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剛性を重視したユニボディ!HP Pavilion 15-p000をレビュー

15.6インチ・エントリーノートでもややグレードを上げた製品、HP Pavilion 15-p000をレビューします。継ぎ目を極力なくし、パーツを極力少なし、剛性を高めたユニボディの構造となっています。これで、隙間に入る汚れも抑えられるメリットがあります。

HP Pavilion 15-p000をレビュー今回レビューするHP Pavilion 15-p000はHaswell設計。Core i7-4510UとNVIDIA GeForce 840Mを搭載した状態で紹介します。(HP Pavilion 15-p022TX パフォーマンスモデル)。この構成であれば、ストリートファイター4がフルHDでも快適に動作し、ミドル負荷のゲームでもHD解像度であれば結構快適に遊べるパフォーマンスがあります。エントリーノートといえど、構成次第でゲーム機入門レベルの性能があり、中級者以上でも狙えるノートパソコンです。実機では1TBハイブリッド・ハードドライブを搭載しており、起動が速いです。

Pavilion 15-p000

レビューしたHP Pavilion 15-p000の構成

  • Windows 8.1 Update (64bit)
  • 15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)
  • Core i7-4510U プロセッサー(2.00GHz- 3.10GHz)
  • 8GB(8GB×1) DDR3L-1600MHz
  • NVIDIA GeForce 840M(2GB)
    ※自動切り替え機能:低負荷時⇒インテル HD グラフィックス 4400
  • 1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転)
  • バッテリ駆動時間公称:約4時間30分

※2014年8月時点のレビューになります。仕様変更やカスタマイズの違いがあるため、詳しくはHPサイトをご覧ください。

HP Pavilion 15-p000のカスタマイズ例

レビュー時点の構成例をチェックすると、さらにスペックを落として低予算で購入する事が可能です。「ゲーム入門機レベルほどの性能は必要ないが、剛性を重視したユニボディが目当て」というユーザーでも買いやすくなっています。
モニタ-ディスプレイ
  • 15.6インチワイドHDブライトビュー・ディスプレイ (1366×768)
  • 15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)
CPUカスタマイズ
  • Core i5-4210U プロセッサー(1.70GHz-2.70GHz)
  • Core i7-4510U プロセッサー(2.00GHz- 3.10GHz)
グラフィックカスタマイズ
  • インテル HD グラフィックス 4400(Core i5-4210U に内蔵)
  • NVIDIA GeForce 840M グラフィックス
メインメモリ
  • 4GB(4GB×1) DDR3L-1600MHz
  • 8GB(8GB×1) DDR3L-1600MHz
ストレージ、HDD-SSD
  • 750GB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
  • 1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転)

個性的なアクアブルーとユニボディ

天板、端子のある側面、底面は個性的なアクアブルーとなっており、だいぶポップな印象を受けます。トレンドを取り入れたと言っているので、今年の流行色なんでしょうか。天板は縦線の筋があるテクスチャー加工であり、持ち運びの際、若干滑り止めの効果があります。

hp-HP Pavilion 15-p000購入ガイドまたHP Pavilion 15-p000の天板にはソフトタッチコーティングを施してあるため、指紋の付きにくい処理がされています。そして中央にhpロゴ。なお、デザインとしてPavilion 15-n200シリーズの色違いに見えますが、細部で結構異なっています。

ユニボディアクアブルーのシャーシ部分がユニボディであり、継ぎ目がないので剛性が高くなっています。底面にバッテリーのロックおよび切り離しのラッチがあります。

単体GPU搭載のHP Pavilion 15-p022TX パフォーマンスモデル4セルバッテリーの部分はブラック。公称バッテリ駆動時間では、内蔵グラフィックタイプのHP Pavilion 15-p000 スタンダードモデル(ブルー)が約6時間30分、単体GPU搭載のHP Pavilion 15-p022TX パフォーマンスモデル(ブルー)が約4時間半。

HP Pavilion 15-p000は重量約2.27kgサイズ:約385mm × 261mm × 厚み24~27.5 mm。重量約2.27kg。

15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ

HP Pavilion 15-p000ノフルHD非光沢・ディスプレイ1366×768解像度の構成もありますが、今回の実機は、15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)。
この画面サイズでこの高解像度は玄人好みです。また、非光沢なのでビジネス用にもいいですね。TNパネルだと思いますが、左右斜めや少し下斜めの角度から見ても、視野角が比較的良好。しかし、さすがに上斜めからは白く飛んでしまう。
それでもエントリーノートとしては、だいぶクオリティのあるディスプレイかと思われます。ディスプレイベゼル上部中央にTrueVision HD Webcamとデュアルマイクを内蔵。

