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レビュー第4弾！アルミ削り出し、4辺狭額の高級13.4インチノート

XPS 13-9300 フロストホワイト（光沢タッチ・3840 × 2400）

2020年2月に発売した、13.4インチモバイルノート！XPS 13-9300のレビュー第4弾。今回は、13.4インチ光沢タッチディスプレイ（低反射 / 解像度3840 × 2400）仕様で、フロストホワイトのカラーバリエーション。このモデルではパームレストが白いグラス・ファイバーとなっている。この製品はコンピューターモデル名でXPS 9300、規制モデル名ではP117Gというが、便宜上XPS 13-9300と呼ぶ。Ice Lake設計を採用しており、第10世代Coreプロセッサ（10nmプロセス）を搭載。アルミ削り出しボディで、4辺狭額のフレームレス・デザイン。

この第4弾レビュー：XPS 13-9300 フロストホワイト（光沢タッチ・3840 × 2400）では、第1弾～3弾でレビューしたXPS 13-9300と重複する内容が多く、多くの基本情報はそこから拾ってほしい。PC構成も同じなのでベンチマークテストも省略する。ここではフロストホワイトにおける、ディスプレイ（光沢タッチ・3840 × 2400）をメインにレビューする。

2020年4月論評
Ice Lake

レビュー第4弾！
DELL XPS 13-9300 フロストホワイト（光沢タッチ・3840 × 2400）

Windows 10 Home （64bit）
13.4インチ光沢タッチディスプレイ【低反射 / 広視野角】
（解像度3840 × 2400）
第10世代 Core i7-1065G7
（4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.3GHz / 最大 3.9GHz）　TDP 15W
16GB LPDDR4 オンボードメモリ（3733MHz） ※換装、増設不可
インテル Iris Plus グラフィックス
512GB NVMe SSD （M.2 / PCI Express）

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※2020年4月30日時点のレビュー。本製品の発売日は2020年2月14日である。

レビューに関する、注意事項

この手元にある実機を基にした限定的な情報であり、購入者の選択により様々な違いがある（標準搭載の範囲を不明とする）。また、カスタマイズ更新や仕様変更によりレビューと異なる場合があり、採用ベンダー（パーツ・メーカー）も時期により異なる。それに購入アドバイスはただの個人的意見である。

※コンピューターモデル名または、規制モデル名を必ず理解しておくこと。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。（注文は個人名の記入でOK）

実機のスペック : Ice Lake設計 Core i7-1065G7搭載

Ice Lake設計 Core i7-1065G7搭載ディスプレイ以外はすべて第1弾～3弾でレビューしたXPS 13-9300と同じPC構成で、第10世代 Core i7-1065G7を搭載。統合しているIris Plus グラフィックスを利用する。16GB LPDDR4 オンボードメモリ（3733MHz）を搭載しており、後からの増設や換装は不可。LPDDR4（Low Power DDR4）規格なので低消費電力タイプのメモリ。

液晶パネルはシャープ製のSHP14CC。XPS 13-9300 プラチナシルバー（解像度3840 × 2400）レビューの時と同じ液晶パネルだった。無線LANではクアルコム・アセロス社のKiller Wi-Fi 6 AX1650s 160MHzを搭載している。当方のレビューでは構成の一例として紹介する。また複数パターンの構成販売およびカスタマイズ販売のため、同一製品でも差異がある。

13.4インチ光沢タッチ（3840 × 2400）～フロスト・ホワイト版

光沢タッチ（3840 × 2400） 13.4インチ画面に3840 × 2400解像度。アスペクト比 16:10なので縦のリーチが長く、その分、解像度もある。ドットバイドット表示-100％設定では、この写真のような見え方となる。13.4インチ画面にこの解像度は、情報が極粒になりテキスト中心のユーザーだと、ドットバイドット表示（100％）で使うことはほぼないだろう。拡大は必須になる。

3840 × 2400解像度 4K高精細コンテンツや地図情報となると、ドットバイドット表示で一度に表示できるその情報量は圧巻。43インチの4Kモニタと同じ情報量だから、13.4インチ画面だと極粒になるのは当然。

