最新45nmプロセスのCore 2 Duo搭載
今回のパッケージは、
インテル(R) Core(TM)2 Duoプロセッサー T8100(2.1GHz)を搭載。
これは最新45nmプロセスのCore 2 Duoです。
※45nmって何だ?という方に解説
CPUのスペックを知る上で、〜ナノメートル (nm) というのがあります。 これは「プロセスルール」とも呼ばれ、CPUのフタを開いて顕微鏡で見ることのできる配線の幅です。そして時代とともに配線幅が微細化しています。 微細化されるということは、省スペースで設計ができ、基盤に余裕ができます。そうして、新しい回路を設計することで新型のCPUが登場するわけです。
デュアルコアのCore 2 Duo搭載
いわずと知れた2コアを持つ、デュアルコアです。複数のコアが作業を分担してデータを処理するので、2つの作業を並行するときに威力を発揮します。
例えば、ウィルススキャンしながら動画編集などをすることができます。
シングルコアに、Celeronがありますが、いまの時代となっては「安物の銭失い」になります。とくにWindows Vistaには事実上、デュアルコアは必須です。
NVIDIA GeForce 8400M GS 128MB DDR3
単体のグラフィック「NVIDIA(R) GeForce(R) 8400M GS 128MB DDR3 」搭載。
HDコンテンツの再生、動画編集にも耐えうるグラフィック性能です。地デジチューナーをつけてテレビパソコンにするのもいいですね
。
Windows Vista Home Premium SP1
現在、インストールされているWindows Vistaは、最初のVistaからアップデートしたSP1(Service Pack 1)。パフォーマンスの改善、ユーザビリティの向上、セキュリティ強化、新しいテクノロジーへの対応がなされています。
性能面での改善点は、「基本性能の向上、ファイルのコピー速度向上、起動時間とスリープ復帰の速度向上、ノートパソコンにおいてはバッテリーの駆動時間が延びる」などがあります。
OSとしての安定度が格段に良くなっているので、まだVistaに移行していないユーザーならベストタイミングではないでしょうか。
大容量4GBメモリ搭載
4GBメモリ搭載。これは現在主流の32bitOSでは、最大の搭載メモリ量です。ノートパソコンで4GBメモリは、ずいぶん贅沢ですね。
さらにデュアル・チャネル仕様。デュアル・チャネルは同じ容量、同じ仕様のメモリを2枚単位で装着することで、メモリの速度を2倍にすることが可能です。
■4GBメモリを搭載するときのまめ知識
搭載するWindows Vistaは32Bit版なので、4GBメモリを搭載しても3.5GB以下の認識となります。これはシステム上の問題なので、どのメーカーも同じ現象が起きます。無論、自作パソコンでも同じです。
デルでは公表していないみたいですが、前もって知っておきましょう。認識容量はパソコンの構成(とくにグラフィックカード)によって変化するようで、3.0GB〜3.5GBの間くらいになります
DVD+/-RWドライブ搭載!
今回のパッケージには、光学ドライブがDVD+/-RWドライブなので、「DVD-RAMディスク」以外のCD、DVD規格の読み書きに対応します。
スロットイン式の光学ドライブ。トレイを取り出す手間が省けて便利です。スロット出入り口の真下にUSB端子があるので、厚みのあるUSBデバイスの使用には気を付けましょう。 。
モバイルに最適!13.3インチワイド液晶画面
携帯に便利で、かつ、小さすぎない画面サイズの13.3インチワイド液晶を搭載。
解像度はノートパソコンの標準ともいうべき「1280×800」。特にこだわりが無いなら、カスタマイズの必要はありません。
※解像度とは
画面は、「画素(ドット)」と呼ばれる小さな点の並びで構成されています。
解像度は「1024×768」というように幅×縦のドット数で表示され、このドットの数が多ければ多いほど、きめ細かい表示ができます。画面が大きいからたくさんの情報を表示できるというのは誤りで、正しくは解像度が高いから、たくさんの情報が表示できるということです。
ちなみに、DVD映画でおなじみのDVD-Videoの解像度は、720×480。これを超える解像度のモニタで観ても、引き伸ばしされるだけで高画質にはなりません。DVDやインターネットぐらいなら「1280×800」で充分です。
表面加工は光沢液晶。光沢液晶は、外光反射が大きく背景が反射して映り込むデメリットがありますが、くっきり色鮮やかな表示なので映像や画像の見栄えがよくなります。
XPS M1330は、優れた携帯性
重量約1.8kgと軽量なので、持ち運びに便利!
