Inspiron One 19レビュー
DELLの液晶一体型パソコンの第3弾、Inspiron One 19。今度はコストパフォーマンス重視で、購入しやすくなりました。VESAマウントにサポートしており、モニタアームや壁掛けへの取り付けが可能です。
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液晶一体型の低価格モデル!Inspiron One 19をレビュー

パソ兄さんのレビュー項目

Inspiron One 19をレビューします。
DELLの3作目となる液晶一体型パソコンモデル、Inspiron One 19をレビューします。DELLではこれまでXPS One、Studio One 19と2台の液晶一体型モデルを出してきましたが、いずれも、地デジに対応できるグラフィック性能や高級素材を用いるなどプレミアム感が高いため、コストパフォーマンスはイマイチという面がありました。

Inspiron One 19は低価格がポイント
そこで3作目となるInspiron One 19では、コストパフォーマンスを重視。グラフィック性能はそれほど高くなく、インターネットやビジネスソフトなどライトなユーザー向けです。ブルーレイや地デジといったHDコンテンツ使用は対象外、光学ドライブはトレイ式、ワイヤレスキーボードはオプション扱いなどのコストダウン化がみられます。

当サイト内の調査では液晶一体型は不人気ですが、「設置しやすいメリットは注目できるので、価格さえ安ければもっと反響がある」と思っていました。ですから、個人的にはツボをついた製品だと思います。動画編集や3Dゲームを楽しみたいなら絶対にお勧めしませんが、基本ネットユーザーならお勧めします。

CPUやHDDをデスクトップ用のパーツを採用
他社の一体型パソコンは、ノートパソコンのパーツを採用するケースが多いですが、Inspiron One 19ではCPUやHDDをデスクトップ用のパーツを採用しています。Core 2 Duoを搭載できるので、3Dグラフィック以外のことなら基本スペックは高いほうです。

ワイヤレスのキーボードとマウスはオプション扱い。せっかくの一体型なのでネットワークも含めワイヤレス環境がお勧めです。

1366x768
18.5インチワイド液晶。解像度は1366x768で、このサイズからするとやや低め。その分、文字は大きく表示されるので、あまり細々と表示させないユーザーにはちょうどいい。

パターンデザイン
前面の下部にはパターンデザインが施されたクリアパネル。

Inspiron One 19は低価格がポイント
フォトフレームのようなスタンド・タイプ。角度を調整できるので使い勝手は問題ありません。あまり設置スペースがない机上でも、すっきり置けます。

背面中央のパネルを外すとVESAマウント
Inspiron One 19の背面。背面中央のパネルを外すとVESAマウントのねじ穴がみられます。そのためアームスタンドの取り付けが可能。

Vostro 320をベースにしている
スタンドの隙間からアクセスできる端子群。法人向けのVostro 320をベースにしているためか、シリアルポート、パラレルポート、PS/2などを装備しています。旧規格の周辺機器を使っているユーザーにはありがたい仕様。セットアップは電源ケーブルのみでOK。(有線LAN環境ならイーサーネットケーブルで計2本。)

薄型トレイ式を採用しています
本体左側面には光学ドライブ。これまでのDELL液晶一体型はスロットイン式でしたが、今度はノートパソコンに使われる薄型トレイ式を採用しています。このあたりはコストダウン化の要素と思われます。

Inspiron One 19の性能
USB端子はもちろん、4pinのIEEE1394も装備。8規格対応カードスロットも装備。

Inspiron One 19の性能パフォーマンスは

性能パフォーマンス
Inspiron One 19の性能をWindowsエクスペリエンス・インデックスでチェック。カスタマイズ構成で若干変化はありますが、極端な変化はありえません。今回チェックしたモデルの構成とスコアは以下の通り。

Inspiron One 19の構成
OS Windows 7 Home Premium 64bit版
CPU インテル Core 2 Duo プロセッサー E7500
(3MB L2 キャッシュ, 2.93GHz, 1066MHz FSB)
メモリ 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ
HDD 500GB SATA HDD(7200回転)
液晶ディスプレイ 18.5インチワイド液晶 (1366x768)
グラフィック オンボード・グラフィック GMA X4500
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア
プロセッサ 6.5
メモリ 6.5
グラフィックス 4.4
ゲーム用
グラフィックス
3.5
プライマリ
ハードディスク
5.9

各項目の内容

プロセッサは
一秒あたりの計算。

メモリは
一秒あたりのメモリ計算。

グラフィックスは
2D処理。操作画面のグラフィックなど。

ゲーム用 グラフィックスは3D処理。3Dゲームでは重要。

プライマリ ハードディスク は、HDDの転送速度。

スコア のガイドライン

Windows 7では、1.0~7.9までの評価がされます。
(Windows Vistaでは、1.0~5.9まで。 )
各項目の最低スコアが全体の基本スコアとなります。

2.0未満
事実上NGライン。美しいグラフィック描写のWindows Aeroは不可。動作はするらしいが実用性に難あり。

2.0~3.0未満
事実上NGライン。ウィンドウが半透明になるAero Glassには性能不足。一部高度機能の実行が不可。

3.0~4.0未満
ネットやビジネス用では合格レベル。Windows Aeroが実行可能。ブルーレイなどのHD(高精細)コンテンツや3Dゲームには厳しい。マルチモニタにした場合、解像度によってはモタツク事もあり。

4.0~5.0未満
快適なレベル。すべての機能を完全に実行可能。HD(高精細)コンテンツや、ライトな3Dゲームにも充分。

5.0以上
かなり快適で、自慢できるスコアです。本格的な3Dゲーム用には必須ラインです。

ネットやビジネス用では問題なし
Inspiron One 19のチップセットはG41 Express。これに内蔵するオンボードグラフィックはGMA X4500。これはHD動画再生支援機能を持ちません。よって、ブルーレイディスクの再生や地デジパソコンとしてはやや性能不足です。Windows Vistaであったら操作に若干モタツキ感を覚えるでしょうが、Windows 7は軽くなっているのでネットやビジネス用では快適でしょう。

ネットやビジネス用ではCPUとメモリのスコアが大きく反映されます。今回、Core 2 Duo プロセッサー E7500と4GBメモリを搭載した例ですと、どちらも6.5と非常に高いです。グラフィック性能を求めない方には無駄な出費がありません。

なお、Inspiron One 19はすでに販売終了しています。まずはパソ兄さんが注目しているこちらのノートをチェックしてみてください。↓

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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