もちろん、ドットバイドット表示（100％）なので、文字は潰れていない。

DELLの初期設定および推奨設定では300％拡大になっているが、ドットバイドット表示（100％）に正すとこのような変化になる。Windows10での補正技術は進んでいるが、ドットバイドット表示以外は滲んで見える場合がある。また、非光沢・解像度1920 × 1200のモデルより液晶パネルの消費電力が高いことも留意しておいたほうがいい。

強化ガラスの「Corning Gorilla Glass 6」を採用しており、タッチパネル仕様になっている。光沢パネルだが低反射加工がされているので、比較的ギラツキが抑えられている。コントラスト比の高い光沢パネルのため、非光沢モデルよりも黒ベースが強調されている。

非光沢・解像度1920 × 1200のモデルと違って、ディスプレイベゼルの段差がなく全面フラットになっている。そして4辺とも狭額のフレームレス・デザイン。

ディスプレイベゼルが細いながらも、定位置にWebカメラを内蔵している。

採用されている液晶パネルは、シャープ製の「SHP14CC」。IPSパネルの類と思われるが、広視野角で見やすい。

SHP14CC 際どい角度からの視聴でも、目立つような色度変移は起きていない。また低反射加工がなかなか効果的で、背景の映り込みがかなり軽減されている。べた～っと全般が黒くなる現象も回避されている。

フロストホワイトのアルミ削り出し筐体、グラスファイバーのパームレスト

アルミ削り出し筐体 XPS 13-9300はCNC機械加工でアルミの塊から削り出した高級ボディ。フロストホワイトのカラーリングでは、プラチナシルバーと比べて白っぽい（灰色っぽい）シルバーカラー。メタリック感は控えめの印象となる。なお、frost（フロスト）とは「霜、結氷」という意味。この実機の重量は1269gであり、非光沢・1920 × 1200モデルよりも少しだけ重くなっている。ステンレスのロゴを、彫り込んだ溝に手作業でハメているとのこと。

XPS 13-9300のフロストホワイトは第3弾レビュー（非光沢・1920 × 1200）でたくさん画像を掲載したので、ここでは最小限の掲載にしている。

前面中央に、「電源およびバッテリーステータスライト」を配置。エッジはダイアモンドカット加工により、アルミの金属光沢とヘアライン加工がアクセントになっている。背面はヒンジ部分で「ツインコイルプレスフィットヒンジ」という新しい構造で、トップカバーの開閉に快適さをもたせている。

左側面では、USB Type-C端子（Thunderbolt 3、Power Delivery対応、USB3.1-Gen2にも対応）、MicroSDカードスロットを配置。Type-C端子を使ったACアダプタ接続なので、右側面でもこちら側（左側面）でも接続可能。

右側面に、USB Type-C端子（Thunderbolt 3、Power Delivery対応、USB3.1-Gen2にも対応）、ヘッドセット端子を配置。底面側にはスピーカー孔を配置している。一般的な娯楽では十分なサウンドクリティかと思う。インターフェースに関しては端子が少なすぎるのがネックとなる。

フロスト・ホワイトのXPS 13-9300では、パームレストにグラス・ファイバーが採用される。グラス・ファイバーの繊維がデザインのアクセントとなる。グラス・ファイバーやカーボン・ファイバーは繊維強化プラスチックと呼ばれる素材だが、詳しくは「繊維強化プラスチックの採用」を参考にしてほしい。一体型のタッチパッドはガラス製で透き通った半透明のデザイン。

キーボードについては、画像を追加し、キー配列などを詳しく解説したのでこちらを参考に！
【 XPS 13-9300のキーボードパーツ～「ブラック版」と「ホワイト版」の両方を紹介】

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

レビュー第4弾XPS 13-9300 第4弾～XPS 13-9300 フロストホワイト / 光沢タッチディスプレイ（3840 × 2400）のレビューは以上！ここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。