HP Pavilion 15-n200(インテル モデル)をレビュー
Pavilion 15-n200シリーズのデザインやインターフェースはコンテンツTOPで紹介しましたが、ここではPavilion 15-n200(インテル モデル)をレビューします。手元の実機ではパフォーマンスモデル(15-n243TX)にあたり、Core i7-4500Uを搭載、単体GPUにNVIDIA GeForce GT 740M(2GB) を搭載した構成になります。HDDはキャッシュ用に8GBメモリを内蔵したハイブリッド・HDDが搭載されています。エントリー機とはいえど、侮れないスペックです。
※2014年5月時点のレビューになります。仕様変更やカスタマイズの違いがあるため、詳しくはHPサイトをご覧ください。
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NVIDIA GeForce GT 740M(2GB) を搭載していると、もはやエントリーモデルを超えているようなスペックです。 HD解像度であれば ストリートファイター4やバイオハザード5が快適に遊べる性能です。ラストレムナントになると快適とまでは行かないものの、プレイが可能な範囲です。
以下、ベンチマークテストの結果です。
CPU性能のベンチマークテスト | |
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 処理時間 1分19秒 当サイト調べによる比較参考データ(ノートPC)
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本格3Dゲームのベンチマークテスト | |
負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 101.60 1366×768 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 90.08 |
負荷レベル:ミドル |
2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 64.0 |
負荷レベル:ミドル |
2009年にPC版が登場したRPG。ロールプレイングなのでアクションゲームほどFPSに左右されませんが、最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 48.75 |
負荷レベル:ややヘビー |
2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。 1280×720 ウィンドウ表示 SCORE = 2897 |
消費電力 | |
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スペック詳細と切り替え可能グラフィック
今回搭載しているCore i7-4500U とNVIDIA GeForce GT 740Mのスペック。Core i7-4500U は2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作するCPUです。最大TDPが15Wと低消費電力のUシリーズ。
GeForce GT 740Mは「シェーダー数384基、バス幅64bit」とロースペックながら、先述のように一昔の本格ゲームがHD解像度で遊べる場合があります。
NVIDIA GeForce GT 740Mでは切り替え可能なグラフィックとなっており、Core i7-4500Uに内蔵しているインテル HD グラフィックス 4400と使い分けることができます。基本的には自動で切り替わり、低負荷時には低消費電力のHD グラフィックス 4400が使われます。NVIDIAコントロールパネルにて任意で設定することもできます。
Pavilion 15-n200(インテル モデル)のカスタマイズ例
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2014年5/27時点のカスタマイズを見ると、前世代にあたるIvy Bridge設計のCore i3-3217Uが混じっているので、これは無視したほうがよさそうです。ストレージでは1TBがハイブリッド・ハードドライブであり、500GB だと通常タイプなので、起動を速くしたいなら1TBにしたほうがいいでしょう。
エントリーモデルといってもスペック的に長く持って行きたいのであれば、NVIDIA GeForce GT 740Mの搭載をオススメします。内蔵GPUへの切り替えが可能なので、GeForce GT 740Mを持て余して無駄に電力を使うことはありません。
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