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Core i7-800 / i5-700シリーズについて(Lynnfield)

Nehalemマイクロアーキテクチャの2世代目となるCore i7-800 / i5-700シリーズについて解説します。コード名ではLynnfield (リンフィールド)と呼ばれるものです。2009年9月に登場しました。

種類 前CPU 後継CPU
クアッドコア Core 2 Quad 上位版:Core i7-900シリーズ
廉価版:Core i7-800シリーズ
下位版:Core i5-700シリーズ
デュアルコア Core 2 Duo Core i5-600 シリーズ
Core i3-500 シリーズ

2010年2月時点では、中位に君臨しており、4つのコアを持つCore 2 Quadの後継CPUになります。

2009年9月に初登場!コード名:Lynnfield(リンフィールド)のCPU。
ブランド Core i7-800 Core i5-700
プロセッサー・ナンバー 870 860 750
動作周波数 2.93GHz 2.8GHz 2.66GHz
最大動作周波数
(ターボ・ブースト)
3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz
3次キャッシュメモリ
8MB
実装コア数
4コア
HTテクノロジー
8スレッド
なし(4スレッドのまま)
メモリ
デュアルチャンネル
TDP
95W
CPUソケット
LGA1156
プロセス
45nm

4コアのクアッドコアCPU。Core i7-900シリーズと比べて、ターボブースト時の最大クロック数が高く、しかも省電力化されています。Core i5-800シリーズはHTテクノロジーで8スレッド動作します。Core i5-700シリーズだけHTテクノロジーが無く、コア数と同じ4スレッド動作となります。なお、ソケットがLGA1156であるため、LGA1366のCore i7-900シリーズとは互換性なし。

Core i7-800 / i5-700シリーズのプラットフォーム

Core i7-800、i5-700シリーズ
▲ Core i7-800 / i5-700シリーズを搭載するパソコンの、プラットフォーム
Core i7-900シリーズやCore 2 Quadでは、チップセットが2つありましたが、Core i7-800 / i5-700シリーズでは、1つになりました。従来、ノースブリッジと呼ばれたチップセットの機能をCPUに内蔵したのです。つまり、メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェースを内蔵しました。これにより、メモリやグラフィックカードに直接アクセスできるように高速化。

CPUとチップセットをつなぐ伝送路は、Core i7-900シリーズが採用しているQPI(Quick Path Interconnect)ではなく、DMIを採用。DMIはもともとチップセット(ノースブリッジ)とチップセット(サウスブリッジ)をつなぐ伝送路ですが、Core i7-800 / i5-700シリーズでは、CPUとチップセットをつなぐのに採用しています。

上位のCore i7-900シリーズより優れた構造ですが、廉価版ポジションのため、メモリはトリプルチャンネルに対応しません。2枚同時挿しのデュアルチャンネルまでです。

Core i7-900シリーズ
▲ 比較、Core i7-900シリーズを搭載するパソコンのプラットフォーム
前ページでも紹介しましたが、Core i7-800 / i5-700シリーズと比較のためCore i7-900シリーズを見てみましょう。Core i7-900シリーズはチップセットが2つあり、CPUがグラフィックカードに直接アクセスできないところを見ると、構造が古いと言わざるを得ません。メモリ3枚同時挿しのトリプルチャンネルに対応していることが、唯一の上位ポイント。

Core i7-800シリーズは、HTテクノロジーで8スレッド動作
Core i5-700シリーズは、4スレッドのまま

HTテクノロジーで8スレッド動作
命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術がHTテクノロジーです。略さないで読むと「ハイパー・スレッディング・テクノロジー」といいます。物理的には4コアでもHTテクノロジーがあれば、8スレッドで動作します。つまり、システムは8コアのつもりで動作するわけです。そういったニュアンスから擬似8コアなんて呼び方もされます。

Core i7-800シリーズは、HTテクノロジーで8スレッド動作しますが、Core i5-700シリーズは、HTテクノロジー非搭載なので4スレッド動作のままです。

