HP ENVY15-k000 レビュー!HPコントロールゾーン トラックパッド搭載
Haswell設計の15.6インチ・ミドルノートである、HP ENVY15-k000をレビューします。今回レビューする実機ではCore i7-4510U+ GeForce 840M を搭載います。GPUでは最大、NVIDIA GeForce GTX 850Mが搭載できるため、本格ゲームの入門機や動画編集用として活用したいミドルユーザーに向いています。
モダンシルバーとブラックのツートンカラーになったシンプルデザイン。主な特徴は以下の通り。
- NVIDIA GeForce GTX 850Mが搭載できる、ミドルスペック構成(レビューでは840M搭載)
- 迫力サウンド!BeatsAudio デュアルスピーカー+サブウーファーを内蔵
- HPコントロールゾーン トラックパッド搭載で、Windows 8.1の操作が楽々
- バックライトキーボード装備
- 指紋認識リーダー搭載
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※2014年9月時点。ENVY 15-k000の実機に基づいた調査です。購入された製品と完全一致している保証はありません。仕様変更などはHP公式サイトでご確認ください。
シルバーのスタイリッシュデザイン
ENVY15-k000の本体サイズは、幅385×奥行き261×厚み26.5~30.5mm。重量は約2.4kgほどなので、据え置き用途がメイン。
天板中央にhpロゴ。
ヒンジの様子。角度によって一部が飛び出るので軽く要注意。
HPコントロールゾーン トラックパッド搭載
Windows 8.1が快適に操作できるHPコントロールゾーン トラックパッド搭載。
タッチパッドの左右端が色違い(さらに梨地の表面処理)になっており、そのエリアがHPコントロールゾーンです。マルチタスク、チャームバー、アプリのスナップ、アプリを閉じるなどのタッチ操作が行えます。
操作一例。右からさっと左へ擦るとチャームバーが現れ、そのまま上下にスライドすると項目が選択できます。ただし、気になるのが一点。右クリック・左クリックでは、HPコントロールゾーンを避けないといけないので慣れるまではちょっと扱いにくいです。常に端をクリックするユーザーの場合、特に要注意です。
レビュー機の構成とベンチマークテストの結果
レビューしたENVY15-k000の構成は以下のとおりですが、ベンチマークテストでは、ストリートファイター4がフルHD解像度 (1920 × 1080)でも快適に遊べる性能でした。バイオハザード5くらいのミドル負荷になると、フルHD解像度では一部重くなるものの、遊べる性能があります。HD解像度であれば快適に遊べるタイトルがさらに増えてくるでしょう。
ENVY15-k000に搭載しているCore i7-4510Uおよび GeForce 840M のスペック。Core i7-4510Uは2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作するCPUです。15Wと非常に低消費電力。
GeForce 840Mは切り替え可能なグラフィックとなっており、低負荷の時には低消費電力のHDグラフィックス4400が使われます。自動切り替えですが、任意での切り替えが可能であり、普段、高スペックなグラフィックが必要ない方でも、「いざというときの高スペック保険」となります。
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CPU性能のベンチマークテスト | |
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 レンダリング 処理時間⇒ 1分17秒 当サイト調べによる比較参考データ(当時において上位CPU搭載デスクPC)
比較参考データ2(当時において、中位以下のCPUを搭載したデスクPC)
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本格3Dゲームのベンチマークテスト | |
負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 130.95RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 1280×720 ウィンドウ表示
1280×720 ウィンドウ表示
1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 67.72 |
負荷レベル:ミドル |
2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 1280×720 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 92.5 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 50.8 |
負荷レベル:ややヘビー |
2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。 1280×720 フルスクリーン表示 SCORE = 3971 |
2013年8月に正式サービス開始したオンラインゲームMMORPG。不評だった旧版ファイナルファンタジーXIVを根本的に開発しなおし、大幅な変更が加えられた新バージョン。 1920×1080 高品質(ノートPC)フルスクリーンモード 【2091 普通】 |
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Windows版が2013年9月に発売した「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークテスト。登場するキャラクター達が活躍するストーリーが再生される。 1920×1080 標準品質 ウィンドウ 【快適 6029】 快適な動作が見込めます |
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ワットチェッカー | |
消費電力は変動を繰り返しますが、平均的なワット数を独断でチェックした場合
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以上のグラフィックパフォーマンスよりも上を望むのであれば、NVIDIA GeForce GTX 850M (4GB)を選択しましょう。