それに薄型!
XPS M1330の下にあるのは2007年ごろ売れ筋ノートだったInspiron1520。
比較するとXPS M1330はかなり薄型!
一般的なノートの電源アダプタより小型なのが印象的。消費電力が少ないことが伺えます。
大容量ハードディスク
モバイルノートにしてはかなり大容量な250GB HDD搭載しているので、データをたっぷり保存できます。
※ハードディスクのパーティション設定について
デルのカスタマイズで「ハードディスクのパーティション設定」がありますが、当サイトをご覧の方からよく質問を受けますので解説しておきます。
パーティション設定とは、1台のハードディスク(HDD)の領域を 2つに分けることです。 システム上は2つのHDDがあるようにみえます。 パーティション設定しないとCドライブだけですが、 パーティション分けするとCドライブとDドライブが現れます。
このメリットは、CドライブにはOSやソフトウエアを保存し、 Dドライブには個人的なデータを保存して分けることができます。 では「なぜ、分けたほうがいいのか」説明しましょう。
システムと個人的なデータが混在すると 、システムの保存先が分散します。すると、探し出して読み込むのに 時間がかかるようになります。 そのため、保存、消去、ソフトのインストールを繰り返しているうちに システムの起動が遅くなります。
ですから、そうならないために 保存する段階ではっきりふたつに分けることができます。 しかし、物理的には1台のHDDなので、故障すれば 2つとも全滅します。ですから外付けHDDを追加したほうが よっぽど安全です。物理的に2台ですから。
まあ、起動が遅くなったらデフラグ作業をすればいいことなので、 パーティション設定は個人的には必要ないと思います。
リカバリーCDでシステムを再度セットアップすることがあれば、 自分でパーティション設定することもできます。
ワイヤレスLAN搭載
ワイヤレスでインターネットをするなら、カスタマイズで「ワイヤレスLAN」を搭載しますが、今回のパッケージではワイヤレスLANを搭載しています。
ここでいう「ワイヤレスLAN」とは、受信器になる子機のことで、「無線LANクライアント」とも呼ばれます。無線環境にするには、さらに発信器の親機が別途、必要になります。
ワイヤレスLANにはそれぞれ規格があるので、自分の使う規格を把握しておきましょう。
カスタマイズにおいて「802.11 a/b/g対応」「802.11 a/b/g/n対応」などがあります。ワイヤレスLANに関する世界標準が「IEEE802.11」という規格で、さらに「a」「b」「g」「n」の種類があります。
「IEEE802.11g」の特徴
現在、主流となっている無線LAN規格。 通信速度は最大54Mbpsですが、これは理論値で実際は最大30Mbpsくらいです。通信速度が速くて、障害物があっても電波が減衰しにくいメリットがあるので2階建ての家でも問題なく使えます。 デメリットとして電子レンジのノイズに干渉し、通信速度の低下となることがあります。近所に「IEEE802.11g」のユーザーがいた場合、電波が干渉することがありますが親機の設定でチャンネルを変更することで解消できます。
「IEEE802.11b」の特徴
少し古い規格になりますが、現在主流の11gと互換性があります。 内容は11gとほぼ同じですが、通信速度が最大11Mbpsなので低速です。
「IEEE802.11a」の特徴
11gと同じく、通信速度は最大54Mbpsです。 電子レンジの干渉を受けないし、近所に無線LANのユーザーがいても干渉にくいのがメリットです。しかし、対応機器が高価で、障害物による電波障害があるところがデメリットです。
「IEEE802.11n」の特徴
最大通信速度300Mbps、実効速度で100Mbps以上を実現する規格。従来の(/a/b/g)とも互換性があり、親機(アクセスポイント)を変更することなく、さらに安定した通信が可能となります 。
