DELLパソコンのHDD/SSD交換におけるシステム移行を行います。作成したリカバリディスクでは、新規に搭載したHDD/SSDにシステムをインストールすることができません。そのため、ディスクコピー(クローンコピー)ソフトを使い、システムを丸ごとバックアップして移行します。ここではMaxBlast 5(中身はAcronisのTrue Image)を使った例を紹介します。
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DELLパソコンをディスクコピー(MaxBlast 5編)

ディスクコピー・クローンコピー
DELLパソコンを購入後、ユーザー自身が大容量HDDや高速なSSDに交換する機会もあると思います。保証期間が過ぎたあとHDDの故障で修理に出すのは、中級者以上なら「修理代がもったいない」と思いますよね。

ここではDELLパソコンのシステムを、別のストレージにディスクコピー(クローンコピー)する方法を紹介します。2010年以前であれば再インストール用のOSディスクが付属していたので難なく移行できましたが、すでにOSディスクは付属しなくなったので元のディスクからシステムを丸ごとコピーする必要があります。なお、作成したリカバリディスクは修復用であり、新規のストレージにシステムをインストールすることはできません。

DELLパソコンのシステム構造

そのうちの2つは隠しパーティション
2011年に購入したDELL XPS 8300を例に解説していきます。このときは500GB HDD搭載でしたが、そのシステムの構造を確認します。
3つのパーティション分けがされており、そのうちの2つは隠しパーティションのため、表に見えるのはCドライブのみです。内訳は「OEMパーティションの118MB、RECOVERYパーティションの10.78GB、メインとなるCドライブのパーティション」です。

RECOVERYパーティションは出荷状態に戻すためのデータ格納庫で、OEMパーティションはおそらく起動に関するブートマネージャでも入っているのでしょう。(推測)
とにかく、そのままの構成でバックアップしなくてはシステム移行は出来なさそうです。

Macrium Reflectは断念
ディスクコピーソフトにはフリーソフトが多々ありますが、移動元のパーティションが移動先のパーティションよりも小さくないとコピーできないソフトは避けたほうがいいでしょう。

「コンピュータの管理⇒ディスクの管理」でCドライブの枠を表示し、右クリックで「ボリュームの縮小」を選び、パーティションサイズを縮小する作業を行うと・・・・、

「移動できないファイルが格納されている場所まで含めて、ボリュームの縮小はできない」と警告があり、この例だと、縮小可能な領域は約465GB⇒約230GBでした。同じ容量でのコピーには差し支えありませんが、SSDのようにHDDよりずっと容量の少ないストレージには不向きです。

MaxBlast 5にてディスクコピー

MaxBlast 5
では、HDDメーカーのSeagateが提供しているMaxBlast 5を使って、丸ごとコピーを行います。ただし、MaxBlast 5はSeagate製のHDDユーザーでないと使用できないんですね。またはSeagateに買収されたMaxtor製HDDでもOKです。
HDDは移動元、移動先でなくても大丈夫です。外付けでも何でもSeagateかMaxtor製HDDが認識されれば、MaxBlast 5が起動できます。

HDDが認識されないと上記写真のようにエラー
該当するHDDが認識されないと上記写真のようにエラーがでます。MaxBlast 5を定番として使うなら、起動キーとしてSeagate製HDDを購入することをお勧めします。低予算で導入するならMaxtor製(現在新品はない)かSeagate製を中古で購入してもいいですね。データ保存するわけではないので傷み具合はとりあえずパスできます。

MaxBlast 5はVista対応となっていましたが、Windows 7 Home Premium SP1 64bit でも良好でした。ところでMaxBlast 5って、中身はAcronisのTrue Imageなんですね。有名なバックアップソフトじゃないですか。Seagateユーザーであれば無料で使えるというのはいいですね。なお、該当するHDDがなく、バックアップに一円たりともお金をかけたくない場合は、本家True Imageのお試し版を使ってみてはいかがでしょう。

