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CoffeeLake ~ 第8世代Coreプロセッサ
2017年10月に登場したCoffeeLakeマイクロアーキテクチャ。デスクトップ向けの主力は第8世代Coreプロセッサである。「Core i7が6コア12スレッド、Core i5が6コア6スレッド、Core i3が4コア4スレッド・・」とマルチスレッドの性能が大幅に向上。このCoffeeLakeからCore i7やi5のメインストリームが6コアとなる。過去、4コア(非ネイティブ)のCore 2 Quadから約11年ぶりの物理コア増加である。下位には同設計のPentium Gold(2コア4スレッド) 、Celeron(2コア2スレッド)がある。
プロセスルールはKabyLakeと同じだが改良されており、14nm++となっている。DDR4対応のメモリコントローラを内蔵。内蔵グラフィックでは4Kコンテンツの対応強化が見られる(第8世代Coreプロセッサでは、インテルUHD グラフィックス630を統合 )。CPUソケットはLGA1151。無記載の通常版のほか、倍率ロックフリーのKシリーズ、小型パソコン向けの低消費電力版Tシリーズがある。(例:Core i7-8600 TDP 65W、 Core i7-8600K TDP 95W、 Core i7-8600T TDP 35W)。対応チップセットはZ370など。
- 第8世代 Core i3-8100
(4コア/4T、6MBキャッシュ、3.6GHz / ターボ無) TDP 65W 【 UHD グラフィックス630 】 - 第8世代 Core i5-8400
(6コア/6T、9MBキャッシュ、2.8GHz / 最大 4.0GHz) TDP 65W 【 UHD グラフィックス630 】 - 第8世代 Core i7-8700
(6コア/12T、12MBキャッシュ、3.2GHz / 最大 4.6GHz) TDP 65W 【 UHD グラフィックス630 】
- 第8世代 Core i7-8700K
(6コア/12T、12MBキャッシュ、3.7GHz / 最大 4.7GHz) TDP 95W 【UHD グラフィックス630 】
- 第8世代 Core i3-8100T
(4コア/4T、6MBキャッシュ、3.1GHz / ターボ無) TDP 35W 【 UHD グラフィックス630 】 - 第8世代 Core i5-8400T
(6コア/6T、9MBキャッシュ、1.7GHz / 最大 3.3GHz) TDP 35W 【 UHD グラフィックス630 】 - 第8世代 Core i7-8700T
(6コア/12T、12MBキャッシュ、2.4GHz / 最大 4.0GHz) TDP 35W 【 UHD グラフィックス630 】
- Pentium Gold G5400
(2コア/4T、4MBキャッシュ、3.7GHz) TDP 58W 【 UHD グラフィックス610 】
【 総括!デスクトップパソコン向けCPUの、アーキテクチャ 】
第8世代Coreプロセッサ搭載PCレビュー
※CoffeeLakeは改良版であるCoffeeLake Refreshに互換対応しているため、一部のモデルでは第9世代Coreプロセッサ搭載で再レビューしている。
DELL Inspiron シリーズ
![]() 2018年7月論評 CoffeeLake |
レビュー時点ではCore i7-8400が搭載できるため、エントリーモデルでありながら6コア・マシンとなる。DELLでのサポートではグラフィックカード非搭載であるが、内蔵グラフィックでも比較的ライトなゲームならプレイも可能な性能を持つ。主要端子として、USB3.1-Gen1×2基、USB2.0端子×4基、SDカードスロット、ギガビットイーサーLAN端子を装備する。M.2 SSD (SATA接続) + 3.5インチHDDの、デュアルストレージ構成が可能。拡張性は低いがコンパクトな設置ができる。 レビュー機はCore i5-8400 + 内蔵グラフィックの構成 |
2019年10月論評 |
レビュー時点での最高構成では、Core i7-8700+GeForce GTX 1060(3GB版)が搭載できるため、エントリーシリーズにしては設定スペックが高めなモデル。構成次第では入門的なゲーム機や動画編集用途にもいける。またNVMe SSDに対応しており、システムの起動も速い。 内部構造がかなりシンプルでありながら、「スリム光学ドライブ、3.5インチ×1基、2.5インチ×2基、M.2スロット×1基」のストレージ拡張性を持つ。デメリットとして装備端子や拡張スロットが乏しいが、ミニタワーの系統でありながら従来よりも非常にコンパクト化しており設置しやすくなった。PCケースファンを搭載しないが、パッシブダクトを採用しており、集中的にCPUを空冷するエアーフローとなっている。 レビュー機はCore i7-8700 + GeForce GTX 1060 の構成 |
CoffeeLake Refresh互換対応しているため、Core i7-9700搭載で再レビュー。 チップセットは変わらずインテルB360。 ※最新チップセット(B365)に代わったInspiron 3671が販売されている。 レビュー機はCore i7-9700 + 内蔵グラフィックの構成 |
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![]() 2018年6月論評 CoffeeLake |
CoffeeLake設計のミドルレンジ・ゲームPC。Core i7-8700やGeForce GTX 1070が搭載できるため、中級者以上のハイスペックPCで、ゲームや編集機に向いている。内部にはLED照明を搭載しており、その光が外装のスリットから見えるデザインとなっている。拡張性もわりとあり、ユーザー自身がカスタマイズもしやすい。ATX電源では460Wを搭載しており、ハイエンドクラスとまではいかないが、ATX電源規格なので換装は容易。 レビュー機はCore i7-8700 + GeForce GTX 1070の構成 |
![]() 2018年3月論評 CoffeeLake- Refresh互換 |