200万画素Webカメラ搭載
画面上部に200万画素のWebカメラを搭載。マイク内蔵なのでテレビ電話が楽しめます。
接続端子も充実
IEEE1394、USB端子、モニタアナログ出力のVGA、マイク端子、ヘッドフォン端子、Express Card スロット、8規格対応メディアカードリーダーなど豊富に装備していますが、何といっても目玉は、HDMI端子の装備です。
HDMI端子
デジタル端子の「DVI」をベースに設計された規格。ノートパソコンから外部の液晶モニタへデジタル出力できます。1本のケーブルで映像データ・音声データ・著作権保護の制御信号をまとめて転送することができます。
最近のテレビはHDMI端子を持つものが多いので、パソコン画面をテレビに映し出すことができます。パソコンに保存されている動画や写真などをテレビに表示して、家族みんなで鑑賞するといった使い方もできます。今回のパッケージはグラフィック性能が高いので十分活用できます。
XPSシリーズならではの高級感
ボディ素材にマグネシウム合金が使われているため高級感と耐久性があります。
天板は非光沢で、手触りはわずかにザラザラします。デルによると、マイクロサテンという特殊な塗装のようで、指紋が付きにくくなっています。
ボディカラーはサファイア・ブラックと、ラピス・ブルーの2色から選択可能
パームレスト部分はアルミニウム素材で、ヘアラインの表面処理がされており、高級感があります。「指紋認証デバイスは、なし」
「メディアダイレクト」という特殊機能があります。特殊機能というより、即席機能と言った方が分かりやすいかもしれません。
メディアダイレクトを使えば、Windowsを立ち上げなくても、CDやDVD、保存されている写真の再生ができます。メディアダイレクトの起動は瞬時にされるので、起動時間を待たされるイライラ感から解放されます。ちょっとした気分で再生するには大変便利で、家電オーディオ並の使い勝手があります。
再生、停止、一時停止、スキップ、バック、消音、音量調整は、このタッチセンサー式のメディアコントロールボタン(マルチメディアボタン)で行えます。
ちなみに、音量調整はボタンを連打しなくても、指を接触している時間に応じて徐々に変化します。
ボタンはブルーのLEDライトで反応を示します。このメディアコントロールボタンはメディアダイレクトに限らず、Windows Media
Playerなどの操作にも使えます。
同様に付属のリモコンでも操作が可能です。しかし、たかだかノートパソコンのモニタサイズで遠隔操作することがあるのか疑問です。
キャリーバッグ付きナイロン生地の専用キャリーケースが付属しています。
よそでジャストサイズのキャリーケースを探すのは大変ですし、コストも結構します。専用があるのはありがたいですね。
ステッチにはXPSのロゴ入り。
▲そのまま、持ち運びOK
XPSならではのハイレベルなサポート
うれしいことにXPSシリーズは標準サポートが、下位ブランドのInspiron・Studioよりも手厚くなっています。1年間翌営業日出張修理サービス(平日夜間・休日対応/保守パーツ含む)が付きます。
何かトラブルがあったとき、出張修理をしてくれるのは非常に便利です。発送の手間もないし、「いつ戻ってくるのか」と待たされることもありません。平日夜間・休日対応なので、平日忙しいサラリーマンにとって、かなり有力なサポートです。
InspironやStudioシリーズでは、有償サポートなのでXPSにするメリットは大きいです。
最後ということもありコストパフォーマンスノート並みの価格で、XPSの手厚いサポートが受けられるのは何ともうれしい限りです。
あと、ひとつアドバイスするならば、Office2007を同時購入すれば、単独で買うより半額ほどで買えます。Officeはパソコン購入時に買うのがポイント。
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