HP Pavilion 500-240jp~Haswell設計のWindows 8.1 搭載モデル
HP Pavilion 500-140jpの後継モデルとしてPavilion 500-240jpが登場しました。前モデルと同じくHaswell設計で、H87 Express チップセットを採用しています。概ねWindows 8からWindows 8.1に移行した、カスタマイズのリニューアルモデルと捉えていいでしょう。
標準装備する端子もPavilion 500-140jpと同じ。USB3.0 × 計4基、USB2.0 × 計4基、ギガビットイーサーLAN端子、カードスロットなどが装備されています。また、 MADE IN TOKYOのシールが貼付されているので、昭島工場で組み立てられたものです。Pavilion 500-140jpとベースが同じであり、内容がかぶるのでここでは簡略して解説します。搭載パーツの選択の参考としてみていただくと良いと思います。
構成とベンチマークテスト
今回の構成では、Core i3-4130 プロセッサーを搭載していますが、グラフィックカードの搭載はなし。よってCore i3-4130 に内蔵するグラフィックの「インテル HD グラフィックス 4400」が採用されます。やはりHD グラフィックス 4600を下回る結果となっています。ただ、2D高精細コンテンツに充分な性能を持っています。パーツ構成を選ぶことができますが、今回調査する構成は以下のとおり。(2014年6月時点)
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CPU性能のベンチマークテスト | |
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 レンダリング 処理時間⇒ 1分03秒 A10-6700搭載PCとほぼ同等。 2008年以前の上位CPUよりも性能は高い。 当サイト調べによる比較参考データ(デスクトップPC)
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本格3Dゲームのベンチマークテスト | |
負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 48.60RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 A10-6700搭載PCと似たような性能。数年前のRADEON HD 5450やGeForce GT220といったローエンド・グラフィックカードを搭載したPCよりも性能は高い。 当サイト調べによる比較参考データ(過去ローエンド・デスクトップPC)
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負荷レベル:ミドル |
2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 30.4RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作。 |
負荷レベル:ミドル |
2009年にPC版が登場したRPG。ロールプレイングなのでアクションゲームほどFPSに左右されませんが、最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。DirectX 10で実施。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 23.0525 fps未 ~ゲームの進行が困難。 |
負荷レベル:ややヘビー |
2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。 1280×720 ウィンドウ表示 SCORE = 1164RANK D ⇒ 動作に必要な性能を満たしていない |
負荷レベル:ヘビー |
2010年9月に発売したPC版ファイナル・ファンタジーの2作目。登場当時としては先を見越した設定となっており、求められるパソコン性能のが非常に高いです。テストではヒューラン(男)で実施。 LOW(1280×720) SCORE = 889【1500 未満】 動作困難 ⇒ プレイ不可。 |
ゲームとしては比較的低負荷であるストリートファイター4であっても、Core i3-4130搭載だとオススメできる性能ではありません。少なくても内蔵グラフィックで遊ぶなら、「インテル HD グラフィックス 4600」を内蔵するCore i5-4440 / Core i7-4770 を選択したほうがいいでしょう。もしくはNVIDIA GeForce GT 640 (4GB)を搭載すれば良いです。
【レビューした HP Pavilion 500-210jp、 500-140jp、500-240jp でのパフォーマンス比較 】
選択できるパーツ例
2014年6月調査時点のものです。
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マザーボードはPavilion 500-140jpと変わらないと思われる
Pavilion 500-240jpのマザーボードを確認したところ、Pavilion 500-140jpとの違いは見られませんでした。やはり、単なるカスタマイズ設定の違いと把握して間違いないでしょう。詳しくはPavilion 500-140jpのレビュー記事を参考にしてください。
一応、Pavilion 500-240jpで撮影したマザーボードの写真をアップします。
- PCI Express × 16が1スロット、PCI Express × 1が3スロット、mSATAスロット
- DDR3のメモリスロット × 2基、Mini PCI Expressスロット(オプションの無線LANカード用)
- SATAコネクタ × 4基
スロットやコネクタもPavilion 500-140jpと同じ
前モデルと同じく、300WのATX電源を搭載
ATX電源ユニットは総容量300Wであり、前モデルとスペックも同じです。(+12Vは2系統あり、それぞれ12Aと16Aの出力)
実機の構成で消費電力を調べたところ、アイドル時で30W前後、ベンチマークテスト時(ストリートファイター4)では60Wあたりでした。補助電源のいるグラフィックカードを搭載しないかぎりは容量不足の心配はないと思われます。
Pavilion 500-240jpの購入ポイント
Core i5-4440 か、 Core i7-4770 にすれば内蔵グラフィックが「インテル HD グラフィックス 4600」になるので、Core i3-4130 よりもオススメ構成。それであれば、グラフィックカードを無理して搭載しなくてもいいと思われます。2Dコンテンツメインのエントリーユーザーなら申し分ない性能です。
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