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DELL初となる、Atomプロセッサ搭載の8.9インチ・ミニノート!

DELL Inspiron Mini 9 (Inspiron 910)レビュー 回顧録版

過去、2008年9月にInspiron Mini 9 をレビューしたが、当時の画像を削除していたため回顧録版として再編集することにした(2018年11月編集)。Atom N270を搭載したこのInspiron Mini 9は、コンピューターモデル名ではInspiron 910という。

DELL Inspiron Mini 9

Inspiron Mini 9DELL初となるミニノート製品で、第1世代インテルAtomを搭載している。2008年~2009年にブームとなったミニノートは、Atomプロセッサの登場によって成し得た。ミニノートとは「画面が10インチ前後で、一般的なモバイル型を下回るサイズの小型ノート」を指す。ネットサーフィンやネット動画視聴する程度の低性能だが、かなり低価格だったこともあり人気を博した。構成にもよるがInspiron Mini 9の予算目安は5万円前後だったと記憶している。なお、性能がネット用途程度という意味合いからネットブックとも呼ばれる。

「BCN」の調査によれば、2008年7月に購入されたノートパソコンの40%がミニノートという。買い換えではなくセカンドノートとして買う人が多かったのだと推測できる。PDAに代わる小型端末としてミニノートが普及したようだ。

2010年ごろにはもっと高い処理速度を求める声が高まり、ネットブック・ブームは下火となった。後にCULVノートとして ”ちょい性能上” の後釜が登場するが、この辺のジャンルはうやむやに消えてしまった。ただし、ミニノートやCULVのコンセプトである「低性能・低コスト・低消費電力」の発想は引き継がれている。

Windows XPもしくはUbuntuInspiron Mini 9は、8.9インチ画面採用。大人の両手を広げたくらいのコンパクトサイズ。写真にあるのはバッテリーを外した状態だが、重量はバッテリー込みでも約1Kgと軽量。ストレージには16GB SSDを搭載しており、当方が知る限りでは、この機種がDELL初SSD搭載ではなかろうか。

ネットブックと呼ばれるが、2004年ごろのエントリーノートと同じくらいの性能だと思う。当時わりと重いOSであったWindows Vistaを動かす性能はなく、Windows XPもしくはUbuntu(DELLカスタマイズ版のLinux OS)を使うことになっていた。ファンレス構造なので動作音は静か。他社ライバル製品Eee PCとAspire oneは、かなり熱を持っていたのに対し、Inspiron Mini 9は比較的低発熱であったことを記憶している。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2018-2019 ノートPC部門1位」※日経コンピュータ 2018年9月13日号

【第1世代Atom】 Bonnellマイクロアーキテクチャ

まず先に第1世代Atomである、2008年に登場したBonnellマイクロアーキテクチャについて解説しておこう。このInspiron Mini 9ではAtom N270を搭載しているが、開発コードDiamondvilleと呼ばれたネットブック向けのCPUである。。プロセスルールは45nm。

Diamondville~ネットブック向け

開発コードDiamondville(ダイアモンドビル)は、2008年3月に登場した最初の第1世代Atom。ナンバーに「N」がつくのはネットブック向けを指す。Atom N270やN280はTDP(熱設計電力)が2.5Wというかなりの低消費電力。

ナンバー 動作周波数 コア数/スレッド数 2次キャッシュメモリ TDP
Atom 230 1.6 GHz 1コア/ 2 512KB 4W
Atom 330 1.6 GHz 2コア/ 4 512KB × 2 8W
Atom N270 1.6 GHz 1コア/ 2 512KB 2.5W
Atom N280 1.66 GHz 1コア/ 2 512KB 2.5W

この頃はCPUにグラフィックを内蔵しておらず、チップセットに内蔵されている。

Atom N270の世代にはCPUにグラフィックを内蔵しておらず、このネットブックではチップセット(Mobile インテル945 Express Chipset)に内蔵している GMA 950を採用している。GMA 950 は、2005年に登場したもので、2008年3月に登場したAtom N270よりもだいぶ古い。

みみのパソコン-インテル HDグラフィックス4000別のPCであるがAtom N270のパフォーマンスをチェック。PCで地デジ放送は観られるのか? 結論をいうと、通常の地デジ放送ではスペック不足。診断ソフトの「バッファローストリームテストfor地デジ」のレポートではこの通り。DPモード 1080 × 1440(地デジそのまま)ではフレーム描写割合37.87%で、完全に遅れている。HPモード 1080 × 720 (高解像度ハイビジョン)では95.83%なので惜しいといったレベル。SP/LPモード 720×480 (DVD相当)以下なら対応できていることが読み取れる。

