XPS 13 2-in-1(9365)、ALIENWARE 13(R3)、Inspiron 15(7567) ゲーミングが新発売
DELL新製品発表会 XPS Dell Gaming(2017年1月)
2017年1月20日に、六本木で開催されたDELL新製品発表会 XPS Dell Gamingに参加してきた。会場は「ニコファーレ六本木 」で360度LEDスクリーンで囲まれた広さ200㎡のホールであった。 この新製品発表会のために、マーケティング担当のレイモンド・ワー氏と、インダストリアルデザイン担当のマイケル・エリス・スミス氏が来日した。しかも両氏ともバイスプレジデントという立場で、DELLの中でかなりのお偉いさんのようだ。直々に来日する機会は滅多にないらしく、日本のDELL社員さんの緊張ぶりが伝わってきた。(・・・気がする)。
紹介された機種は、新発売となるXPS 13 2-in-1(9365)、Inspiron 15(7567) ゲーミング、ALIENWARE 13(R3)。コンセプトやデザインのこだわりなどを説明して頂いたが、実際に展示機を拝見してきた。すべて第7世代Coreシリーズ搭載のKabyLake設計である。
Infinity Displayの2-in-1がついに登場!XPS 13 2-in-1(9365)
まずは新発売となったXPS 13 2-in-1(9365)から。360度回転でタブレットPCにもなる2-in-1ノート。
ここ最近のXPS13シリーズでは、代々「極限に薄いベゼル!Infinity Displayデザイン」であるが、ついにInfinity Displayの2-in-1が登場した。。また、世界最小の13.3インチ2-in-1ノートとのこと。
2016年9月に発売したXPS 13-9360(KabyLake設計)と概ね似たデザインで、同じく狭額のInfinity Displayを採用している。同様にCNC加工によるアルミ削り出しボディで、ユニボディの堅牢性と高級感を持つ
360度回転できるヒンジで、ノート、テント、スタンド、タブレットの4モードで使える。
カーボンファイバーを用いたパームレストも健在。
CNC機械加工による、アルミ削り出し
CNC加工の様子。金型による成形ではなく、アルミのインゴット(塊)からCNC機械加工によって削り出している。CNC (Computer Numerical Control )とは、機械工作において移動量や移動速度などにコンピュータ数値制御を用いることを言う。ボディの堅牢性と美しい質感という特長がある。
CNC機械加工によるパーツ ※XPS13(9350)発表会のイベントにて
カーボン・ファイバーとは
カーボン・ファイバーとは、強化材として炭素繊維を編み込んだ繊維強化プラスチック(CFRP)。高い強度と軽さが特長で、テニスラケットようなスポーツ用品、自動車などの産業製品、耐震補強など建築分野でも採用されている。生産はコスト高なので、耐久性の求められる局所でしか使われない場合がほとんど。
XPS 13 2-in-1(9365)はKabyLake設計で、タブレットや2-in-1向けのYシリーズのCPUを搭載している。USB端子はすべてUSB Type-C端子になっているので、従来のAコネクタが必要なときは変換コネクタが必要となる。次世代へのスイッチングは避けられない。発売時点での搭載例は以下の通り。
アーキテクチャ | KabyLake(Yシリーズ)設計 |
ディスプレイ |
|
CPU |
|
グラフィック |
|
メモリ |
|
ストレージ |
|
装備する主要端子 | USB Type-C端子(USB3.1、Display Port 、DC用、PowerShare対応)、 USB Type-C端子(USB3.1、Thunderbolt 3、Display Port 、DC用、PowerShare対応)、 Micro SDカードスロット |
サイズ(公称値) | 幅:304 mm × 奥行199 mm × 厚み: 8~13.7 mm / 重量 : 約 1.24 Kg |
備考 |
|
2017年3月論評 KabyLake設計 (Yシリーズ) |
|
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。
有機ELディスプレイ(OLED)に対応する、ALIENWARE 13(R3)登場
ALIENWARE 15(R3)、ALIENWARE 17(R4)に遅れること、ようやくALIENWARE 13(R3)が登場。これで15.6インチ、17.3インチ、13.3インチのALIENWAREゲーミングノートのシリーズが揃った。
13.3 インチ モバイルということで、低消費電力・低スペックのUシリーズが使われるのかと思いきや、通常版のクアッドコア搭載であり、パフォーマンスの高さがポイントとなっている。グラフィックではNVIDIA GeForce GTX 10シリーズの搭載で、VR対応。メモリでは容量だけでなく高周波数が選べたり、ストレージでは様々なデュアル・ストレージ構成が可能。ブート用では高速のPCI Express接続も選べる。
さらに特記すべきところは、QHD (2560 x 1440)光沢ディスプレイ選択時は、OLED(有機EL)パネルになるところ。その他の特長は、以下に箇条書きでまとめた。
アーキテクチャ | KabyLake設計 |
ディスプレイ |
|
CPU |
|
グラフィック |
|
メモリ |
|