Core i7-800 / i5-700シリーズは、ターボ・ブースト・テクノロジー搭載


CPUには~GHzという定格の動作周波数(クロック数)があります。この数値が高いほど処理スピードが速くなります。マルチコアに対応していないソフトでは、コア数よりもこの動作周波数が高いCPUが有利です。そのため動作周波数の高い下位CPUが、環境によっては上位CPUを凌ぐ場合があります。
そこで、ターボ・ブースト・テクノロジーです。ターボ・ブーストは環境に応じて自動でクロックアップする機能です。マルチコアが役に立たない環境では一部のコアをオフにして、その分、残ったコアをクロックアップするのです。上の図ではクアッドコアの例ですが、2コアをクロックアップ、1コアだけクロックアップ、全コアをクロックアップなど様々に自動対応します。

強化されたターボ・ブースト・テクノロジー
なお、Core i7-800 / i5-700シリーズは後発なだけあって、Core i7-900シリーズよりターボ・ブースト・テクノロジーが強化されています。Core i7-900シリーズでは最大2段階までのクロックアップですが、Core i7-800 / i5-700シリーズでは最大段階が増えました。Core i7-800 / i5-700シリーズでは最大5段階まで可能です。

ところで、段階といわれてもイマイチ理解しづらいですよね。そこでターボ・ブースト・テクノロジーのクロックアップの仕組みを解説します。
ターボ・ブースト・テクノロジーの段階
例えば、2.66GHzのCPUがあるとします。このCPUが20ベースで生成されている場合、1ベースが133MHzであることがわかります。ターボ・ブースト・テクノロジーによってクロックアップされると、1段階で1ベースずつアップするので、この例では+133MHzずつアップします。なお、構成ベースはCPUによって異なります。Core i5-750は20ベース、Core i7-860は21ベース、Core i7-870は22ベースといった具合です。

Core i7-900シリーズ Core i7-860、870
Core i7-900シリーズのターボ・ブースト・テクノロジー Core i7-860、870のターボ・ブースト・テクノロジー

そのクロックアップでCore i7-900シリーズでは最大2段階だったのが、後発のCore i7-800、i5-700シリーズで段階数が引き上げられました。なお、最大段階数はCPUによって異なります。Core i7-860、870では最大5段階アップします。

Core i7-800 / i5-700が搭載可能。
設置しやすいミニタワー型でもハイパフォーマンス!

DELL Studio XPS 8100買ったのに
気になるパッケージ構成と価格はデルサイトへ⇒Studio XPS 8100終了
Core i7-800 / i5-700を搭載。流線型が印象的な洗練されたデザインです。最近の3Dゲームにも対応できるミドルレンジ以上のグラフィックカードが搭載できるので、ゲームユーザーやHD映像の動画編集など中級者に最適なモデル。Micro ATXが採用されているので、拡張性もありながら設置しやすいサイズのミニタワー型です。(ただし、同じミニタワー型のInspiron 580よりかは若干大きめ。)

天井にはメディアトレイという窪みが施してあり、携帯電話やデジタルオーディオプレイヤなどを置きつつ、USB経由の充電ができます。端子も豊富に装備してあり、USB端子は計6つ、IEEE1394、eSATA端子、光デジタル音声端子、高速ネットワークのギガビットイーサーLANを装備。PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。

Core i5-700が搭載可能。エントリーモデルはここまで高性能になった

Inspiron 580はDELLにて販売終了
気になる価格は、デルサイトで⇒Inspiron 580は販売終了
デュアルコアのCore i3および、クアッドコアのCore i5を搭載するモデルです。電源が300WでInspiron 580sよりも高性能なパーツが選択できます。HDDと光学ドライブを各2台まで搭載できます。装備する端子等は、Inspiron 580sと同じです。19規格対応カードスロットを標準搭載。オンボードでHDMI端子、DVI端子、ギガビットイーサーLAN端子を装備。拡張カードのスロットは、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。

次は、Core i3-500 / i5-600シリーズについて(Clarkdale

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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