DELL Inspiron 660sの内部構造
幅10cm、高さ26.5cmのスリム・コンパクトのInspiron 660sですが、その内部構造はどうなっているのか?パソコン好き向けにInspiron 660sの内部を公開します。細かく構造をチェック!レビュー情報は2012年8月時点
2012年5月発売のミニタワー。第3世代Core i5搭載可能(チップセットはB75)。幅10cm、高さ26.5cmのショート・スリムタワー。重量は6kg程度で設置性抜群。ローエンド・グラフィックカードが搭載可能で、ほかPCI Express × 1を1スロット装備。USB 3.0を2基装備。オプションでフロントパネルのカラーが選択できる。 |
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OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
プロセッサ | インテル Core i5-3450s(2.8GHz , 6MB キャッシュ) ※クロック数最大3.5GHz |
7.5 |
メモリ | 6GB (4GB×1 +2GB×1)DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz) | 7.5 |
グラフィックス | GeForce GT 620 1GB DDR3 | 5.3 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.5 | |
プライマリ ハードディスク |
1TB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
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レビュー情報は2012年8月時点であり、価格やカスタマイズの最新情報はDELLサイトにて要確認です。
Inspiron 660sのサイドパネルを取り外す
Inspiron 660sの内部アクセスには、左側面のサイドパネルを開けます。背面にあるインチネジを2箇所を外すと、サイドパネルを取り外すことができます。取っ手がついているので後方に向かってサイドパネルを引きます。
サイドパネルの剛性を調べます。メーカーパソコンの中にはペラッペラの許しがたい品質の製品もあるのでここは細かくチェック。Inspiron 660sの場合、特別に褒めるところはないのですが、扇いでもさほどしならないので自分的に合格ラインです。一枚のプレートで端を折り返すことで強度を高めています。コストを抑えた作りですが不満はありません。
サイドパネルを引っ掛ける部分ですが、従来モデルから改良されて底面から1センチほどの段差が設けられています。従来機では底辺ギリギリの位置に引っ掛ける穴があったので、パネルのはまり具合が分かりにくかったのですが、Inspiron 660sでは解消されています。この段差のおかげでサイドパネルの開閉がスムーズに行えるようになりました。
サイドパネルを開けるとこのような内部が見られます。CPUファンのところにパッシブダクトが採用されています。集中的に吸気でき、これはPCケースの吸気ファンを兼ねている構造です。パネルを閉じた状態でここに手をかざすと、空気がInspiron 660sの中へ吸い込まれているのが分かります。
パッシブダクトは静音性に劣ると言われますが、Inspiron 660sの場合、PCケースファンがないこともあり、そのデメリットはあまり感じられませんでした。ベンチマークで高負荷をかけるとそれなりの動作音はありますが、ゲームを常時稼動する機種でもないし、ここは良しとしますか。
内部構造をチェックするので、パッシブダクトを取り外します。ここは一般ユーザーがいじるところではないので、CPUファンに引っ掛けられている鉤爪を外すのにやや苦労します。
Inspiron 660sのフロントパネルを外す
HDDと光学ドライブを取り外す場合、フロントパネルが邪魔になります。3つの鉤爪でロックされているのでここを同時に外します。
ポリカーボネート(工業用プラスチック)のフロントパネル単体。カラーバリエーションはこのフロントパネルが交換されるだけの話です。中は空洞なので、Inspiron 660sの前面からも吸気できる構造です。
Inspiron 660s筺体の前面下部に通気口が施してあります。フロントパネルのトリム部分の隙間から通気されるようです。
HDDと光学ドライブのマウンタ
Inspiron 660sでは、HDDと光学ドライブが共通のマウンタで装着されています。マウンタの固定ネジを外して取り外してみます。接続ケーブルが短いので一気に持ち上げないこと。
HDDと光学ドライブがセットになったマウンタです。Inspiron 660sがコンパクトなので構造が気になっていましたが、なるほど構造でしたか。よってドライブ系の追加拡張はできません。
この通り、PCファンはなし。
Inspiron 660sのマザーボード
パッシブダクトとマウンタを取り外すと、Inspiron 660sのマザーボードが見渡せます。MicroATXよりも小型なマザーボードで、ほとんどベアボーンキットみたいな感じです。
Inspiron 660sのマザーボード。
DDR3メモリスロットが2基装備。SATAコネクタが2本で、これはHDDと光学ドライブ用でおしまい。
インテルB75 Expressのチップセットは、SATA 3.0 規格(6Gbps)にネイティブ・サポート しており最大2本対応です。Inspiron 660sのSATAコネクタでは色分けされているので、青のコネクタだけSATA 3.0 規格(6Gbps)なのかもしれないです。
Inspiron 660sの天井部分近くに装備する拡張スロットでは、「PCI Express × 16 と PCI Express × 1」の2スロット。今回はPCI Express × 16 にGeForce GT 620を搭載しています。PCI Express × 1スロットが1基あるのでささやかながら拡張性があります。あと、PCI Express × 1スロットの後ろにワイヤレスカード(PCIeミニカード)が装着されています。
拡張スロット
Inspiron 660sの天井にあるスリットはグラフィックカードの冷却ファンによる吸気口となります。
Inspiron 660sの背面上部に拡張スロットが2つきます。(PCI Express × 16 と PCI Express × 1)
PCI Express × 16 にGeForce GT 620 1GB DDR3を搭載していまるので、ここでHDMIとDVIによるモニタ出力が可能になります。Inspiron 660sはスリム幅なので、標準サイズのグラフィックカードは搭載できません。小型のロー・プロファイルのグラフィックカードのみが搭載できます。
拡張カードはインチネジで固定します。ブラケット固定部分を覆うカバーはサイドパネルの一部となっています。ゆえにサイドパネルを閉めることで必然的にカバーされるのです。
Inspiron 660sの220W電源ユニット
Inspiron 660sの下段後方に電源ユニットが配置されています。熱気は上昇しやすいので電源ユニットが下部にあるのは都合がいいと思われます。そしてかなり見えづらい場所に貼付している仕様ラベルをチェックします。
総合出力で220Wというのはエントリーモデルっぽいですが、補助電源のいるグラフィックカードを搭載するようなモデルではないので、これは良しとしましょう。もっとも重視する+12Vは1系統であり最大18A。「本格3DゲームPCとして使うことはできない」ということは言うまでもないでしょう。
Inspiron 660sの背面に下部に、電源ユニットの電源コネクタと排気ファンがみえます。レビューは以上。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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DELL Inspiron 660sレビュー(2012年8月時点)
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