Inspiron Mini 9のインターフェースと、側面デザイン

左側面では、セキュリティロック・スロット、電源コネクタ、USB2.0端子×2基、メディアカードスロットを配置。

メディアカードスロットでは「SDカード、SDHC、マルチメディアカード(MMC)、メモリスティック、メモリスティックPro」の5規格に対応。当時、SSDは低容量で単価が高いので、安価に購入できるSDカードを容量の足しにして使うことが考えられた。

右側面では、ヘッドフォン / マイク端子、USB2.0端子、VGA端子、100BASE-LAN端子を配置。小型化と低消費電力にするため光学ドライブが省かれている。むろんコストダウンのためでもあるだろう。リカバリーCDは付属していたが、そのままでは再インストールができないので、別途に外付け光学ドライブが必要だった。無線LANは内蔵しており、IEEE 802.11b/gを標準搭載。当時登場して間もない高速ワイヤレスのIEEE802.11nには対応していなかった。

前面の様子。

底面の様子。

カラーバリエーション

エントリーノート相応筐体はポリカーボネート(工業プラスチック)なので、質感はまさにエントリーノート。カラーバリエーションを取り揃えており、これはパール・ホワイト。・・といっても、ラメ粉塗装ではなく単なる光沢のホワイトなので、どこがパールなんだろう?

チェリー・レッド、プリティ・ピンクラメ粉塗装のオブシディアン・ブラック、チェリー・レッド、プリティ・ピンクなどのカラーもあった。そして梱包箱も印刷された立派なものになっていた。DELLは2007年以降、従来の無骨さを払拭して、このようなファッショナブルな展開をみせている。女性ユーザーの獲得にも力を入れているようだ。

もともと発売時のカラーバリエーションはホワイトとブラックだけだったが、2009年1月ごろには新色が追加され、レッドやピンクも選べるようになった。

8.9インチ光沢液晶(1,024×600)と、キーボード

解像度は1,024×600Inspiron Mini 9は8.9インチ光沢液晶搭載で、解像度は1,024×600。バックライトにLEDが採用されたことも低消費電力につながっている。(このころは、CCFL(冷陰極管)からLEDへ移行しつつある時期)。

ディスプレイベゼルは2トーンカラーでごまかしているようだが、わりと幅があり野暮ったい。130万画素のWebカメラを内蔵するのには、オプション追加が必要で、この写真は非搭載の状態である。ちょっと写真が途切れてしまったが、ディスプレイベゼルの下部に、クロム調のDELLロゴがあり、その左右にスピーカ(0.5W)を配置している。

ファンクションキーの列が省略小型化のため一部配列が独特になっている。 ファンクションキーの列が省略された5列キーボード。ファンクションキーはFn+A~Lの一列キーで割り当てられている。「半角/全角」や「む」キーは一番右側に追いやられ、「ろ」や「\」キーが最下段に配置されている。はっきり言ってブラインドタッチするようなキーボードではなく、8.9インチノートというサイズの制約がもろに出ている。ここは割り切るしかないだろう。当然ながらパームレストも小さく、どっしり構えてタイピングするようなものではない。キーボードは生活防水対応のトレイ構造で、30cc程度の水滴なら保護できるとのこと。

キーピッチで15.6mmメインキーのキーピッチで15.6mm。狭いところでは12mm。指が太いと先端を意識しなければならない。パームレストの左下には、電源とバッテリーステータスライトがある。 ストレージ、WiFiのアクセスライトは無し。

初ミニノートととして飛びついたInspiron Mini 9であるが、このトリッキーなキーボードは不評だった。この後継機のInspiron Mini 10vやInspiron Mini 10が登場すると、画面が少し大きくなり10.1インチになった。キーボードの使いにくさも改善され、ミニノートで一番売れた機種と思われる。後の2013~2014年にWindowsタブレットPCブームがやってくるが、PCはどんなに小さくても10インチ画面という「暗黙のルール」ができた気がする。

Inspiron Mini 10v
2009年8月レビュー
Intel Atom搭載

Inspiron Mini 10の廉価版ミニノート!Inspiron Mini 10v

10.1インチワイド光沢液晶のミニノート。 キーボードもフルサイズキーボードに近いサイズで操作しやすく、携帯サイズや重量もミニノートならでは特長。インテル Atomプロセッサー搭載。HDD搭載で充分な保存容量があります。標準で130万画素Webカメラ標準搭載しています。
Inspiron Mini 10
2009年4月レビュー
Intel Atom搭載

バランスのとれた10.1インチワイドミニノート、Inspiron Mini 10

10.1インチワイド光沢液晶のミニノート。 キーボードもフルサイズキーボードに近いサイズで操作しやすい。HDMI端子搭載にカスタマイズでGPS機能やワンセグ機能を内蔵できるなど、通常のミニノートより娯楽性が高い。 インテル Atomプロセッサー搭載。HDD搭載で充分な保存容量があります。

というわけで、Inspiron Mini 9こと、Inspiron 910の回顧録レビューは以上。

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