OS(オペレーティング・システム)とは

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Windows Vistaのスリープ機能

Windows Vistaでは電源管理にスリープという機能が導入されました。
パソコンをシャットダウンで終了すると次のWindows起動に時間がかかるため、スリープ状態にして次の起動時間を早くすることができます。

前OSのWindows XPから、スタンバイや休止状態といったOS起動時間を短縮させる機能がありました。そこで、スリープ機能は「スタンバイ」と「休止状態」が合わさった機能です。
共通していることは、稼動に必要なプログラムや作業中のファイルなどを一時的に保管することで、復帰時にはすぐに操作可能な状態になります。

スタンバイ、休止状態、スリープとありますが、どこが違うのか曖昧になりがちです。そこでまず、Windows XPのスタンバイと休止状態について解説します。

スタンバイ(Windows XP)

メモリーにデータを残し、省エネモードに切り替わります。メモリ以外のパーツへは電力がシャットアウトされます。復帰時はメモリならではの高速で立ち上がりますが、何かの電力トラブルで復帰が不可になる場合があります。

メリット:復帰時間が早い。

デメリット:メモリの電力が、わずかながら必要。
何らかの電力トラブルで一時的なバックアップデータが消え、復帰できない可能性がある。

休止状態(Windows XP)

ハードディスクに必要なデータを残し、省エネモードへ切り替わります。パーツへの電力はシャットアウトされます。復帰時はハードディスクからデータを呼び出すことになるので、スタンバイより時間がかかります。

メリット:メモリへの電力が必要ないので、さらに省エネ。何らかの電力トラブルでも大丈夫。

デメリット:スタンバイより、復帰時間がかかる。(シャットダウンよりは早い。)

▲スタンバイと休止状態はそれぞれ、一時的バックアップの保存先が違う

Windows Vistaのスリープ

スリープは、XPのスタンバイと休止状態のメリットを合わせたようなものです。
つまりメモリにもハードディスクにもデータを残すので、復帰が早い、電源トラブルにも強いメリットがあります。
ノートパソコンの場合、フタを閉じると自動的にスリープ状態になりますが、バッテリーが少なくなるとメモリへの電力供給ができなくなるため休止状態になります。
Vistaのスリープの場合
▲Windows Vistaのスリープは、一時的バックアップをメモリとハードディスクに保存する。

スリープは標準

Vista電源管理
マイクロソフトでは、早い起動時間を実現させるため、Windowsの終了にはシャットダウンではなく、スリープを推奨しています。そのためスタートメニューでは、スリープボタンが近いところにあります。

気になるスリープ時の電力は

スリープだとメモリへの電源供給は続けているわけですから、いっそのことシャットダウンしたほうが「電気代の節約になるのでは?」と思いますよね。
以下の構成のデスクトップパソコンにてスリープ時の消費電力を測ってみました。

Windows Vista Home Basic
Core 2 Duo E8400(3GHz)
チップセットP45
電源ユニット400W
500GB HDD×2台
RADEON HD3650 512MB グラフィックカード
4GBメモリ(PC6400)
スーパーマルチドライブ×2台

消費電力
スリープ時の消費電力=4W~5W、シャットダウン時は4W

シャットダウンとほとんど変化がありません。理論上、スリープのほうが電力がかかるはずですが、電気代には影響ないでしょう。コンセントを抜かない限り同じです。
のノートInspiron1520を測定したときは、スリープ時0Wで表示されました。さすがに完全な0ではないでしょうが、ノートパソコンなら、なおさらいいですね。

スリープのほうがシャットダウンより省エネ?

スリープはメモリへの電力供給があるため長期的に見れば、電気代が気になりますが、OSの起動は一時的に消費電力が高まるので、起動時間の短いスリープはその点で有利になります。
今回測定したパソコンではアイドル値(待機状態)が86Wですが、起動時には130Wほど消費しています。頻繁にパソコンをオンオフするなら、スリープにしたほうが経済的といえます。

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