載したほうが安心なのはいうまでもありません。

RAID設定

ハードディスクを2台搭載するならRAID設定(レイド設定)というものがあります。
RAID設定とは複数のハードディスクを1つとして扱うことで高速性を高めたり、あるいは安全性を高たりする設定です。
高速性を高めた設定がRAID0(ストライピング)、安全性を高めたのがRAID1(ミラーリング)です。デルでカスタマイズする際に注文することができます。

RAID0(ストライピング)
1つのデータを、2台のハードディスクに分散して読み書きします。そのため1台のハードディスクに長々と読み書きするより速くなります。データを細切れにして保存しているので、1台のハードディスクが故障しただけでデータが未完になるのがデメリット。つまり1台が無事でもデータ自体は全滅。安全性を犠牲にしても速度重視派向け。
ストライピング


RAID1(ミラーリング)
2台のハードディスクに同じデータを書き込むので、1台のハードディスクが故障しても、同じデータをもつもう1台が、変わらずに機能しつづけるため安全性が高い。
デメリットは、同じデータを2台に書き込むため時間がかかることと、2台あっても1台分の容量しか使えないことです。速度よりも安定向け。
ミラーリング

外付けHDDを活用する

外付けハードディスクを活用しよう
バックアップするデータの容量が大きい場合は、外付けHDDを活用しましょう。
周辺機器として売られている外付けHDDより、内蔵HDDとHDDケースを購入することをお勧めします。

マウンタ兼接続端子に直結するボート
マウンタをつけて、

ケースに収納
HDDケースに収納するだけです。一部ねじ止めをするタイプからワンタッチ収納ができるタイプなど様々です。内蔵HDDを買い増しすれば、いくらでも交換できます。
外付けHDDが1台では足りないというユーザーには、コストを抑えることができます。


パソコンにつなぐ端子はUSB端子、IEEE1394、eSATA端子がありますが、HDDケースによって装備は様々です。現在(2009年時点)で最も高速なのは、HDDの内蔵インターフェースと同じ規格であるeSATA端子です。eSATAは体感できるほど、快適です。

USB端子(USB2.0)

USB外付けドライブやマウス、プリンターなど多くの周辺機器とつなぐことのできる端子です。単純にUSBと呼ばれていますが規格はUSB2.0で、480Mbps(1秒間に60MBの転送速度)と高速。旧規格であるUSB1.1と互換性を持ちます。
当然速度を出すには、つなぐ周辺機器がUSB2.0仕様でなければなりませんが、今売られている物はほとんどUSB2.0仕様です。パソコンの電源が入ったまま、ケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応しています。

昔のUSB1.1仕様の周辺機器をつなげた場合の速度は、USB1.1のままです。
(Lowスピードで1.5MB/1秒間、フルスピードで12MBの転送速度)。

IEEE1394

IEEE1394-4ピンタイプIEEE1394 (4ピン タイプ)
ビデオカメラとの接続はこのIEEE1394であることが多く、動画を取り込むためにパソコンとつなぐなら必要になる端子です。「IEEE1394a」と呼ばれることもありますが同じことです。(転送速度が2倍のIEEE1394bという規格があるので、区別化のためにIEEE1394aと呼ぶことがある。)
オーディオ業界で呼ばれる「DV端子」、Apple社が呼ぶ「Firewire」、ソニーが呼ぶ「i.Link」はこのIEEE1394のことです。。

転送速度は400Mbps(1秒間に50MB)で、数値上ではUSB2.0よりも若干遅くなります。しかし、USB2.0とは違いCPUに負担をかけずに転送できるため、実効速度は同じくらいといわれます。
パソコンの電源が入ったまま、ケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応しています。4ピンのIEEE1394は、6ピンのようにこの端子からの電源の供給はできません。

IEEEE1394-6ピンタイプ IEEE1394 (6ピン タイプ)
6ピンのIEEE1394は、この端子からの電源供給ができます。4ピンと6ピンとは互換性があります。

eSATA端子

eSATAの写真eSATA(External Serial ATA)。
直訳すると「外部SATA」になりますが、内蔵ハードディスクをつなぐSATA規格をそのまま外部用にしたものです。主に外付けハードディスクの接続に使われる高速インターフェースです。

これまで、外付けハードディスクの接続にUSB2.0やIEEE1394が使われてきましたが、これらはUSB2.0で60MB/sの転送速度、IEEE1394aで50MB/sです。

ところがSATA規格のハードディスクのは、前SATA規格で150MB/s、主流のSATA2では300MB/sの速度を持っています。

つまりUSB2.0でつなぐと、SATA2の転送スピードなら20%しかでません。現在のハードディスク速度ではUSB2.0もIEEE1394aも低速なのです。そこで外付け用に開発されたのがeSATAです。

電源が入ったままケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応しており、ケーブルは最長2mまでとなっています。内蔵型ハードディスクにつかわれるSATAケーブルと誤接続しないように、eSATAケーブルはコネクタ形状が異なります。内蔵用SATAはL字型コネクタ、外付けのeSATAはI字型コネクタです。


eSATA端子はどれくらい快適か?

eSATA端子とUSB端子での速度の違いをチェックしました。eSATAの理論値速度は300MB/sですが、当環境では66.7MB/s。速度はパソコンの環境に左右されます。

なお、6.54GBのデータを同じパソコンでバックアップしたときのタイムを測ると、結果、USB2.0よりもeSATAのほうが、2.3倍も速い!USB2.0より速いのは明らかに体感できます。

OS Windows Vista Home Basic SP1正規版 32bit版
CPU インテル Core 2 Duo プロセッサー E8400
(6MB L2 キャッシュ, 3GHz, 1333MHz FSB)
マザーボード GIGABYTE GA-EP45-DS3LR(チップセットP45)
メモリ 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ
HDD 500GB SATA2 HDD(7200回転)
グラフィック ATI RADEON HD 4650
USBUSB2.0
時間:3分49秒
速度:28.5MB/s

eSATAの写真eSATA
時間:1分38秒
速度:66.7MB/s

Core iシリーズの搭載パソコンにするなら、お勧め

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