Pavilion 15-p000の前面・背面・左右側面

Pavilion 15-p000装備端子前面と背面には装備端子なし。そして2箇所のヒンジ。ディスプレイの角度によってはヒンジが少し突き出すので、引っ掛かりがちょっと気になります。なお、ディスプレイは下の写真の角度まで開きます。

右側面に、電源コネクタ、100Base LAN端子、排気口HDMI端子、USB3.0端子×2、SDカードスロット装備。

左側面にヘッドセット端子、USB2.0端子×1、DVDスーパーマルチドライブ装備。また、電源ライトとHDDライト、セキュリティスロットがあります。

HP Pavilion 15-p000のDVDスーパーマルチドライブトレイ式の光学ドライブ。カスタマイズはなく、DVDスーパーマルチドライブだけでした。

ウォールマウントプラグこのモデルでは、65W スマートACアダプターが付属。電源ケーブルをつなげて使用しますが、ウォールマウントプラグが付属しているので、電源ケーブルを省略することができます。

キーボードとパームレスト

Pavilion 15-n200シリーズと同じテンキー付きのアイソレーションキーボード採用。キーボードパーツはPavilion 15-n200シリーズと同じなので、そちらのレビューをご覧ください。そしてタッチパッドはボタン一体型。

ヘアライン加工ポリカーボネート(工業プラスチック)ですが、ヘアライン加工の金属風に表面処理がされています。

Beats AudioテクノロジーマークがLED点灯する電源ボタン、上部中央にデュアルスピーカ内蔵、Beats Audioテクノロジー(デジタル・シグナル・プロセッシング)を採用しており、独自のチューニングが施されています。(デジタル音源を圧縮する際に失われた音質を回復し、迫力の重低音とクリアな高音域を実現しているという。)

ベンチマークテスト

Core i7-4510U-NVIDIA GeForce 840M搭載しているCore i7-4510Uは2コア実装で、HTテクノロジーによって4スレッド動作するCPUです。超低電圧版のUシリーズであり、TDPがたったの15W。単体GPUのNVIDIA GeForce 840Mは比較的ローエンドであるが、ストリートファイター4をフルHD解像度 (1920 × 1080)でプレイしても60FPSを超えており、快適に遊べるパフォーマンスを持ちます。

Pavilion 15-p000

レビューしたHP Pavilion 15-p000の構成

  • Windows 8.1 Update (64bit)
  • 15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)
  • Core i7-4510U プロセッサー(2.00GHz- 3.10GHz)
  • 8GB(8GB×1) DDR3L-1600MHz
  • NVIDIA GeForce 840M(2GB)
    ※自動切り替え機能:低負荷時⇒インテル HD グラフィックス 4400
  • 1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転)

ハイブリッドHDDHDDのパフォーマンス。8GBフラッシュメモリ内蔵したハイブリッドHDDを採用している。

NVIDIA GeForce 840M切り替えNVIDIA GeForce 840Mとインテル HD グラフィックス 4400を切り替えて使用できる。ベンチマークテストではNVIDIA GeForce 840Mを有効化させている。

CPU性能のベンチマークテスト
レンダリングテストのCINEBENCH R10

CINEBENCH R10 

3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。

レンダリング

処理時間⇒ 1分13秒

当サイト調べによる比較参考データ(当時において上位CPU搭載デスクPC)

  • (2008年)Vista 32bit + Core 2 Duo E8400 + RADEON HD 4650⇒ 2分31秒
  • (2006年)XP 32bit + Pentium D 915 + RADEON HD 3650 ⇒ 5分28秒
  • (2003年)XP 32bit + Pentium 4 /3GHz + GeForce 6600 ⇒ 7分36秒

比較参考データ2(当時において、中位以下のCPUを搭載したデスクPC)

  • (2014年)Win8.1 64bit + A10-6700 + Radeon HD 8670D ⇒ 1分08秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Pentium G3220 + HD グラフィックス ⇒ 1分27秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i3-4130 + HD グラフィックス 4400 ⇒ 1分03秒
  • (2011年)Win7 64bit + Pentium G620 + HDグラフィックス ⇒1分47秒
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + HDグラフィックス ⇒1分40秒
本格3Dゲームのベンチマークテスト
ライトなゲームのストリートファイター4
負荷レベル:ライト

ストリートファイター4

2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。

1280×720 ウィンドウ表示

AVERAGE FPS 130.20

RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。

1920×1080 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 67.12
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。

