DELLをメインに紹介している当サイトですが、今回は番外編で富士通のLOOX Uシリーズをレビューします。レビュー作成時では、DELLにこのタイプの製品はありません。
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LOOX Uの底面とバッテリー
LOOX Uの底面をチェックします。まず、バッテリーを外してみます。
バッテリーをロックしているラッチは2箇所。
左側のラッチをスライドしてロックを外します。
そして右側のラッチをスライドすれば、バッテリーが外せます。
裏蓋そのものがバッテリーとなっています。
標準搭載のバッテリーはかなり薄型です。 仕様はリチウムポリマ 7.2V 1800mAh。 Atom Z520搭載時では、メーカー公称の駆動時間は約4時間となっています。別途オプションでリチウムイオン 7.2V 3800mAh もあり、こちらは駆動時間が約7.8 時間。負荷のかかる使い方をすればもっと短くなると思われます。なお、搭載するCPUによって駆動時間は違っています。
バッテリーの様子1
バッテリーの様子2
本当に薄型のバッテリーです。標準バッテリー搭載時、LOOX U本体重量が約495g、そして大容量バッテリー搭載で612gです。大容量バッテリー搭載すると少し厚みが増します。
バッテリーを外したあとの底面の様子。
負荷のかかる作業をしたときには、ややファンの回転が聞こえます。冷却システムがしっかりしているためか、長時間使っていてもあまり本体が熱くなっていませんでした。
LOOX U背面に冷却ファン用の通気口があります。
LOOX Uを使ってみた感想
お勧めポイント- 約495gのリアルポケットサイズというのが最大のポイント。VAIO type Pよりも小型なので、持ち運べる気軽さが違う。通勤時の暇つぶしやビジネス用に活用できる。
- 5.6インチの画面でありながら解像度は1280×800もあり、表示領域が広い。ズームボタンで簡単に低解像度へ切り替えられるので、小さくて見えずらい場合にも対処できる。
- タッチ機能自体は個人的に重要視しませんが、電子辞書機能でペン入力できるのは便利。パソコンなので電子辞書を持ち歩くより、使える用途が幅広い。
改善の余地があるところ
- ディスプレイが180度回転しないので、（リバーシブル機構ではない）ので、せっかくのタッチ機能が生かされない。そのままキーボード入力するのが通常となってしまう。
- タッチ機能では、5.6インチ画面で小さいので、指でのタッチ操作は限られる。そのためタッチ機能は必然的に使わなくなってくる。（タッチ機能を多用するなら、スタイラスペンでのタッチがほとんどになる。）
- 光沢処理が多く、全般的にギラついた印象があり、指紋の付着が気になる。せめてキーボードぐらいは非光沢のほうが良かった。
レビューは以上。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より