19.5インチ一体型タッチパソコン(Inspiron 3052)で、SSD換装レポート
Inspiron 3052の内部構造(分解チェック)
Inspiron 20 3000シリーズこと、Inspiron 3052をレビューしている。背面カバーを外して、ドライブやマザーボードなどの内部構造をチェックする。2016年5月論評 Airmont設計 |
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※2016年5月20日時点のレビュー。詳しくはDELLサイトにて。
Inspiron 3052の背面カバーを外す
予め、DELLサイトからInspiron 3052のサービスマニュアルをダウンロードして、分解の手順を調べておく。
スタンドから外すが、ホームセンターなどで売っているプラスチックのヘラを使い、スタンドカバーをこじ開ける。工具ドライバや指先だけだと傷が残ったりツメが折れる可能性があるので、プラスチックのヘラはあったほうがいい。(すでに当方ではDELLレビューのアイテムになっている。)
スタンドの金属部がむき出しになったら、ネジを2本外す。これでスタンドが取れる。
取り外したイーゼル・スタンド。公称では560gとあるが、実際測ると587gあるので、面積の割に少々重い。
ちなみにまたカバーを戻すと、でっかいタブレットPCみたいになるが、ACアダプタの接続は必須。
スタンドを外すと、100mm × 100mmのVESAマウンタのネジ位置がみえる。VESA規格のモニタアームが取り付けられる仕様になっている。さて、ここから底面カバーを開けるのだが、ダウンロードしたマニュアルと構造が違う。マニュアルの方は光学ドライブがないモデルで書かれており、一部変わっているようだ。
開け方が底面に刻印されていたので、そのとおりに実施してみた。左上の溝にある金属を棒で押し込み、ロックが外れた光学ドライブを引き出す。
スリム型光学ドライブが取り外せた。先端にはロック機構となっているつっぱりが確認できる。
底面カバーはネジで留められておらず、すべてツメで引っ掛けている機構である。光学ドライブを取り外した隙間から手をいれて、右に向かってこじ開ける。引っ掛けているツメの数が多いので、ヘラを活用しながらツメを折らないように慎重にあける。一度ツメを折ってしまうと、次からはカバーの締りが緩くなるので、あまり開閉をしたくない作業だ。
底面カバーを外したときの内部構造。左上が光学ドライブで、その下が2.5インチHDD、右半分はマザーボードで金属のプレートでカバーされている。
下の黒い場所はスピーカの配置。
スリム光学ドライブ
光学ドライブのスペース。スリムラインSATAの電源とコネクタ。
底の部分は液晶パネルの裏側となっており、このInspiron 3052実機ではAU Optronicsのロゴがあった。BenQグループの液晶パネルメーカーを採用しているようだ。ただし、製造時期によって採用するパネルメーカーは異なるのかもしれない。
光学ドライブの内蔵はこのような様子となる。※背面カバーの着脱には、一旦取り外さないといけないパーツなので、ここでは暫定的に取り付けてみただけ。
2.5インチHDD
専用のドライブマウンタで固定されている2.5インチHDD。9.5mm厚のHDDだった。マウンタでは両サイドをネジ止めするので7mm厚のタイプでも問題無いだろう。マウンタに沿ってケーブルが引っ掛けてあるので、うまく外す必要がある。
ドライブマウンタの下には、液晶パネルに繋がる基盤があるので、扱いには注意する。
マザーボード
金属カバーを外して、Inspiron 3052のマザーボードをチェックする。ファンレス構造だが、CPUとメモリの位置には通気口のパンチ穴が設けられている。
マザーボードの様子。数はそんなに多くはないが、オール・固体コンデンサとなっていた。ファンレス構造のため、高耐久性の固体コンデンサを採用しているようだが、Atom系のPCなので大した発熱もない。
Pentium N3700のヒートシンク、メモリスロット1基、無線LANカードの搭載が確認できる。1スロットしかないので、8GBメモリにしたい場合は、増設ではなく換装となる。
SSDに換装する
DELL側でSSD構成モデルを出してほしいところだが、無いので自分で換装した。メインPCから引退させた、XPS 8300に換装して使っていたSSD(Crucial Real SSD C300)だ。もう5年ほど使ったSSDであり、くたばり具合が気になったが、そのまま使うことにした。元々システム用に使っていたので書き換えの劣化は少ないだろう。事前にGPTフォーマットをかけておいた。
先に回復ドライブを作成しておく
紹介の順序が逆になってしまったが、事前に16GB USBメモリに回復ドライブを作成しておいた。これが換装した新規ストレージにシステムを入れるインストーラーとなる。
SSDにシステムをインストール
SSDに換装後、回復ドライブ(USBメモリ)を挿して起動すると、オプションの選択から始まる。
「トラブルシューティング」⇒「ドライブから回復する」へ。
「ファイルの削除のみ行う」をクリック。最後、「回復」をクリックしてインストールが完了するまで待つ。
SSD換装後のパフォーマンス
元々は東芝製のHDDが搭載されていたが、SSD(Crucial Real SSD C300)に換装後のパフォーマンスと比較。
5年ほど使ったSSDであり、くたばり具合が気になったが、パフォーマンスは良好のままだった。C300自体の性能になるが、シーケンシャルの書き込み速度は若干遅くなった。ケチらず最新のSSDを導入すればいい話だが、とりあえずランダムアクセスがおもいっきり速くなっているのでこれでOK。ただし64GBの容量には心もとない。(初期のシステム容量は20.6GBだった)
起動やシャットダウンの速さ、スリープからの立ち上がりなど、SSDにすると著しく快適になる。とりあえず、Inspiron 3052が自分でSSD換装できる構造でよかった。Inspiron 3052はファンレス設計であり、動作音はHDDの回転音だけだったが、SSDにより無音化した。※換装の場合、DELLの保証は一切受けられなくなるので、要注意。
Inspiron 20 3000シリーズ(3052)について、詳しくはDELLサイトにて
2016年5月論評 Airmont設計 |
USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基など装備端子は控えめだが、タブレットPCのような不便さはない。Airmont設計(Braswell)で、第4世代Atom系CPUを搭載している。(レビューでは、Pentium N3700 )。同世代PCのなかでは低スペックだが、2D高精細コンテンツには十分な性能を持っている。当方では自宅用のタブレットPCが不便だったので、代役としてInspiron 3052に乗り換えた。 |
19.5インチ・タッチパネル搭載の一体型PC。1600 × 900で、この画面では低解像度のため、アイコンや文字はドットバイドット表示でも大きめ。そのためタッチ操作がやりやすい。ファンレス構造なので動作音はHDDのみで静か。VESAマウント対応。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- Inspiron 3052の特長および、デザイン
- Inspiron 3052のベンチマークテスト(Pentium N3700)
- Inspiron 3052の内部構造(分解チェック)および、SSD換装レポート
- 付属品(キーボードやACアダプタ等)