1280×720 ウィンドウ表示
当サイト調べによる比較参考データ
(当時において、ミドルレンジ以上のGPUを搭載したデスクトップPC)

  • (2009年)Win7 64bit + Core i7-860 + GeForce GTX 260⇒ 200.33

1280×720 ウィンドウ表示
当サイト調べによる比較参考データ(過去ノートPC)

  • (2013年)Win8.1 32bit + Atom Z3740D + HD グラフィックス ⇒ 24.57
  • (2013年)Win8.1 32bit + Atom Z3770 + HD グラフィックス ⇒ 25.09
  • (2013年)Win8.1 64bit + A4-1200 + Radeon HD 8180 ⇒ 24.85
  • (2012年)Win7 64bit + Core i7-2637M + HDグラフィックス3000 ⇒ 28.69
  • (2011年)Win7 64bit + Core i3-2310M + HDグラフィックス 3000 ⇒ 24.62
  • (2010年)Win7 64bit + Core i5-430M + HDグラフィックス ⇒ 16.33
  • (2007年)Vista 32bit + Core 2 Duo T7100 + GeForce 8600M GT ⇒ 24.62

1280×720 ウィンドウ表示
当サイト調べによる比較参考データ
(当時において、ローエンドGPUを搭載したデスクトップPC)

  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4790 + GeForce GT 635⇒ 113.59
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i3-4130 + HD グラフィックス 4400 ⇒ 48.60
  • (2014年)Win8.1 64bit + A10-6700 + Radeon HD 8670D ⇒ 50.20
  • (2014年)Win8.1 64bit + Pentium G3220 + HD グラフィックス ⇒ 39.23
  • (2012年)Win7 64bit + Core i7-3770 + HD グラフィックス 4000 ⇒ 83.28
  • (2012年)Win7 64bit + Core i5-3450s + HDグラフィックス 2500 ⇒ 46.84
  • (2011年)Win7 64bit + Core i7-2600 + HD グラフィックス 2000 ⇒ 32.53
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + HDグラフィックス ⇒ 17.44
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + RADEON HD 5450 ⇒ 39.82
  • (2009年)Win7 64bit + Core i7-870 + GeForce GT220⇒ 42.41
ミドル級負荷のバイオハザード5 「ベンチマークテストA」
負荷レベル:ミドル

バイオハザード5 「ベンチマークテストA」

2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。

1920×1080 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 50.9
RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作。

ラストレムナントでベンチマーク
負荷レベル:ミドル

ラストレムナント

2009年にPC版が登場したRPG。ロールプレイングなのでアクションゲームほどFPSに左右されませんが、最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。DirectX 10で実施。

1280×720 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 58.84
45 fps以上~65 fps未~標準設定ならストレスなし。高負荷なシーンでは動作が重くなる
※ちなみにインテル HD グラフィックス 4400で実行すると、24.44 FPS

そこそこ負荷のあるバイオハザード6
負荷レベル:ややヘビー

バイオハザード6

2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。

1280×720 フルスクリーン表示

SCORE = 3982
RANK B ⇒ 標準的な動作が見込める

FF14-新生エオルゼア

ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア

2013年8月に正式サービス開始したオンラインゲームMMORPG。不評だった旧版ファイナルファンタジーXIVを根本的に開発しなおし、大幅な変更が加えられた新バージョン。

1600×900 標準品質(ノートPC)フルスクリーンで、5185(とても快適)

ワットチェッカー
パソコンの消費電力

今回の構成における、消費電力をチェック

消費電力は変動を繰り返しますが、平均的なワット数を独断でチェックした場合。輝度設定は11段階中8段階。

  • アイドル時の消費電力 ⇒ 11Wあたり
  • ストリートファイター4 ベンチマークテスト実施中 ⇒ 34Wあたり
  • バイオハザード6 ベンチマークテスト実施中 ⇒ 40Wあたり

超低電圧版CPUやDDR3Lメモリを採用していることもあってか、アイドル時の消費電力が少なく良好。

HP Pavilion 15-p000の購入ポイント

レビューしたHP Pavilion 15-p000の構成なら、NVIDIA GeForce 840Mを搭載しており、フルHD解像度 (1920 × 1080)でストリートファイター4が快適に遊べるパフォーマンスがあります。ミドル負荷のゲームでもHD解像度であれば結構いけるので、エントリーモデルとしてはかなりの高パフォーマンス。ハイブリッドHDDを採用しているので起動も速い。アクアブルーのボディは、パソコンとしてはファッショナブルなので好みが分かれそうですが、ユニボディの剛性はポイントが高いです。

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