HP Pavilion 15-n200~インテル機とAMD機で性能比較
当方の手元にある実機での構成に限られるが、Pavilion 15-n200のインテル仕様ならびにAMD仕様で、パフォーマンス比較をしてみた。2014年5月時点のレビューである。
インテル機 VS AMD機!ベンチマークテストで比較
レビューしているPavilion 15-n200実機の構成は以下の通り。CPUおよび単体GPUは、レビュー時点で搭載できる最上位のものとなっている。CINEBENCH R10でCPU性能を比較すると、インテルモデルのほうが明らかに速い。
Haswell設計 Core i7-4500U 15-n243TX パフォーマンスモデル |
AMD A6-5200 APU搭載 15-n210AX パフォーマンスモデル |
Windows 8.1 Pro(64bit) | Windows 8.1 Pro(64bit) |
15.6インチワイドHDブライトビュー・ディスプレイ (1366×768) |
15.6インチワイドHDブライトビュー・ディスプレイ (1366×768) |
Core i7-4500U (1.80GHz~3.00GHz、4MBキャッシュ) |
AMD A6-5200 APU (2.0GHz, 2MB L2キャッシュ) |
4GB(4GB×1) DDR3L-1600MHz | 4GB(4GB×1) DDR3L-1600MHz |
インテル HD グラフィックス 4400(CPUに内蔵) (↑↓切り替え可能なグラフィックス) NVIDIA GeForce GT 740M(2GB) |
Radeon HD 8400(CPUに内蔵) (↑↓切り替え可能なグラフィックス) AMD Radeon HD 8670M |
1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転) |
1TB ハードドライブ (SATA, 5400回転) |
バッテリ駆動時間公称:約5時間45分 | バッテリ駆動時間公称:約5時間 |
CINEBENCH R10は、MAXON Computer社のCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトで、Cinema 4Dは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。 |
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INEBENCH R10のスコア | |
処理時間⇒1分19秒 | 処理時間⇒2分14秒 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っています。(モデルと背景の品質⇒高、シャドウとモーションブラー⇒低、パーティクル⇒中、エクストラタッチ⇒OFF)。また、ディスプレイ垂直同期をOFFにして、60FPS以上でも測定できるようにしてあります。 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 | |
AVERAGE FPS 101.60 |
AVERAGE FPS 69.77 |
設定解像度 1366×768 フルスクリーン表示 | |
AVERAGE FPS 90.08 |
AVERAGE FPS 58.87 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っています。(アンチエイリアスとモーションブラー⇒オフ、影・テクスチャ・画面クオリティ⇒高) |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 1280×720 ウィンドウ表示 | |
Average FPS 64.0 |
Average FPS 44.09 |
ラストレムナントは2009年にPC版が登場。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理能力にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲーム。 |
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | |
Average FPS 48.75 |
Average FPS 29.86 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っています。(アンチエイリアス⇒FXAA3HQ、モーションブラー⇒ON、影・テクスチャ・画面クオリティ⇒高) |
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バイオハザード6 ・ ベンチマークテスト / DirectX 9.0c 1280×720 ウィンドウ表示 | |
SCORE 2897 | SCORE 1985 |
どちらも搭載解像度 1366×768 でストリートファイター4が十分に遊べるレベルに達しているが、中堅クラスの3Dゲーム(バイオハザード5)あたりになるとインテルモデルに軍配が上がる。
ゲームはやるつもりないというなら、最も低価格なAMDモデルを選んで構わないと思われる。2D高精細コンテンツでも十分応えられる。
切り替え可能なグラフィックス
どちらのモデルも、「CPUに内蔵しているGPU」と単体GPUを切り替えて使うことができる。ネットサーフィンなど負荷の少ない作業では低消費電力の内蔵GPUを使うことになる。
インテル仕様レビュー実機の場合、インテル HD グラフィックス 4400 とNVIDIA GeForce GT 740M(2GB)の切り替え、AMD仕様では、Radeon HD 8400とAMD Radeon HD 8670Mの切り替えとなる。
当方のベンチマークテストでは、すべて単体GPUで動くように手動設定をした。
NVIDIAのユーティリティソフトで手動切替が可能。
AMDではCatalyst Control Centerで手動切替が可能。
消費電力は似たようなもの
アイドル時およびベンチマークテスト中に消費電力を調べてみた。(インテルモデルが満充電状態ではなかったので、バッテリを外した状態でおこなっている)
変動するのでこれというワット数は言えないが、どちらもアイドル値で10Wあたり、ベンチマークでは35Wあたりで大きな差はない。あえて言うならインテル仕様が1~2W高めなんだろうかという印象。
レビューは以上。
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HP Pavilion 15-n200レビュー ~2014年5月時点
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