液晶モニタに装備される端子(インターフェース)

モニタ入力端子にはアナログ式とデジタル式があります。端子の種類には「VGA、DVI、HDMI、mini HDMI、DisplayPort、mini DisplayPort端子」があるので、特徴を理解しましょう。※当サイトは、DELLユーザーによるパソコン購入&パソコン知識ガイドです。

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モニタ接続に使われる端子


パソコンとモニタをつなぐ端子について解説します。デスクトップPCだけでなく、ノートパソコンにも外部モニタ出力端子を装備します。ノートパソコンの場合、より大画面、高解像度の外部モニタと接続できるわけです。

モニタ入力端子にはアナログ式とデジタル式がありますが、アナログ式はVGA(D-Sub15ピン)端子。デジタル式はDVI端子、HDMI端子、DisplayPort端子です。2009年頃からアナログ式は淘汰されつつあります。

アナログ接続の「VGA」(別名:D-Sub15ピン)

vga

VGAはアナログ式の映像出力端子。A/D変換といっていったんデジタル信号に変換されます。信号の経由は「デジタル信号→アナログ変換→デジタル信号」となるため、もとのデジタル信号のままの出力になりません。そこで歪みが生じ、デジタル出力よりも画質が悪くなります。デジタル出力が主流となった今ではマイナーとなっています。

最大出力解像度は2048×1280まで。フルHD(1920×1080)を超える2560×1600モニタへの接続には対応できません。

DVI端子【Digital Visual Interface】

dvi

DVIはデジタル式の映像出力端子。デジタルなのでデータに劣化がありません。DVI端子には「DVI-D」と「DVI-I」の2タイプあります。

DVI-D

「DVI-D」はデジタル専用の端子です。DVIだけの表記がされている場合、DVI-Dというのがほとんどです。現在の主流です。
DVI-D

DVI-I

「DVI-I」はアナログ・デジタル兼用で、変換プラグを使用することでアナログ端子のモニタとつなぐことができます。
DVI-I

デュアル リンクとは

DVIおよびHDMIは、TMDS方式という方法でデジタル信号を伝送しています。この信号の伝送路をTMDSリンクといいますが、2本の伝送路を用意したものがデュアルリンクで、1本がシングルリンクです。

シングルリンクでは、解像度がWUXGA/1920×1200までの出力です。それを越える場合はパソコン側のデュアルリンク対応が必須となります。とくに搭載するグラフィックカードが対応しているか確認します。ちなみに、シングルリンクで1920×1200を越えるモニタと接続した場合、画面表示はしますが1920×1200までの表示になります。

上で、デュアルリンクとシングルリンクの端子図を出していますが、グラフィックカードのなかにはデュアルリンクの端子をしていながら、シングルリンクというのもあります。この辺は、端子だけで判断しない方がいいでしょう。
また、せっかくデュアルリンクのグラフィックカードでも、接続ケーブルがシングルリンク用だと、シングルリンクになってしまいます。

DVIケーブル
これはDVI-Dのシングルリンク用ケーブル。真ん中のピンが抜けているので判断できます。これではデュアルリンクのグラフィックカードと接続しても、シングルリンクにしかなりません。

HDMI端子 【High Definition Multimedia Interface】

HDMI
HDMI

Mini HDMI
Mini HDMI

HDMI端子は「DVI」をベースに設計されたデジタル出力規格。1本のケーブルで映像・音声・著作権保護の制御信号を転送することができます。 HDMIを小型化したMini HDMIもあります。変換プラグを使うことでどちらにも対応することもでききます。

アメリカではHDMI端子を持たないテレビは販売できないほど一般化しています。デジタル機器メーカーはHDMI規格の開発元に高い使用ライセンス料(ロイヤリティと年会費)を払わなくてはならないので、生産コストが上がってしまいます。

バージョン1.0から始まって何度もバージョンアップしています。転送速度がアップしたり、機能追加、高解像度の対応などですが、一般ユーザーが普通にディスプレイ出力する分には気にしなくても大丈夫です。ちなみに3D映像の出力にはHDMI 1.4以上となっています。

Display Port端子

ディスプレイポート
Display Port

Mini Display Port端子
Mini Display Port

Display Port端子は、DVI端子の後継として業界団体VESAが定めているディスプレイ端子。特徴はHDMIと同じで、1本のケーブルから映像・音声・制御信号をデジタル出力できます。業界では「家電分野でHDMI、パソコン分野でDisplay Port」という位置づけで普及を進めています。HDMIより小型なのがメリット。さらに小型コネクタのタイプは、Mini Display Portと呼ばれます。

