Core i7-4960X EE + GeForce GTX 770のパフォーマンス
Core i7-4960X エクストリーム エディションとGeForce GTX 770を搭載するENVY Phoenix 810-190jpにおいて、ベンチマークテストを行ってみた。ここではオーバークロック設定ではなく定格で行っている。
2014年3月時点のレビューであり、手元にある実機の現状に基づいた情報である。
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OS | Windows 8.1(64bit) |
プロセッサ | Core i7-4960X エクストリーム エディション |
メモリ | 16GB (8GB × 2)DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 770 (2GB) |
ストレージ | 1TB SATA HDD(7200回転) × 2台 + 128GB SSD |
CINEBENCH R10 ~当レビュー史上の最速
CINEBENCH R10は、MAXON Computer社のCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトで、Cinema 4Dは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。 |
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CINEBENCH R10のスコア | |
処理時間⇒24秒 | スコア⇒35978 |
2014年3月29日時点において、当サイトがレビューで扱ったパソコンのなかで最速となった。
以下、当サイトが過去にレビューしたパソコンにて性能比較をする。CINEBENCH R10のベンチマークでは、CPUの性能が大きく影響するため、概ねCPU比較として参考になる。ただし、OSを始め、ドライバや常駐ソフトなどシステム環境の違い、メモリの容量・規格の違い、GPUの僅かな影響があるため、厳密なCPU比較にはなっていないことをご理解いただきたい。
発売当時のミドルレンジ~ハイエンド製品 | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | 処理時間 |
2014年3月 | ENVY Phoenix 810-190jp |
Core i7-4960X EE | GeForce GTX 770 | 16GB | 24秒 |
2014年2月 | ENVY Phoenix 810-190jp |
Core i7-4820K | GeForce GTX 760(192-bit) | 8GB | 37秒 |
2014月2月 | ENVY 700-260jp | Core i5 -4570 | GeForce GTX 760(192-bit) | 8GB | 37秒 |
2013年6月 | XPS 8700 | Core i7-4770 | GeForce GTX 660 | 16GB | 30秒 |
2012年5月 | XPS 8500 | Core i7-3770 | Radeon HD 7870 | 12GB | 34秒 |
2011年1月 | XPS 8300 | Core i7-2600 | Radeon HD 5770 | 8GB | 38秒 |
2010年5月 | Studio XPS 7100 | Phenom II X6 1055T | Radeon HD 5870 | 12GB | 54秒 |
2012年1月 | Alienware X51(R1) | Core i7-3770 | GeForce GTX 660 | 8GB | 34秒 |
2010年6月 | Studio XPS 9100 | Core i7-960 | Radeon HD 5870 | 9GB | 46秒 |
2009年9月 | Studio XPS 8000 | Core i7-860 | GeForce GTX 260 | 4GB | 51秒 |
2009年9月 | Alienware Aurora ALX | Core i7-975 Extreme Edition |
Radeon HD 5870 CrossFireX |
9GB | 46秒 |
2009年 | HP e9290jp | Core i7-920 | GeForce GT220 | 3GB | 55秒 |
2003年? | マウスコンピューター・機種不明 | Pentium 4 (3GHz) | GeForce 6600 | 512MB | 7分36秒 |
ストリートファイター4
ストリートファイター4は、2009年にPC版が登場した対戦型格闘ゲーム。操作は2Dですが、グラフィックが3D描写となっています。ストリートファイター4 PC版が登場した当時では、並のPCではややハードルが高い負荷でしたが、パソコンの高性能化に伴いハードルが下がってきています。 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 533.75 |
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
(備考)設定解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | |
AVERAGE FPS 450.05 |
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
2014年3月29日時点において、当サイトがレビューで扱ったパソコンのなかで500 FPS以上(1280×720 ウィンドウ表示)を記録したのは初である。
以下、当サイトが過去にレビューしたパソコンにて性能比較をする。ストリートファイター4 のベンチマークでは、グラフィックパフォーマンスの比較として参考になる。搭載GPUの性能が大きく影響するが、CPU性能が一定の基準を満たさない場合は足を引っ張り、スコアを落とす要因にもなる。また、OSを始め、ドライバや常駐ソフトなどシステム環境の違い、メモリの容量・規格の違いがあるため、厳密な比較にはなっていないことをご理解いただきたい。
発売当時のミドルレンジ~ハイエンド製品 | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | AVERAGE (FPS) |