過去のHPパソコンレビューと比較
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1分17秒 | 130.95 | |
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39秒 | 155.79 | |
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39秒 | 155.37 | |
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30秒 | 136.23 | |
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40秒 | 135.90 | |
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1分13秒 | 130.20 | |
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35秒 | 124.36 | |
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29秒 | 113.59 | |
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1分19秒 | 101.60 | |
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40秒 | 82.94 | |
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2分14秒 | 69.77 | |
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48秒 | 53.34 | |
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1分08秒 | 50.20 | |
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1分03秒 | 48.60 | |
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1分27秒 | 39.23 |
15.6インチ・フルHD解像度 (1920 × 1080)ディスプレイ
15.6インチワイドフルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080/最大1677万色)。TNパネルだと思われますが、左右からの視野角は概ね良好。かなり上からでは白く飛んでしまいますが、基本的な使い方であれば問題ないでしょう。下からの視野角はやや色度変移が見られますが、気に障るほどではありません。非光沢画面なので目に優しく、長時間のビジネス用にも向きます。
HP TrueVision HD Webcam (約92万画素)を内蔵。
ENVY15-k000の側面インターフェース
ENVY15-k000の前面には特に無し。形状が分かるように裏返した状態でも撮影。
背面も特になし。
左側面
ENVY15-k000の左側面に端子が集中します。
「電源コネクター、ギガビットイーサネットLAN端子、通気孔、 HDMI出力端子、USB3.0×2基(うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応) 、SDカードスロット」 を装備。排気口がダイレクトにあり、エアーフローがしっかりしているので長時間の高負荷にも安心。
※電源オフUSBチャージ機能:パソコンを起動しなくても小型機器のUSB充電用に使える機能
今回の構成では65W ACアダプターが付属。なお、NVIDIA® GeForce® GTX 850M搭載時は、90W ACアダプターが付属するようです。
右側面
ENVY15-k000の右側面には、「ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、USB3.0 × 1基、オプティカルドライブ、セキュリティロックケーブル用スロット」 を装備。
先端に電源とHDDライトを装備。
ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)を搭載。
ENVY15-k000のキーボード
キーボードの地部分がパームレストをプレスした一体型なので、わりと地盤がしっかりしています。タイピングしてみると、一般的なエントリーノートよりもしなりが少ない印象を受けました。パームレスト部分はアルミ素材と思われ、ENVYシリーズならではの高級感を感じます。
ENVY15-k000ではBeatsAudio デュアルスピーカー+サブウーファーを内蔵していますが、キーボードの上にスピーカーの一部を搭載。(定格出力2W+2Wのデュアルスピーカー部分)。
電源ボタンでは右端にLEDライト内蔵。指先で簡単にログオンできる指紋認証機能を内蔵しており、 指先でログオン認証が可能です。IDやパスワードの入力が不要になり、操作性が大幅に向上します。
テンキーを装備したフルサイズキーボード。キーストロークはやや浅めですが、気になるほどではありません。
バックライトキーボード(テンキー付き)を標準で搭載しているので、暗い場所でも楽々操作できます。
半角全角キーやBackspaceがやや小さいが許容範囲。気になるところはカーソルキーの「上キー」であり、小さいので指が太い人だと指先を立てて押さなくてはならないのが気になります。
fキーの印字サイズが小さいところが気になる。年配者にはちょっと見えにくいですね。
底面
ENVY15-k000には、バッテリーのロック解除ラッチとイジェクト用のラッチがついています。リチウムイオンポリマー バッテリ (4セル)を搭載しており、今回の構成の場合は、公称駆動時間が約4時間30分となっています。底面にbマークがついていますが、これがサブウーファーだと思われます。
ミドルスペックで付加機能重視のユーザーさんには、ENVY15-k000が要チェック機種です!
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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