18.5インチワイドで美しいラインの液晶一体型、DELLStudio One 19。配線のわずらわしさがなく、セッティングも楽。タッチスクリーンモデルでは、画面越しに操作ができる!
DELL Studio One 19を購入しました!
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18.5インチワイド液晶一体型モデル「Studio One 19」を購入いたしました。以前、展示されていたStudio One 19(ピュア・ホワイト)をレビュー しましたが、今度は実際に購入してみてパソ兄さん自身の使い勝手を中心にレビューします。
生活のなかで必要性があってStudio One 19を購入したわけではありません。これまで一体型モデルを購入したことがないので、当サイトのレビュー・ネタとして試してみることにしました。そのため、個人的にはセカンドPC扱いです。「別に問題があってもいいや。」と思ったので、64bit OSのWindows Vistaを搭載し、さらに画面に触れて操作できるタッチスクリーン仕様にしました。2009年7月時点で64bit OSは時期尚早かと思いますが、ゆくゆくは64bit OSの時代が来るでしょうから購入の参考になさってください。
あまりリスクを負いたくない方は32bitで購入するのがよいかと思います。
なお、展示されていたStudio One 19(ピュア・ホワイト)をレビューしたときの内容と一部重なる解説が出てしまうので、前半「購入コンテンツ」と、後半「展示レビューコンテンツ」の2カテゴリーに分けました。 展示されていたStudio One 19(ピュア・ホワイト)のレビューを見たいかたは後半へどうぞ。
Studio One 19を購入した感想
パソ兄さん自身は根本的に自作ユーザー視線でパソコンをチェックするので、Studio One 19のような一体型は融通が利かなく嫌いなタイプです。特に固定される要素が多く、拡張性は無いに等しいのがデメリットとなります。
しかし、実際にはセカンドPCとして使い勝手がマッチしており、満足のいくものでした。
Webやグラフィック製作、ゲーム専用機といったメインPC向けにはなりませんが、マルチメディア家電として映画鑑賞、音楽鑑賞、チューナーを付けてテレビ鑑賞などオールマイティに使えます。それはエントリー向けのデスクトップPCでもできることですが、やはり一体型ならではのシンプルで美しいデザインで、配線がすっきりしたStudio One 19ならではの良さがあります。
Studio One 19のメリットを生かせる使い方であれば、大いにお勧めできるモデルです。そのStudio One 19のメリットを生かせる使い方は、後のコンテンツで紹介したいと思います。さて、項目ごとに細かくレビューしていると読み疲れるでしょうから、まず先に注目ポイントと結論をまとめて紹介します。
Studio One 19の画面
Studio One 19は、18.5インチワイド液晶一体型モデル。液晶テレビと同じ16:9のアスペクト比(横縦比)なので、地デジ視聴であれば上下に黒帯が入ることなく表示できます。テレビ向け番組で制作されたDVD鑑賞もフル画面で観ることができます。
18.5インチワイド液晶なので、リビングに置くならコンパクトすぎるサイズです。あくまでプライベート用途になりそうです。
解像度は1366×768なので、一般的な15インチワイド画面の平均的な解像度。
Studio One 19は18.5インチワイドなので、やや低めの解像度となります。Web画面を2つ並べることは難しいです。その分、文字が大きくなるので年配者にはむしろ使いやすい仕様です。ツールをたくさん並べるような制作使用には向かないですね。
パソ兄さんは、画面に触れて操作できるタッチスクリーン仕様にしました。ですから、これ以上解像度があったら文字が小さくて操作に難儀してしまいますので、これでベストです。またタッチスクリーン仕様でなくても、解像度が1366×768なのは残念なところ。カスタマイズで1600×900くらいの解像度が選べれば、よかったと思います。
Studio One 19のタッチスクリーン
カスタマイズで、タッチスクリーンにできます。タッチスクリーンの専用ソフトも付属しますが、一般ソフトでもタッチ操作ができます。カーソルを動かしたり、クリック、Wクリック、ドラック&ドロップ、右クリックのメニュー表示、画面にキーボードを表示させてテキスト入力までできます。ほとんどの作業がタッチ操作で可能ですが、正直、あまり手順が多い作業はキーボードとマウスを使ったほうが楽です。
キーボードを置かない特殊な使用目的にはかなり重宝しますが、普通にデスクの上に置いてキーボード&マウスが置けるなら、無用な機能です。
