DELLパソコンを紹介する当サイトですが、DELLのライバルであるHP（ヒューレット・パッカード）の動向を探ってきました。
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旧作DELLレビュー
日本HPの、個人向けPC新商品発表会に参加
2009年10月14日に行われたHP新商品発表会に招待されたので、参加してきました。DELLパソコンを中心に紹介している当サイトなのに、オンライン・パートナーとしてのお誘いを頂きました。では、「DELLのライバルメーカー、HP。その動向を視察といきますか。」HPでは、Windows 7の登場とともに冬モデルの投入です。会場は東京丸ビル7階で、日本HPの社長さんがお目見えするそうです。
HP（ヒューレット・パッカード）は、1939年にウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードが創立した老舗メーカー。2002年にPC最大メーカーのコンパックを吸収したものの、しばらくはDELLについで2位の世界シェアでした。その後、2006年第3四半期から2009年現在において世界シェアNo.1となったPC最大メーカー。DELLの最大のライバルメーカーですね。
さて、本題に入る前にちょっと脱線。会場入りする30分前は江戸城におりました。丸ビルのすぐ向かいに内堀エリアがあり、外堀エリアを入れると、丸ビルはすでに城内ということになります。さすが日本最大規模の大城ですね。正直、HPの新商品発表会よりこっちのほうが興味津々だったりして。
江戸城のもとは、平安～鎌倉時代、江戸氏の居館。そして室町幕府、古河公方、関東管領上杉による内乱で関東が騒乱となったとき、江戸氏は滅亡。
そして、古河公方に組する千葉氏を抑える拠点として、関東管領上杉の重臣「太田道灌」が築いた平山城が江戸城。戦国時代末期は小田原北条氏の支城となり、豊臣秀吉の小田原征伐後（1590年）は徳川家康の居城となりました。
千葉県民のパソ兄さんとしては、太田道灌の江戸城時代に興味があり、享徳の乱をはじめ戦国時代のきっかけとなった関東の騒乱を知ると、地元の知名度が極めて低い城址巡りが楽しくなり・・・と、ここらでやめておきます。HP新商品発表会でしたね。
13：00に会場入り、13：30ごろから日本HP社長の小出伸一氏による挨拶がありました。
挨拶の後、小出伸一氏とマイクロソフト社長樋口泰行氏による対談が始まりました。
樋口氏は登場するなり、バックボードのHPとWindowsのロゴが対等で感銘しておりました。2人はプライベートでもお付き合いがあるのだとか。
これからは、感覚的にパソコンを使う時代になるとか、64bit標準化の移行とか、子供からお年寄りまで幅広いユーザー層の拡大とかの内容でした。不景気の日本を元気にするといったこともおっしゃっていました。ちょっと、おきまり文句。
対談後、「HP家の人々～大切な私と大切なみんな」という舞台が始まるようです。
「・・・・・はやく、新商品を触らせてほしんだけど。」
どこぞの劇団に依頼したのだろうか、HPパソコンとWindows 7を使ったデジタルライフの物語です。10歳～35歳の家族設定で、やり手のビジネスマンやPCオタク、今時の兄ちゃん、デジタル・キッズ、専業主婦など個性豊かなメンバー構成となっています。
希薄となりつつある絆を、デジタルライフが人間関係をつないでいくという強引なコンセプト。う～ん、本来、デジタルライフが絆を希薄にしたんでしょ。個人的にこの手の朝ドラ・タッチな雰囲気は苦手。
新商品のHPパソコンを使っての演出です。タッチ操作で地図検索、ゲームもこなすハイエンド・デスクトップおよびノート、フルメタルボディ・ノートをさりげなくアピール。
Windows 7 ホームネットワークを使い、動画や音楽を各部屋にあるパソコンでシェアリングする演出もありました。
スクリーンに操作画面はでるものの、HP製品はよく見えません。Windows 7の見所は伝わってきますが、HPパソコンでなくても他社製パソコンにも言える事が多々ありました。
パソコンは一般家電と違って、他社との差別化が難しいですね。なぜならば、ほとんどすべてのパソコンは「IBM互換機」だからです。1984年にIBMが発売した「IBM PC/AT」というパソコンに始まり、各社がこの仕様で生産して現在に至っています。
この舞台は、これからパソコンライフを始めるお子様や、年配者に見てもらえばそれなりの効果があると思います。しかし、今回はテレビや新聞・雑誌などマスコミ関係者を相手にしているので、時間と予算の無駄でしょう。
舞台のあと、営業マンによる商品解説。ちょっとテレビショッピングみたい。
当サイトのようなオンライン・パートナー向けに商品説明会が行われました。
ちゃっかり、DELLパソコンを持参。スパイ・潜入中・・って、パソ兄さんはDELLの社員じゃないですよ。このDELLパソコンにはGPS機能をつけてあるので、地図代わりに持参しているだけです。
ようやく、フリータイム。HP新商品を触ることができます。
HP（ヒューレット・パッカード）、2009年冬モデルをレポートHPデスクトップ
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