デスクトップPCでは例年人気のタイプ。スイングアームの構造で従来のミニタワー型よりも奥行きが短くなっておりコンパクト性に長けている。HDDベイ×3基、M.2スロット×1基持ち、ストレージの拡張性が高い。排熱に効率的な上面排気ファン(9センチ角)を搭載。第8世代 Core i7-8700(6コア12スレッド)を搭載。最大でGeForce GTX 1060搭載可能(調査時点)。USB3.1-Gen2端子を装備しており、高速アクセスが可能。光学ドライブはスリム型を採用。460W ATX電源ユニット(自作と同じ規格)を搭載しており、サポート外だが換装可能。 レビュー機はCore i7-8700 + GeForce GTX 1060の構成 |
CoffeeLake Refreshに互換対応し、Core i7-9700が搭載された。グラフィックカードの選択肢も刷新。 チップセットはZ370のまま レビュー機はCore i7-9700 + GeForce GTX 1660 Ti の構成 |
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![]() 2018年3月論評 CoffeeLake- Refresh互換 |
XPSタワー(XPS 8930)よりも高性能なパーツが搭載できる強化版。基本ベースは同じだが、フロントパネルがアルミであり、見た目のプレミアム感を向上。上面排気には更に大型の12センチ角ファンを搭載。調査時点での最大はCore i7-8700K+GeForce GTX 1080搭載。ただ、電源が変わらず460Wなのが懸念要素で、オーバークロックにはやや不向きな印象。 レビュー機はCore i7-8700 + GeForce GTX 1070 の構成 |
CoffeeLake Refreshに互換対応し、Core i7-9700およびCore i7-9700Kが搭載可能となった。グラフィックカードの選択肢も刷新。 フロントパネルはポリカーボネート(工業プラスチック)に、12センチ角ファンは9センチに格下げされた。 チップセットはZ370のまま 。 レビュー機はCore i7-9700 + GeForce RTX 2060 の構成 |
![]() 2018年7月論評 CoffeeLake |
チップセットZ370を採用したCoffeeLake設計の上級ミドルタワー。 レビュー時点ではCore i7-8700Kが搭載でき、オーバークロック対応。オプション対応が様々あり「水冷システム、オーバークロックメモリのXMP、デュアルグラフィックカードなど」がある。ストレージの拡張性も高く、工具レスでカスタマイズできる機構。LED配色できるイルミネーション機能付き。大口径12センチ角ファンを2基搭載し、前面吸気&天井排気のエアーフローとなっている。また電源ユニットは別のエアーフローを確立しており、オーバークロック対応マシンとして、冷却システムに優れた印象。安定した通信が確保できるkillerネットワークを採用。 レビュー機はCore i7-8700K + GeForce GTX 1080 Ti の構成 |
![]() 2018年7月論評 CoffeeLake |
レビュー時点での最高構成では、Core i7-8700+GeForce GTX 1050が搭載できるため、ビジネスマシンとしてはそこそこハイパフォーマンスのモデルである。PCケースファンを搭載しないが、パッシブダクトを採用しており、集中的にCPUを空冷するエアーフローとなっている。搭載する290W電源は80PLUS BRONZE認証。 内部構造がかなりシンプルでありながら、「スリム光学ドライブ、3.5インチ×1基、2.5インチ×2基、M.2スロット×1基」のストレージ拡張性を持つ。デメリットとして装備端子や拡張スロットが乏しいが、ミニタワーの系統でありながら従来よりも非常にコンパクト化しており設置しやすくなった。 一番の懸念は電源ユニットの特異性でPC筐体の拡張性をフルに活かせないことである。 レビュー機はCore i7-8700 + GeForce GTX 1050の構成 |
第8世代Coreプロセッサ(Tシリーズ)
一体型など小型パソコン向けの低消費電力版、CoffeeLake-Tシリーズ搭載。(例えば通常版であるCore i7-8600 がTDP 65Wなのに対し、 Core i7-8600Tでは TDP 35W)。一体型のDELL Inspiron シリーズ
![]() 2018年8月論評 CoffeeLake (Tシリーズ) |
27インチ大画面のタッチ&狭額の一体型PC。広視野角IPSパネル採用。非光沢なので長時間用途にもいい。多関節スタンドのため画面の角度調節が柔軟に設定できる。HDMI端子では入出力の両方を装備。VESA規格対応のため、市販のモニタアームも取り付けできる。 |
![]() 2018年8月論評 CoffeeLake (Tシリーズ) |
狭額ディスプレイベゼルの一体型パソコン。多関節スタンドにより自在な角度調整が可能。広視野角のIPSパネルを採用し、非光沢なので長時間でも目に優しい。HDMI端子では入力/出力の両方を持ち、Inspiron 24 (5477)をモニタ代わりにしたり、また外部ディスプレイへの接続ができる。光学ドライブ搭載していない。VESA(100mm×100mm)マウント対応。レビュー時点ではデスクトップ向けの低消費電力プロセッサのCore i3-8100TまたはCore i5-8400Tを搭載。単体GPUとしてNVIDIA GeForce GTX 1050が搭載できるのでグラフィック性能向上も可能。 レビュー機はCore i5-8400T + GeForce GTX 1050 の構成 |
Pentium Gold (CoffeeLake設計)搭載
![]() 2018年7月論評 CoffeeLake (Pentium Gold) |
幅93mm×293 mm×290 mmのコンパクト筐体で、Pentium Gold G5400からCore i7-8700まで幅広いCPUが選択できる。グラフィックカードやSSDのサポートはないが、拡張性として「PCI Express x1が1基、PCI Express16が1基、M.2 スロット」があるので、ユーザーサイドでの独自搭載は可能。エントリーモデルであり、200W電源かつロー・プロファイルに限られることから、どうしょうもないグラフィックカードを搭載するよりも、CPUに予算を振ったほうが何かとメリットが大きいモデルである。 レビュー機はPentium Gold G5400 + 内蔵グラフィックの構成 |
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DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より