また、Western Digital製HDDユーザーなら、Acronis True Image WD Editionがあります。要領はSeagateのMaxBlast 5と同じです。

ディスクコピー行程

Seagateが提供しているMaxBlast 5
では、Seagateが提供しているMaxBlast 5を使って、XPS 8300のHDDシステムを、SSDへバックアップします。自動でOKなので正直、解説なんかいらないくらいです。

XPS 8300のHDDはSeagate製
バックアップ先のSSDは仮設置。ラッキーなことにパソ兄さんが購入したXPS 8300のHDDはSeagate製でした。

ディスクのクローン作成
MaxBlast 5を起動すると、タスクの選択が出ます。HDDからSSDへのシステム移行には「ディスクのクローン作成」を選びます。

「ディスクのクローン作成」の解説。
「ディスクのクローン作成」の解説。

クローンモードでは自動
クローンモードでは自動でおまかせ。

XPS 8300に搭載されていたHDD
移動元ハードディスクに、XPS 8300に搭載されていたHDDを選びます。Cドライブほか2つの隠しパーティションもしっかり認識されていますね。

SSDを選択
次に移行先であるSSDを選択。

SSDに隠しパーティションの分まで設定
クローン作成前と作成後の確認が出ます。SSDに隠しパーティションの分まで設定されています。気になったのは1点。Cドライブはともかく、隠しパーティションの領域がマスターよりも少なく、手動であわせるべきかと迷いました。しかし、面倒になり自動のおまかせでスルーしました。

SSDのパーティションを削除する
「SSDのパーティションを削除する」と確認がでますが、SSDには初期化以外なにもしていないので、そのまま削除でOK。

実行する操作の一覧。XPS 8300のSSD化
実行する操作の一覧が出ます。「おまかせなのでいいや!」のノリで実行をクリック。

xps8300のコマンドプロント
Windowsの画面が消えて、コマンドプロンプトのような画面になります。システム自体は20GBほどでしたが、バックアップには10分もかかりませんでした。(トイレに入っている間に終わっていたので、正確な時間は不明。)

SSDをHDDが接続してあったSATA3.0コネクタに挿しなおしXPS8300
バックアップが終わったら、電源を切り、コンセントを抜き、マスターのHDDを取り外します。SSDをHDDが接続してあったSATA3.0コネクタに挿しなおし、起動。

seagateのHDD
無事起動出来れば、完了です。外したHDDはマスターのシステムとして保管しておきましょう。個人的に使うアプリなどをセットアップしてからバックアップしたほうが、「あとあと便利なのでは」と思うでしょうが、唯一のファースト・システムなのでこれはいじらないほうが得策かと。もしやるなら、バックアップした側のシステムをいろいろセットアップして、それを別のHDDにバックアップしなおしたほうが良さそうです

もともとのHDDがバックアップ・メディアそのものです。バックアップツールを使って、別のHDDに丸ごとコピーして使えば、リカバリメディアなんて不要です。マスターのHDDに手を加えなければ、いつでも初期状態のシステムを別のHDDに丸ごとコピーできます。

ただ、こういったバックアップ方法では、もとのHDDはマスターとしていじれないため、別途HDDかSSDが必要になります。それでも、20GB程度データならバックアップで10分もかからずに作業できますし、意外とお手軽なんですね。ちなみにリカバリメディアの作成だけで1時間近く掛かります。

これまで律儀にリカバリメディアを作成していましたが、これからはもとのHDDを保管用にし、バックアップツールを使って丸ごとコピーしたHDD(またはSSD)を定番使用することにしました。当たり前ですがシステムデバイスもすでに入っているし、Flash PlayerやCyberlink PowerDVDも入っているので、基本的な構成が出来上がっています。

なお、これはDELLの推奨している本来の使い方ではないので自己責任であり、あくまでパソ兄さんの使い方です。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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