タッチスクリーンを初体験したときはかなり感激しましたが、そのうち飽きてきます。タッチスクリーンのアップ料金は安くないので、興味だけでは導入しないほうがいいと思います。パソ兄さんはセカンドPCとしてコンテンツ再生にしか使わないので、タッチスクリーンを活用しています。
あと、上の写真でも分かるように、数時間も操作していれば指紋でベタベタになります。うちのおかん(母親)のように年配者は、「ああ、これや、これ」と言ってやたらと画面を触る困った習性がありますが、タッチスクリーンなら「指紋が付いてなんぼ」なので、大いに歓迎できます。みんなで家族旅行のプランを立てるときなど、画面タッチで複数のメンバーが操作できるのも便利です。キーボードやマウスをたらい回しにするのは面倒ですからね。
キーボードやマウスなしで、そのまま置くだけの使い方もありです。さっそく、寝そべってDVD鑑賞。あるときはデジタル・オーディオとして音楽鑑賞も。
ラジカセ感覚で設置できるマルチメディア家電といったところでしょうか。また、キーボードをリモコン代わりに遠隔操作できます。
それにしても、キーボードは真下にスッポリ収まるので、タッチスクリーンでなくてもいいかもと思うときがあります。
Studio One 19のカラーバリエーション
Studio One 19はカラーバリエーションを選べるので、チャコール・グレーを購入。直訳すれば木炭灰色。黒い近い濃い灰色です。ちなみに、ここの両サイドに5Wスピーカーを内蔵しています。
カラーバリエーションといっても筐体の基本カラーはホワイトで、スピーカーおよび縁周りにメッシュ生地が被せてあるだけです。そして画面に黒のクリアパネルが被せてあります。ワイヤレスキーボードとマウスはカラーに合わせて黒と白が用意されていますが、チャコール・グレーモデルは黒が付属します。
こちらがすべての基本となるピュア・ホワイトモデル。メッシュ生地はなく、画面のクリアパネルは白。キーボード&マウスには白が付属します。
シンプルな接続と設置性
セットアップは電源コンセントを差し込むだけでシンプル。一体化した液晶とパソコンを支えるスタンドは、頑丈な金属製。たぶん、マグネシウム合金かな?
ほとんど、ただの液晶モニタと変わらない厚み。これでパソコン本体が付いていることは驚異的です。CPUやハードディスクはデスクトップ機と同じ規格を採用しているので、そこらのノートパソコンよりも高い性能を誇ります。このモデルの存在ポジションを考えると過剰スペックと思いますが、クアッドコアのCore 2 Quad Q8200 まで搭載が可能です。
クアッドコア対応ソフトや複数同時作業をするなら試してみてはいかがでしょう。
64bit OSのWindows Vistaはどうか?
Studio One 19は32bit/64bitのWindows Vistaを選べますが、2007年7月時点ではまだまだ、32bitが主流。しかし、今回はあえて64bitで購入しました。
64bitのメリットは4GB以上のメモリが搭載できることと、64bitソフトを使えば、32bit仕様よりも処理速度が速いことです。
ただし結論をいうと、2007年7月時点ではお勧めできる段階ではありません。周辺機器のドライバ対応がまだまだ追いついておらず、パソ兄さんの場合は別のマシンで使っている外付け地デジチューナーを使う予定でしたが、64bitドライバーがサポートされておらず断念しました。
では「64bitのWindows Vistaはまだ使い物にならないのか?」といわれると、そうでもありません。64bit版のWindowsには、「wow64」というサブシステムがあります。これにより32bit環境を作り出し、32bitソフトを動かすことができます。ただし、32bit環境を作りだす処理の負担があるので、同じ構成なら、32bit Windowsで、32bitソフトを動かしたほうが高速なのは言うまでもありません。
高性能になったオンボードグラフィックのNVIDIA GeForce 9400を搭載しているため、インターネット、映像鑑賞程度ではまったくストレスを感じません。こったグラフィック表示のWindows Aeroですら快適に処理しています。
使っているソフトがほとんど32bit版ですが、気にせずバンバン使用しています。正直、64bitの意識無く使っています。しかし、不具合のある32bitソフトもあるでしょうから、お勧めはしません。後は周辺機器が64bit未サポートで使えなくなるのが、痛いところ。
各社、周辺機器メーカーさんの早いサポートを待つのみ。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
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