DVI端子はサイズが大きいため、ノートパソコンなど小型の電子機器には搭載しづらく、より小サイズの端子として登場しました。HDMIとは違い、使用ライセンス料は発生しないので、デジタル機器メーカーは生産コストを抑えられます。

端子配置(液晶モニタ側)をチェック

液晶モニタのどこに端子が配置
できれば、「液晶モニタのどこに端子が配置されているか」チェックしましょう。
こちらのモニタでは背面に沿って端子が配置されています。頻繁にケーブルの抜き差しをするなら、直視しなくても割と手探りで接続できます。しかし、せっかくの薄型モニタでもケーブル部分がかさばって奥に詰めにくい場合があります。

底面に沿って配置されたタイプ
こちらは背面といっても底面に沿って配置されたタイプ。奥行きがケーブルでかさばることはありません。しかし、接続は直視しないと難しいので、頻繁に抜き差しする場合にはちょっと不便です。こういうタイプはもとから装備端子が多い製品のほうがいいです。

HDMI切替器
モニタに装備している端子が少ない場合は、切替器が便利です。こちらはHDMI切替器。

モニタ出力端子(PC側)の様子を、写真でチェック

VGA端子も装備
アナログ式のVGA(D-Sub15ピン)端子から外部モニタへ出力。出力信号は映像信号だけですが、古い液晶モニタやプロジェクターの接続に使えます。

DVI端子で液晶モニタと接続。グラフィックカードによって、DVIやHDMI端子
デスクトップ用(グラフィックカードに装備する出力)では、まだDVI端子は多い。業界は早くDisplay Port端子へ移行したいところでしょう。

ノートパソコンにDVI端子を装備
ノートパソコンにDVI端子を装備するのは非常にまれ。面積をとってしまうのでDVI端子はノートの構造に合わない存在です。現在は後継のDisplayPort端子があるので、DVI端子を装備するノートは2度とないと思われます。


デジタル出力のHDMI端子であれば、液晶テレビへの出力が可能です。1本のケーブルで映像・音声・著作権保護の制御信号を転送することができます。


Dマークが、Display Port端子。特徴はHDMI端子と同じですが、もともとHDMI端子は家電向けだったので、後に登場したパソコン用デジタル出力。

HDMI端子と Mini-Display端子
Display Port端子をさらに小型化した Mini-Display端子もあります。

HDCP対応とは

「HDCP」:High-bandwidth Digital Content Protection
液晶モニタが「HDCP」に対応していれば、著作権管理規格で保護されたデジタルコンテンツを出力できます。とくに地デジやブルーレイディスクなど、著作権保護プログラムが厳重なコンテンツを再生する場合は必須です。HDCPに対応しないと著作権保護されたブルーレイディスクが再生できない、高画質でないなどの問題が起きます。
HDCP対応の液晶モニタを、HDMI端子で地デジレコーダーと接続ができます。パソコン用だけでなく、特別な機材を必要とせずテレビとして使える液晶モニタが多いです。
HDCPに対応する端子がデジタル出力であり、「DVI、HDMI、DisplayPort」がそれに当たります。DVIでは映像出力と保護プログラムのみで、音声は出力されません。別途、オーディオ系の出力端子が必要です。
※「HDCP」:High-bandwidth Digital Content Protection

解像度2560×1600の液晶モニタとつなぐ場合は、デュアルリンク

2560 x 1600
解像度2560×1600の液晶モニタとつなぐ場合は、デュアルリンクが必要となります。いわゆる映像信号の転送方法のことですが、一般的な家庭では大きくても1920×1200までなので、多くのユーザーには気にしなくてもいい事です。高解像度2560×1600のモニタといえば、グラフィック制作などプロ向けに使われる30インチクラスの大画面モニタで、家庭用で使うことはほとんどないと思います。


デュアルリンクでモニタ接続するなら「デュアルリンク対応」のグラフィックカードを搭載する必要があります。そしてグラフィックカードに装備しているDVI端子およびHDMI端子と液晶モニタを接続します。ちなみに上級者向けのノートパソコンには、デュアルリンク端子を装備しているがあります。デュアルリンク対応か分からない場合は、グラフィックの最大表示解像度を参考にするのもいいでしょう。

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