パソ兄さんが選ぶワースト・デルパソコン

パソ兄さんが選ぶ、ワーストNo1は、Inspiron 13

Ｉｎｓｐｉｒｏｎ 13の概要

13.3インチワイド光沢液晶。Core 2 Duoプロセッサー搭載可能。ボディカラーはパシフィック・ブルーで、ピアノブラックのアクセントが効いたスマートなデザイン。マグネシウム合金製の高い剛性。スロットイン式のDVD+/-RWドライブ構成。シンプルなカスタマイズ構成となっています。 グラフィックコントローラがオンボード機能のみなので、高度なカスタマイズはできません。インターネットや映像鑑賞、ビジネスソフトの使用がメインの携帯用パソコン。

Inspiron 13が、ワーストの理由

発売日が2008年8/27。2008年の半ばに発売したのにもかかわらず、古いチップセットを搭載しながら、新発売されたことに疑問を持ちます。
2007年〜2008年半ばまで主流だったチップセット「インテル 965GM Express」を搭載。2008年1月に発売したInspiron 1525も同じチップセットですが、2009年3月ごろには販売終了の気配を見せています。
Inspiron 13はまだ半年しかたっていないので、販売され続けるでしょう。
Inspiron13が搭載する「インテル 965GM Express」のオンボードグラフィックは、「GMA X3100」。ブルーレイなどのHDコンテンツを再生できるグラフィック性能はありません。
また、Inspiron 13は、大したカスタマイズもできず、つまらないモデルです。あまりカスタマイズさせないことがシンプルというなら、いささか筋違いです。
「そもそも、どんなノートもコスト重視でカスタマイズすれば、おのずと必要な機能のみとなるだろ。」というのがツッコミどころ。Inspiron 13はコストパフォーマンスも重視しているようですが、個人的には納得できないです。

パソ兄さんならこれを選ぶ

「GMA X3100」の後継でGMA 4500MHDがありますが、これならオンボードグラフィックでHDコンテンツ再生が可能です。GMA 4500MHDはGM45 Expressチップセット内蔵のグラフィック機能です。
GM45 Expressチップセット搭載の機種はいくつかありますが、コストパフォーマンスも考慮するとInspiron 15がいいのではないでしょうか。

【旧Inspiron 15終】

ワーストNo2は、Studio hybrid

Studio hybridの概要

デルで最も小型のデスクトップで､机の上などスペースが限られている場所でも設置に困りません。デュアルコアのインテル Core 2 Duoプロセッサーが搭載可能。選べるボディカラーや、オプションの竹製ボディカバーが魅力！ CPUなど構成されているパーツは、ノートパソコン用のパーツ。そのため、一般のデスクトップPCより基本スペックが劣りますが、省電力性と省スペース性に優れています。インターネットやビジネスソフト、デジカメ写真の管理、映像鑑賞など一般使用には充分でしょう。

Studio hybridが、ワーストの理由

ユニークなモデルなので、あまりスペックを追求するのは酷ですが、登場がやや早かったのではないかと思いました。
というのも、オンボードグラフィックが「GMA X3100」で、ブルーレイなどのHDコンテンツを再生できるグラフィック性能はありません。
Studio hybridはブルーレイドライブを搭載できますが、「GMA X3100」では非力なので、別途グラフィック・アクセラレーターを搭載します。グラフィックカードではなく、似たような働きをするパーツです。
あと少し待てば高性能なオンボードグラフィックのGMA 4500MHDが登場したので、グラフィック・アクセラレーターに頼らなくても済んだところに酷評を入れておきます。
また、あまり値下がりの気配もなく、チップセットが古いだけにあまり好きではありません。

パソ兄さんならこれを選ぶ

2009年3月時点で、ミニパソコン型はこのStudio hybridしかないので、代わりになるものがありません。
しかし、チップセットだけの話で言えば、上記で紹介したInspiron 15がいいのではないでしょうか？
「GMA X3100」の後継でGMA 4500MHDがありますが、Inspiron 15が搭載しています。これならオンボードグラフィックでHDコンテンツ再生が可能です。

【旧Inspiron 15終】