HP Pavilion 500-140jpの、パフォーマンスと装備端子と内部構造
Haswell設計で、H87 Express チップセットを採用したPavilion 500-140jp実機をレビューします。このモデルの後継としてPavilion 500-240jpが登場しますが、Windows 8.1が搭載可能になるなど、カスタマイズ内容が刷新されたくらいであり、ベースは共通です。パーツ構成を選ぶことができますが、今回調査する構成は以下のとおり。(2014年2月時点)
今回の実機ではCore i5 -4440 を搭載しており、4コアを実装のCPUです。このCPUに内蔵するGPUはインテル HD グラフィックス 4600 。グラフィックカードを搭載していませんが、調査時点ではNVIDIA GeForce GT 640(4GB)が搭載可能となっています。
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CPU性能のベンチマークテスト | |
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 レンダリング 処理時間⇒ 40秒 Core i5 -4440 ともなると、Core i3-4130搭載PCよりも断然速い。2010年の第1世代Core i7-960を搭載したハイエンドPCよりも速かった。 当サイト調べによる比較参考データ(デスクトップPC)
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本格3Dゲームのベンチマークテスト | |
負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 82.94RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 Core i7-3770 + HD グラフィックス 4000搭載PCにほぼ近い性能。Core i3-4130マシン、A10-6700 マシンよりも断然性能が高い。 当サイト調べによる比較参考データ(過去ローエンド・デスクトップPC)
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負荷レベル:ミドル |
2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 47.2 |
負荷レベル:ミドル |
2009年にPC版が登場したRPG。ロールプレイングなのでアクションゲームほどFPSに左右されませんが、最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 41.26 |
負荷レベル:ややヘビー |
2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。 1280×720 ウィンドウ表示 SCORE = 1648 |
負荷レベル:ヘビー |
2010年9月に発売したPC版ファイナル・ファンタジーの2作目。登場当時としては先を見越した設定となっており、求められるパソコン性能のが非常に高いです。テストではヒューラン(男)で実施。 LOW(1280×720) SCORE = 1496 |
今回の構成では、HD解像度(1280×720)であればストリートファイター4が満足に遊べるという性能。バイオハザード5では所々で我慢すればHd解像度で遊べるといった様子。それ以上の高負荷ゲームでは厳しい状態になってきます。
この状況であれば、2D高精細コンテンツに充分な性能を持っています。
Pavilion 500-140jpが装備する端子
今回の実機ではNVIDIA GeForce GT 640やほかの拡張カードを搭載していないので、拡張スロットは4基とも塞がった状態です。モニタ接続にはオンボード端子である「DVI端子かVGA端子」を使います。
ほかバックパネルには、「2chスピーカー対応のアナログ音声端子、USB3.0 × 2基、USB2.0 × 4基、ギガビットイーサーLAN端子」を装備しています。
Pavilion 500-140jpの前面端子では、USB3.0端子 × 2基、メモリカードスロット、マイク、ヘッドフォン端子があります。カバー付きのタイプではないのでさくっと使えますね。ちなみに前面端子の下にCPUブランドシールとMADE IN TOKYOのシールが貼付されています。Pavilion 500-140jpは昭島工場で組み立てられたものです。
マザーボード~PCI Expressスロット × 4で程よい拡張性
Pavilion 500-140jpの内部としてマザーボードをチェックします。
CPUにはCoolerMasterのクーラーが取り付けられています。VRM(電圧レギュレータモジュール)は3フェーズなので、エントリー相応といった様子。オーバークロックをするような製品ではないのでまず問題ないでしょう。
PCI Express スロット
拡張スロットには「PCI Express × 16が1スロット、PCI Express × 1が3スロット」があります。ローエンドグラフィックカードの他、インターフェースカードなどで機能を追加できます。また、HPのカスタマイズでは活用されていませんが、PCI Express × 16の側にmSATAスロットを搭載しています。保証はありませんが、自前でmSATAのSSDを搭載すると面白いかもしれません。
メモリスロット
DDR3のメモリスロットが2基。スロット数は少ないほうですが、4GB × 2枚搭載していれば多くのユーザーは事足りるでしょう。メモリスロットの左隣にMini PCI Expressスロットがあるので、有償オプションのハーフサイズ無線LANカードを搭載できます。
SATAコネクタ
マザーボード上にはSATAコネクタが4基ありますが、Pavilion 500-140jpのPCケース拡張性では必要となるのは3基まで。
300WのATX電源を搭載
ATX電源ユニットは総容量300Wであり、エントリーモデル相応のスペック。補助電源のいるグラフィックカードを搭載しないかぎりは容量不足の心配はないと思われます。ラベルの詳細を見ると、50度の環境下では260Wの制限がある(25度環境下で300W)。+12Vは2系統あり、それぞれ12Aと16Aの出力となっています。ちなみに実機に搭載されていた電源ユニットはLITE-ON製でした。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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