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Core i7-800シリーズの特徴
次はCore i7-800シリーズのまとめです。後発ですが、Core i7-900シリーズの廉価版となります。しかし、Core i7-900シリーズよりも優れた構造がメリットです。
Nehalemマイクロアーキテクチャの第2弾!Core i7-800シリーズ
2008年11月、Nehalemマイクロアーキテクチャの第一弾としてCore i7-900シリーズが登場しましたが、2009年9月に第2弾のCore i7-800シリーズが登場しました。
Core i7-900シリーズとどこが変わった?
Core i7-800シリーズは、Core i7-900シリーズと同じNehalemマイクロアーキテクチャですが、プラットフォーム構造が改善されています。メモリコントローラーだけでなく、グラフィックス・インターフェースをCPU自体が内蔵したため、チップセットを介さず直接グラフィックカードにアクセスできるようになっています。さらに130Wから95Wへと省エネ化しています。
それでいてCore i7-900シリーズ同様にHTテクノロジーを実装するので、システムからは8コア認識で動作します。
Nehalemマイクロアーキテクチャ | |||||
ブランド | Core i7 | Core i5 | |||
プロセッサー・ナンバー | 950 | 920 | 870 | 860 | 750 |
動作周波数 | 3.06GHz | 2.66GHz | 2.93GHz | 2.8GHz | 2.66GHz |
3次キャッシュ メモリ |
8MB |
||||
実装コア数 | 4コア |
||||
HTテクノロジー | HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア) |
なし |
|||
ターボ・ブースト | あり |
||||
メモリ | トリプル・チャンネル |
デュアルチャンネル |
|||
TDP | 130W |
95W |
|||
CPUソケット | LGA1366 |
LGA1156 |
Core i7-900シリーズとの差別化は?
Core i7-800シリーズは、先行しているCore i7-900シリーズの下位版という位置づけのため、部分的に差別化されています。そのため、3枚のメモリを同時挿しするトリプル・チャンネルに対応しません。Core 2 Duoと同じく、デュアルチャンネル対応となります。
CPUソケットはLGA1366なので、同じNehalemマイクロアーキテクチャであってもCore i7-900シリーズとは互換性がありません。
種類 | 前CPU | 後継CPU |
クアッドコア | Core 2 Quad | 上位版:Core i7-900シリーズ |
廉価版:Core i7-800シリーズ | ||
下位版:Core i5-700シリーズ | ||
デュアルコア | Core 2 Duo | Core i3(2010年登場予定) |
Core i7-800シリーズのポジションは?
前CPUとの後継関係は表の通り。Core i7-800シリーズはCore 2 Quadの後継になりますが、Core i7-900シリーズの廉価版ポジション。しかし、HTテクノロジーがあるのでCore i5-700シリーズより上位です。
ネイティブ・クアッドコア
Core i7-800シリーズは、Core 2 Quadの後継であるクアッドコア。Core 2 Quadでは分断されていたコアですが、Core i7-800シリーズはひとまとめです。いわゆるネイティブ・クアッドコア。4コアが共有する3次キャッシュメモリが内蔵されました。
HTテクノロジー搭載!
HTテクノロジーは命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術です。Core i7-900シリーズ同様、Core i7-800シリーズにも採用されてます。
HTテクノロジーのおかげで、OSからは8コアと認識されます。
ターボ・ブースト・テクノロジ搭載!
ターボ・ブースト・テクノロジーは、動作周波数を必要に応じて上げて高速処理を可能にします。使わないコアは電源をオフにして発熱を抑えます。マルチコアに最適されていないソフトの処理を速くする技術です。
音楽管理ソフトなどはマルチコアに対応していないものが多く、その場合は単に動作周波数の高いCPUのほうが速いです。まだ、マルチコアに対応するソフトは少ないので、重宝される技術です。Core i7-900シリーズ同様、Core i7-800シリーズにも搭載しています。
Core i7-800シリーズでは、メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェースを内蔵
Core i7-900シリーズやCore 2 Quadでは、チップセットが2つあり、それぞれ高速と低速パーツを担当している構造です。しかし、Core i7-900シリーズはCPUにメモリコントローラーを内蔵したため、CPUがダイレクトにメモリにアクセスできるようになりました。
さらにCore i7-800シリーズでは、グラフィックインターフェースまで内蔵したので、グラフィックカードに直接アクセスできるようになりました。
CPUとチップセットをつなぐ伝送路は、Core i7-900シリーズが採用しているQPI(Quick Path Interconnect)ではなく、DMIを採用。DMIはもともとチップセット(ノースブリッジ)とチップセット(サウスブリッジ)をつなぐ伝送路ですが、Core i7-800シリーズではCPUとチップセットをつなぐのに採用しています。
Core i7-800シリーズの構造をまとめると、チップセット(ノースブリッジ)の機能をCPUが内蔵し、チップセットとして扱われているのはサウスブリッジ機能になります。
高速アクセスを担当するノースブリッジの機能をCPUが取り込んだということは、CPUが直接やりとりをできるので、メリットが高いです。
以上のことから、Core i7-800シリーズは、、Core i7-900シリーズの構造に勝っていると考えられます。しかし、あくまで廉価版ポジションなので、メモリはトリプルチャンネルに対応しません。
Studio XPS 8000
Core i7-800シリーズ、またはCore i5搭載可能モデル。強化されたターボ・ブースト・テクノロジーを搭載。Core i7-800シリーズ搭載なら8スレッド処理が可能!ミドルレンジ以上のグラフィックカードが搭載可能。コストパフォーマンスもいいし、設置しやすいミニタワー型なので中級者にお勧め。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より