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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年11月6日

もっと詳しく、SSDを解説

SSDが内蔵するNAND型メモリ、キャッシュメモリ、NANDメモリコントローラーについてもう少し解説していきます。とくに、NANDメモリコントローラーは体感速度やデータの信頼性につながる重要なポイントです。

NAND型メモリについて

NAND型メモリは、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)

実際にデータが蓄えられる「NAND型メモリ」について解説しましょう。
ちゃんと呼ぶなら「NAND型フラッシュメモリ・チップ」です。半導体メモリの1つですね。
フラッシュメモリとは、SDカードやUSBメモリにも使われる不揮発性メモリ。通電しなくてもデータを保持できます。なお、DDR2やDDR3メモリは通電しないとデータが消える揮発性メモリですが、不揮発性メモリより高速です。

NAND型とは

NAND型はSSDやUSBメモリキー、SDカードなどに使われます。 集積度を上げられるので大容量化が可能で、書き込み速度はNOR型よりも速いです。信頼性はNOR型より劣るため、エラーを訂正する機能が必要となります。そのため、SSDにはメモリコントローラーを内蔵しています。
(NOR型は、データ耐久性の信頼性が高いため、書き換える機会が少ないファームウェアやBIOSなどに使われます。 )

NAND型メモリの種類(SLCとMLC)

フラッシュ・メモリは、セル(記録素子)ごとの記録量の違いでSLCとMLCのタイプがあります。SLCは高速性と信用性でMCLに勝りますが、容量が少ないうえに高価。
そのため、SLCより性能が劣りますが、大容量化しやすく安価なMCLが主流です。
SLC(シングル Level Cell)
1セルに1ビットのデータを記録。 耐久性、書き込み速度でMLCに勝るかわりに、大容量化しにくく高価格。 頻繁に書き込みがされ、かつ、耐久性も重視されるサーバーなどに向いている。

MLC(マルチ Level Cell)
1つのセルに2ビットのデータを記録。 耐久性、書き込み速度でSLCに劣るかわりに、大容量化しやすく低価格。 SSDは、このMLCが一般的に普及していくと推測されます。


キャッシュメモリについて

キャッシュメモリは、NAND型メモリの管理情報、またはデータのキャッシュに使われます。容量の少ない書き込みでは、とくに速度アップに貢献します。
キャッシュメモリの種類はパソコンのメインメモリと同じDRAMなので、通電中にしかデータを記憶できません。

容量は16MB、32MB、64MB、128MBがあり、256MBという大容量のSSD製品もあります。SSD製品によっては容量未公開の場合もあります。


NANDメモリコントローラーについて


SSDの性能が決まる「NANDメモリコントローラー」について解説します。
NAND型メモリは、BIOSを保存するNOR型やHDDと比べるとデータの耐久性が劣るため、それをコントロールする機能が重要になります。それがNANDメモリコントローラーです。
データが蓄えられるNAND型メモリの性能差は、どの製品も似たりよったりですが、このNANDメモリコントローラーでSSDの基本性能が決まると言えます。では、NANDメモリコントローラーが持つ、機能の一部を紹介します。

ウェアレベリング

NAND型メモリは保存ブロックの上書きができません。ブロックコピーと呼ばれる処理を行います。一度、ブロック単位で完全消去したあと、別のブロックにバックアップしたデータに変更を加え、もとのブロックに書き戻す処理を行います。
これは少しのデータ変更でも無駄な書き込みが発生する、困った仕様です。
そのため、ウェアレベリングが記録エリアの記録回数を監視し、同じエリアに記録が集中しないように平準化します。劣化でデータ化けの原因となるトンネル酸化膜の保護にもなります。つまり、SSDの寿命を延ばす機能。

不良ブロックの管理

エラーが発生して読み書きに問題があった記録エリアを登録し、2度と使わないようにする機能。

エラー訂正機能

NAND型メモリに記録したデータの信用性を確保する機能。

現在、主流のNANDメモリコントローラー

Indilinx製のBarefoot、Intel製のPC29AS21AA0、JMicron製JMF612、
Samsung製のS3C29RBB01-YK40、東芝製のT6UG1XBG

JMicron製のJMF602ではプチフリという一時的なフリーズ現象が確認されましたが、Indilinx製のBarefootをはじめ、プチフリしないことを売りにしたコントローラーが登場してきています。このあたりが、第2世代のSSDのコントローラーです。
ただし、使い込んでいくとベンチマークの成績が悪くなるなどの問題点が報告されているので、SSDはまだ発展途上であるパソコンパーツですね。

※プチフリとは
プチフリとは一時的にOSからの反応がフリーズする現象。とくに低価格SSDに見られた現象で、JMicron製JMF602のコントローラーを採用したSSD製品で報告があります。この製品は、書き込みが集中するとプチフリが起きやすい。
第2世代SSD製品ではコントローラーの改善があり、心配しなくてもいいそうです。


Windows 7では、SSDを最適化サポート

SSDはインターフェースがHDDと共通しており、システムドライバーなどを必要とせずパソコンに搭載することが出来ます。つまりHDDと同じ感覚で使えます。OSにおいてもWindows XP、Windows Vista、Windows 7で使うことが出来ます。
(※XPでは、パーティションアライメントというパフォーマンス低下の公表あり。)

Windows 7では新たにSSDを最適化するサポートがされ、HDDとSSDを区別します。Windows 7にはTrimコマンドが実装されており、性能アップや寿命を延ばすための管理がされます。システムドライブにSSDを使うならWindows7は最適ですね。

※Trimコマンドとは
Windowsのゴミ箱に不要なファイルを入れて消去しても、記録媒体にはデータが残っています。ユーザーからは消えてなくなったように見えますが、この消去は消去マークが付くだけで記録エリアから消去されていません。Windowsが別途消去命令を出すまで、残っています。そこで、Trimコマンドです。不要なファイルだという情報をあらかじめSSDに伝えることで、SSDは最適な消去タイミングを図ることができます。

SSDは、空白の記録エリアに書き込むときは問題ありませんが、不要となったデータが記録されているエリアへの上書きができません。一度、消去して空白にしてから書き込みます。これが前述したブロックコピーですね。
そういう仕組みのため、不要となったデータを消去するタイミングが快適アップの肝になるわけです。


SSDのまとめ

SSDのメリット デメリット HDDとの併用がお勧め
「SSDは容量が少なく単価が高いが、HDDよりもすべての性能が勝る」と思わないで、保存データの信頼性にも注目しましょう。高速だが「繰り返し保存に向かない、長期保存も不安、容量が少ない」ことを考えると、システム用に最適です。
Windowsやアプリケーションなら、必要な容量はだいたい決まっていますし、繰り返し保存もほとんどありません。長期間保存で突然データ化けが起きても、システムなら復旧が可能です。バックアップの心配はさほどありません。
ですから、システム用のSSDと大容量データ用のHDDと組み合わせるのがベストです。

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