DELLパソコンを納得して購入するために、デルユーザーのパソ兄さんが、購入ポイントやカスタマイズ知識を解説します。
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今後(2010年)登場予定とされるCore i3とCore i9
これまで、すでに登場している「Core i7-900シリーズ」「Core i7-800シリーズ」「Core i5-700シリーズ」を紹介してきました。さらに2010年に登場予定とされるCore i3とCore i9を紹介します。これらのCPUもNehalemマイクロアーキテクチャになります。
Core 2 Duoの後継、Core i3
まずはCore i5の下位版となるCore i3を解説。Core i3は2010年第1四半期(4~6月)の登場とされています。発表されているプロセッサーナンバーは以下の通り。
ブランド | Core i3 | |
プロセッサー・ナンバー | 540 | 530 |
動作周波数 | 3.06GHz | 2.93GHz |
3次キャッシュ メモリ |
4MB |
|
実装コア数 | 2コア |
|
HTテクノロジー | HTテクノロジーで4スレッド(擬似4コア) |
|
ターボ・ブースト | なし |
|
TDP | 73W |
|
CPUソケット | LGA1156 |
上記、ラインナップ予定のCore i3を見ると、2コア(デュアルコア)仕様であり、事実上、Core 2 Duoの後継CPUです。しかし、HTテクノロジー実装なので4スレッド(擬似4コア)で動作します。
これで、ハイエンドの「Core i7」、ミドルエンドの「Core i5」、ローエンドの「Core i3」という位置づけが完成しそうです。
Core i3で新しくなること
Core i3はローエンド向けですが最新ということもあり、これまでのCore iシリーズより優れた面もあります。45nmから進歩し、32nmプロセスでの微細設計になっています。TDP(消費電力)は73Wで、これまでのCore iシリーズよりも省エネ化。Core i5のようにグラフィックコントローラとメモリコントローラを内蔵しただけでなく、オンボードグラフィックを内蔵。これによりパソコン自体のシンプル設計が可能になるわけです。

ただしCore i7-900、800シリーズやCore i5-700シリーズより下位なので、基本的に劣る点は次の3つです。
- クアッドコアでなく、デュアルコアであること(ただし、HTテクノロジーで擬似4コア)。
- ターボ・ブーストが非搭載なので、シングルスレッドでの特別高速化はされない。
- 3次キャッシュメモリは、半分の4MB。
さらに、NehalemマイクロアーキテクチャのCPUとしてPentiumブランドが継続しますが、これはCore i3よりも下位クラス。すでに2009年10月時点、Core 2 Duoが一般的でPentiumが地味な存在になっていますが、今後も同じようなことになるでしょう。
なお、おさらいと比較資料を兼ねて、これまで紹介したCore i7、Core i5のスペック表を掲載しておきます。
ブランド | Core i7 | Core i5 | |||
プロセッサー・ナンバー | 950 | 920 | 870 | 860 | 750 |
動作周波数 | 3.06GHz | 2.66GHz | 2.93GHz | 2.8GHz | 2.66GHz |
3次キャッシュ メモリ |
8MB |
||||
実装コア数 | 4コア |
||||
HTテクノロジー | HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア) |
なし |
|||
ターボ・ブースト | あり |
||||
メモリ | トリプル・チャンネル |
デュアルチャンネル |
|||
TDP | 130W |
95W |
|||
CPUソケット | LGA1366 |
LGA1156 |
2010年1月には、Core i5の新ナンバーが登場予定
Core i3の登場前の2010年1月、Core i5の新ナンバーが登場予定です。Core i5-600シリーズになります。Core i3とほぼ同じ仕様ですが、Core i3にはないターボ・ブーストが搭載されているので、シングル・スレッドのソフトでも高速化が可能です。Core i5-700シリーズの下位版と捉えるより、Core i3の上位版と捉えたほうが理解が早いです。しかし、Core iシリーズのポジションは複雑化していますね。
ブランド | Core i5-600シリーズ | ||
プロセッサー・ナンバー | 670 | 660 | 650 |
動作周波数 | 3.46GHz | 3.33GHz | 3.20GHz |
3次キャッシュ メモリ |
4MB |
||
実装コア数 | 2コア |
||
HTテクノロジー | HTテクノロジーで4スレッド(擬似4コア) |
||
ターボ・ブースト | あり |
||
TDP | 73W |
||
CPUソケット | LGA1156 |
Core i5-600シリーズが700シリーズと違う点
- クアッドコアでなく、デュアルコアであること(ただし、HTテクノロジーで擬似4コア)。
- 3次キャッシュメモリは、半分の4MB。
- TDPが73Wで省エネ
Core i9
インテルでは、コードネーム:Gulftown(ガルフタウン)というCPUを2010年に発売するそうですが、これがCore i9となるようです。3次キャッシュメモリは12MB搭載し、6コアを実装するヘキサ・コア。しかもHTテクノロジーで12スレッド(擬似12コア)という、新時代のマルチコアです。
ターボ・ブーストの搭載は不明、TDP130W、まず登場するCore i9が2.40GHz しかないとのことで一部のユーザーは拍子抜けしている面もあります。
実際、登場してみないと真相は分からないので、あくまで噂情報ということで。
現状で、どのCore iシリーズにするか考える現在(2009年10月)時点で、分かっている情報をまとめると、Core i5-700シリーズがお買い得ではないかと思います。Core 2 Duoの後継であるCore i3を待っても、実装コアはデュアルコアですし、ターボ・ブーストがないのでマルチコアに対応していないソフトの高速化はありません。それなら4つのコアを持つクアッドコアで、ターボ・ブーストもあるCore i5-700シリーズがお買い得ではないでしょうか。Core i7の擬似8コアも気になりますが、8スレッド対応ソフトは稀ですし、そうそう普及するとは思えません。ただし、ソフトのマルチコア対応化は進んでいるので4コアで充分です。
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2010年、パソコン・スペックのトレンド
- 2010年は、Nehalemマイクロアーキテクチャへ移行
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より