2014年3月 | ENVY Phoenix 810-190jp |
Core i7-4960X EE | GeForce GTX 770 | 16GB | 533.75 |
2014月2月 | ENVY Phoenix 810-190jp |
Core i7-4820K | GeForce GTX 760(192-bit) | 8GB | 456.69 |
2014月2月 | ENVY 700-260jp | Core i5-4570 | GeForce GTX 760(192-bit) | 8GB | 431.55 |
2013年6月 | XPS 8700 | Core i7-4770 | GeForce GTX 660 | 16GB | 436.37 |
2012年5月 | XPS 8500 | Core i7-3770 | Radeon HD 7870 | 12GB | 440.47 |
2012年5月 | XPS 8500 | Core i7-3770 | HD グラフィックス4000 | 12GB | 83.28 |
2012年5月 | Alienware X51(R1) | Core i7-3770 | GeForce GTX 660 | 8GB | 414.22 |
2011年1月 | XPS 8300 | Core i7-2600 | Radeon HD 5770 | 8GB | 223.37 |
2011年1月 | XPS 8300 | Core i7-2600 | GeForce GTX 460 | 4GB | 317.60 |
2010年6月 | Studio XPS 9100 | Core i7-960 | Radeon HD 5870 | 9GB | 346.29 |
2010年5月 | Studio XPS 7100 | Phenom II X6 1055T | Radeon HD 5870 | 12GB | 270.16 |
2010年6月 | Studio XPS 9100 | Core i7-960 | Radeon HD 5870 | 9GB | 346.29 |
2009年9月 | Studio XPS 8000 | Core i7-860 | GeForce GTX 260 | 4GB | 200.33 |
その他のタイトルにおけるベンチマークテスト
いうまでもなく、フルHDで十分遊べる。バイオハザード6では2560×1600もの高解像度が設定できるので、そのあたりも狙えるハイスペック!
バイオハザード5は2009年9月にPC版が登場し、日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞。 また、NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した、初の立体3D対応ゲーム。 |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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Average FPS 271.9 |
RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 |
(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | |
Average FPS 260.3 |
RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 |
ラストレムナントは2009年にPC版が登場。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理能力にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲーム。 |
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | |
Average FPS 312.32 |
~グラフィックを最高にしても非常に快適。 |
(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | |
Average FPS 233.94 |
~グラフィックを最高にしても非常に快適。 |
2010年9月に発売したファイナルファンタジーXIV。PC版ファイナル・ファンタジーの2作目で、ファイナル・ファンタジー11から8年ぶりの新作。登場当時としては先を見越した設定となっており、パソコン性能の向上を前提にしているため、2010年時点では要求されるスペックが非常に高いです。 |
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ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク スコア | |
LOW(1280×720) | SCORE = 6955(とても快適 ) |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 6651(とても快適 ) |
バイオハザード6は、2013年3月22日にPC版が発売。最大で、2560×1600もの高解像度が設定できる。ハイスペックPCを活かした新要素として、家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録している。 |
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バイオハザード6 ・ ベンチマークテスト / DirectX 9.0c 1280×720 ウィンドウ表示 |
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SCORE 16356 | RANK S ⇒ とても快適な動作が見込める。 |
(備考) 1920×1080 フルスクリーン表示 | |
SCORE 11579 | RANK S ⇒ とても快適な動作が見込める。 |
消費電力
アイドル状態では60W前後、ベンチマークテスト中では160W~290Wあたりであった。
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