DELLパソコンを納得して購入するために、デルユーザーのパソ兄さんが、購入ポイントやカスタマイズ知識を解説します。
まずは、パソコンパーツのトレンドを把握しておこう!

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Core i7、Core i5を理解する:まずは基礎知識
ようやく、CPU自体の解説に入ります。ただし、いきなりCore i7やCore i5の特徴を説明すると、事前知識がない人はさっぱり分からないでしょう。そのため、まず、一世代前(Coreマイクロアーキテクチャ)のCore 2 Duoを題材に知っておくべき項目を説明します。ちなみに、Core 2 Duoの後継が、2010年発売予定のCore i3。
Core 2 Quadの後継が、Core i7、Core i5です。なお、Core i5はCore i7の廉価版
まずは基礎知識
デルのサイトでカスタマイズできる仕様をチェックすると、次のような表記を見かけます。
インテル Core 2 Duo プロセッサー E8400 (6MB L2キャッシュ, 3GHz, 1333MHz FSB)
これが、どういうものか理解していないのなら、続きをお読みください。
ブランド | プロセッサー・ナンバー | キャッシュ・メモリ | 動作周波数 | システムバス | プロセス |
Core 2 Duo | E8400 | 6MB L2 キャッシュ | 3GHz | 1333MHz FSB | 45nm |
ブランド:
インテルの製品ブランドです。コアを2つ持つ(デュアルコア)のCore 2 Duo、コアを4つ持つ(クアッドコア)のCore 2 Quadなどがあります。また、下位ブランドのCeleronやPentiumブランドは旧マイクロアーキテクチャ時代から続いており、同じブランドでも世代が変われば別物なので注意が必要です。さらに難解なことに、Core i5ではデュアルコアとクアッドコアが混在するので、ブランド名だけでは特徴を判断できなくなっています。あくまで、商品イメージや「これぐらいの作業ができるだろう」といった目安です。
プロセッサーナンバー:
ブランドごとに割り振られているナンバー。昔はプロセッサーナンバーがなく、スペックである動作周波数で認識されていました。動作周波数が高ければ高いほど高性能という時代だったので、ナンバーは必要ありませんでした。しかし、マルチコアやHTテクノロジーによるデータ処理の分散化がされると、「動作周波数の高さが処理速度のすべて」ではなくなっているので、ブランドとナンバーで製品を認識するようになっています。
数字が高いほど高性能の傾向にありますが、実際は数字が低いものが高いものと同等性能だった事例もあるので、あくまで認識ナンバーです。インテルも「数字が高いほど高性能」とは言っていません。
キャッシュ・メモリ:
キャッシュ・メモリとは、CPUが内蔵するメモリです。別途パソコンパーツとして搭載するメモリ(メインメモリ)とは違います。CPUはメインメモリに蓄えられたデータを受け取りながら処理を行いますが、スピードアップのため頻繁に扱うデータはキャッシュ・メモリに蓄えます。
キャッシュ・メモリはメインメモリより容量が遥かに少ないですが、メインメモリより遥かに速いので、処理頻度の高いデータを蓄えるのです。高性能なCPUほど、多くのデータを蓄えられます。
キャッシュ・メモリは1次キャッシュ、2次キャッシュ、3次キャッシュなど複数ありますが、CPUによって2次キャッシュまで、3次キャッシュまでと決まっています。数字が若いほど高速ですが容量も少なくなります。なお、表記はL1、L2、L3キャッシュというケースが多いです。
動作周波数(クロック数):
2005年ごろまでは一番重要視されていたスペック。クロック数ともいいます。同じ構造のCPUならこの数値が高いほど処理が速くなります。しかし、マルチコアによる複数同時処理(マルチスレッド)が注目されている現在では、「動作周波数の高さが処理速度のすべて」ではなくなっています。ただし、複数同時処理(マルチスレッド)に対応していないソフトではこの動作周波数の高さが処理速度につながります。なお、プログラムを変更して定格以上の動作周波数にすることを「オーバークロック」といいます。
システムバス:
CPUとチップセットを結ぶデータ伝送路。(※チップセットとは、パソコンパーツを管理する中核チップ)。Core 2 DuoなどのCore マイクロアーキテクチャではFSB(Front Side Bus)が採用されています。Core 2 Duoには800MHz、1066MHz、1333MHz FSBがあり、数値が高いほど高速。数値が大きいほど「大きな幅の道路」とイメージすれば理解が早いです。なお、Core i7以降はFSBが廃止されており、QPIやDMIといった伝送路になっています。
プロセス:
「プロセスルール」ともいいますが、CPUのフタを開いて顕微鏡で見ることのできる配線の幅です。~ナノメートル (nm) で表記されます。時代とともに配線幅が微細化しており、Core 2 Duoでも65nmから45nmへと微細化しました。つまり数値が低いほどハイテクな技術ということです。微細化されると省スペースで設計ができ、基盤に余裕ができます。そうして、新しい回路を設計することで新型のCPUが登場するわけです。
Core i7、Core i5では45nmから登場しています。2010年には32nmが登場予定。
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次はCore i7、Core i5を理解する:マルチコアについて
2010年、パソコン・スペックのトレンド
- 2010年は、Nehalemマイクロアーキテクチャへ移行
- 今、Core 2 Duoパソコンを買うのは得策ではないのか?
- Core i7、Core i5を理解する:まずは基礎知識
- Core i7、Core i5を理解する:マルチコアについて
- Core i7、Core i5を理解する:HT テクノロジーとは
- Core i7、Core i5を理解する:ターボ・ブースト・テクノロジー
- Core i7-800、i5-700シリーズは強化されたターボ・ブースト・テクノロジー
- Core i7-800、i5-700シリーズのプラットフォーム
- Core 2 Duoの特徴
- Core 2 Quadの特徴
- Core i7-900シリーズの特徴
- Core i7-800シリーズの特徴
- Core i5-700シリーズの特徴
- 今後(2010年)登場予定とされるCore i3とCore i9
- パソコンのカスタマイズについて
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- SSD(Solid State Drive)のトレンド
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- ブルーレイドライブを検討する
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より