ストレージ |
|
装備する主要端子 | Type-C端子(USB3.0)、Type-C端子(USB3.1、Thunderbolt 3、Display Port ) USB3.0端子、USB3.0端子(※PowerShare対応) Mini Display Port 端子、HDMI端子、ギガビットイーサーLAN端子、 Alienware Graphics Amplifier専用端子 |
サイズ(公称値) | 幅:330 mm × 奥行269 mm × 厚み: 22mm(タッチ仕様) / 24 mm(非タッチ仕様) / 重量 : 約 2.6Kg |
備考 |
|
2017年3月論評 KabyLake設計 |
|
※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。
3機種ともVRに対応。
オプション販売のALIENWARE リュック。レビュー時点では販売ページが見つからなかったので、詳細不明。
エイリアンヘッドや天板でおなじみのトライアングル・デザインなどの要素が詰め込まれている。ALIENWAREマニア向けのアクセサリー・グッズである。
スポーツカーのフォルム!Inspiron 15(7567) ゲーミング
Inspironシリーズでは異例の最強スペックを持つInspiron 15(7567)ゲーミング。15.6インチ非光沢(1920 × 1080)ディスプレイのゲームノート。第7世代Core i7ならびにi5のクアッドコアを搭載している。発売時点ではグラフィックにNVIDIA GeForce GTX 1050Ti (4GB GDDR5)を搭載するハイスペックモデル。デュアル・ストレージ構成も可能。
銅製ヒートシンク + デュアルファンの強力な冷却システム。サウンドではサブウーファ内蔵の2.1ch。カラーバリエーションではマットブラック/ハイビスカスレッドの2色。
アーキテクチャ | KabyLake設計 |
ディスプレイ |
|
CPU |
|
グラフィック |
|
メモリ |
|
ストレージ |
|
装備する主要端子 | USB3.0端子 ×2基、USB3.0端子(※PowerShare対応) × 1基、HDMI端子、 ギガビットイーサーLAN端子、SDカードスロット |
サイズ(公称値) | 幅:385 mm × 奥行275 mm × 厚み: 25.5mm) / 最小重量: 2.65 kg(5.84ポンド)。 |
備考 |
|
2017年3月論評 KabyLake設計 |
|
※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。
2017年7月7日公開予定(日本公開:8月11日予定)の「スパイダーマン:ホームカミング」で、Inspiron 15(7567) ゲーミングが登場するとのこと。 映画ではアイアンマンこと トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr )も登場するというが、これはどうでもいいか・・
Inspiron 15(7567)ゲーミングのデザインコンセプトは、自動車のデザインをインスピレーションしたものだという。また数々のアワードに受賞している。個人的な感想では、ジャガー・XKを彷彿とさせるスポーツカーってところか。丸みを強調としたデザインだが、変にポップにはなっておらず、ハイスペックを期待させるフォルムである。
本格的なPCゲームを始めるのにALIENWAREシリーズ以外では、このInspiron 15(7567)ゲーミングのみチョイスとなる。(レポート時点で)。ALIENWAREの宇宙人的な個性が苦手なら、ぜひお勧めしたいモデルである。(個人的にもこっちを選ぶ派)
左右側面の丸みと、背面の排気口が、スポーツカーのフォルムっぽい。このカラーバリエーションはハイビスカスレッド。
デュアルファンを搭載しており、大々的な排気口とフィンがハイスペックを感じさせる。スポーツカーで例えると、「排気量を凄さを感じる」というべきか。もしかしたら、マフラーというよりテールランプのイメージかもしれない。
前面もスポーツカーを彷彿とさせる、グリルデザイン。ここはスピーカの配置。
左右側面の装備端子。前面と背面には端子なし。光学ドライブもなし。インターフェースは基本装備程度であるが、メインは高度なゲームをサクサク動作させるパフォーマンスだろう。
端子のアップ。
底面では、デュアルファンの吸気口2箇所と、サブウーファを配置。
サブウーファと、三角形のパターンデザインとなっている吸気口。
テンキー付きのキーボード。バックライト・キーボードではなく、Inspiron 15(7567)ゲーミング自体は多機能モデルというわけではない。デザイン性とグラフィック性能がメインである。
15.6インチ非光沢(1920 × 1080)ディスプレイ搭載。非光沢なので目には優しく長時間プレイにも向く。視野角は広くなく、どうやらTNパネルのようで、ディスプレイはエントリーモデルと同等。ただし表示領域がフルHD(1920 × 1080)解像度というのは玄人向きである。
こちらのカラーバリエーションではマットブラック。天板のDELLロゴが赤になっている。DELL新製品発表会 XPS Dell Gaming(2017年1月)のレポートは以上!新製品について詳しくは、DELLサイトにて。
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報