Pavilion 500-210jpにて、ベンチマークテスト
今回の構成におけるPavilion 500-210jpにて、パフォーマンスチェックを行った。2014年6月21日時点のレビューである。最新情報はHPオンラインストアへ!
実機の構成
AMD(A10シリーズ) |
2014年6月にレビュー。開発コード:Richlandである第3世代AシリーズAPUを搭載したAMD仕様のミニタワー。 PCI Express x16×1スロット、PCI Express x1×3スロットあり、ミニタワーならでは拡張性がある。 |
OS | Windows 8.1 (64bit) |
プロセッサ | AMD A10-6700 APU (クアッドコア) |
メモリ | 4GB (4GB×1) PC3-12800メモリ-1600MHz |
グラフィックス | AMD Radeon HD 8670D (A10-6700 APUに内蔵) |
ストレージ | 500GB ハードドライブ (SATA, 7200回転) |
搭載しているAMDのAPUは、AMD A10-6700 APU (クアッドコア)で、内蔵しているグラフィックはRadeon HD 8670D。
CPUとGPUを一つの半導体チップにまとめた統合型プロセッサ。CPUとGPUがプロセッサ内部で交信できるため、高性能化しやすいし、低消費電力化につながる。インテルでも同様のことをやっているが、AMDではこれらのプロセッサをAPU、またはFusion APUと呼んでいる。PlayStation 4では専用カスタマイズしたAMD製APU(Jaguar 8コア)を搭載するなど、この技術で評価が高い。
そして500GB ハードドライブ (SATA, 7200回転)を搭載しているが、CrystalDiskMarkのスコアは上記のとおりだった。
2D高精細コンテンツでのパフォーマンス~Pavilion 500-210jp実機にて
BD超える高画質映像コンテンツの「Pioneer Visual Material」のMovie01を再生してみた。この映像は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートである。
(※通常のBDタイトルの場合は等速36Mbps、最大Rate 40Mbpsで制限されている。地デジ放送では13Mbpsあたり、DVD映画で平均5Mbpsあたり。)
この高画質デモンストレーションテスト映像が滑らかに再生できれば、2D高精細コンテンツでのパフォーマンスに文句なしと判断できる。また、CPUの負荷率をチェックして、どれくらい余裕なのかも調べる。
安定時の使用率をチェックすると、たったの6%で済んでいる。CPU(APU)の性能は、2D高精細コンテンツにて申し分ない。ただ4GBメモリでは47%ほどの使用率がある。複数のアプリ同時起動を行うなら、8GBメモリに増設することをおすすめする。
レンダリング処理~プロセッサ・パフォーマンス
当方の調査事例で判断すると、このベンチソフトではGPU性能が与える影響はごく僅かと思われる。 |
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今回のこの製品における、CINEBENCH R10のスコア | |
処理時間⇒1分08秒 | スコア⇒12876 |
ゲームパフォーマンス
本格ゲーム用途に向かないが、一応、ゲームのベンチマークテストを行った。
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っている。(モデルと背景の品質⇒高、シャドウとモーションブラー⇒低、パーティクル⇒中、エクストラタッチ⇒OFF)。 ※ディスプレイ垂直同期をOFFにして、60FPS以上でも測定できるようにしてある。 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 50.20 |
RANK B ⇒ ストリートファイター4が、快適にプレイできる環境。 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っている。 (アンチエイリアスとモーションブラー⇒オフ、影・テクスチャ・画面クオリティ⇒高) |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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Average FPS 30.5 |
RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作。 |
ラストレムナントは2009年にPC版が登場。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理能力にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲーム。 |
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | |
Average FPS 24.08 |
【重い】 25 fps未満 ~ゲームの進行が困難。 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っている。 (アンチエイリアス⇒FXAA3HQ、モーションブラー⇒ON、影・テクスチャ・画面クオリティ⇒高) |
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バイオハザード6 ・ ベンチマークテスト / DirectX 9.0c 1280×720 ウィンドウ表示 |
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SCORE 1477 | RANK C ⇒ プレイは可能だが、処理負荷によって動作が重くなる。 |
今回の構成のPavilion 500-210jpでは、アイドル値で37Wほどの消費電力。ラストレムナントバイオハザード5のベンチマーク中では70W前後であった。
HPのエントリーモデルでパフォーマンス比較
Core i3-4130と同等の性能と思われる。内蔵するグラフィック(HD グラフィックス 4400)とほぼ同じパフォーマンスであった。Pentium G3220よりも明らかに性能が高い。
Pavilion 500-210jp (A10-6700 APU) |
Pavilion Slimline 400-220jp (Haswell設計) |
Pavilion 500-240jp (Haswell設計) |
Pavilion 500-140jp (Haswell設計) |
Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8(64bit) |
AMD A10-6700 | Pentium G3220 | Core i3-4130 | Core i5 -4440 |
4GB (4GB×1) メモリ | 4GB(4GB×1)メモリ | 4GB(4GB×1)メモリ | 8GB (4GB × 2)メモリ |
Radeon HD 8670D | HD グラフィックス | HD グラフィックス 4400 | HD グラフィックス 4600 |
500GB SATA HDD | 1TB SATA HDD | 1TB SATA HDD | 1TB SATA HDD |
CINEBENCH R10のスコア | |||
処理時間⇒1分08秒 | 1分27秒 | 1分03秒 | 40秒 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 50.20 |
AVERAGE FPS 39.23 |
AVERAGE FPS 48.60 |
AVERAGE FPS 82.94 |
バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 30.5 |
Average FPS 25.2 |
Average FPS 30.4 |
Average FPS 47.2 |
ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | |||
AVERAGE FPS 24.08 |
Average FPS 18.32 |
Average FPS 23.05 |
Average FPS 41.26 |
レビューは以上。 以下にリンクのHPサイトにてじっくり検討してみよう!
HP Pavilion 500-210jpレビュー(2014年6月時点・AMD-A10シリーズのAPU搭載)
- AMDのAPU(A10シリーズ)搭載のシンプルミニタワー!Pavilion 500-210jp
- Pavilion 500-210jpにて、ベンチマークテスト
【 HP Pavilion 500シリーズのレビュー・TOP 】
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