XPS復活!15.6インチのミドルノート!DELL XPS 15が登場。パソ兄さんによるユーザーレビューです。
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XPS 15性能比較レビュー:ストリートファイター4
XPS 15は従来のミドルレンジノートと比べて、ゲーム用として高いパフォーマンスを見せます。では、実際に各ゲームソフトのベンチマークにて、他モデルと比較してみましょう。
まずは、現在では比較的ライトなゲームとなった「ストリートファイター4」で比較してみます。ちなみに2009年登場当初はAlienwareクラスでないと快適には遊べませんでした。
ゲームではGPUがメインパーツとなりますが、単に製品比較ではなく、そのパーツ構成に注目してください。「クオリティはデフォルト、解像度 1280×720のウィンドウ表示」で行っています。ちなみにNVIDIA GeForceは同じ解像度でもフルスクリーンのほうがスコアが高くなるようです。(なぜだか?)
以下、XPS 15の構成と「ストリートファイター4」におけるスコアです。
今回比較するXPS 15の構成 | ||
製品画像 | ||
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ RGB LED光沢液晶(1920x1080) | |
プロセッサ | インテル Core i7-740QM (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.93GHz |
7.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | GeForce GT 435M /2GB GDDR3 | 6.6 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.6 | |
プライマリ ハードディスク |
640GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
||
設定解像度 1600×900 ウィンドウ表示 | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
||
設定解像度 1920×1080 フルスクリーン | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
グラフィックにはGeForce GT 435M搭載。2010年12月時点ではXPS 15に搭載できる最高GPUです。解像度1280×720の場合、結果は100FPS超えて105.46 FPSです。今回比較するXPS 15のスコアに満たないパソコンはどういう構成なのか、チェックしてみましょう。
参考:100FPSを超えられなかったパソコンとその構成
Inspiron 15(Core i5モデル)の構成 | |
製品画像 | 後継機は⇒Inspiron 15R(N5010)販売終了 |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i5-430M (2.26GHz, 3MB L3キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | インテル HDグラフィックス(500~766MHz) |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1366x768) |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
|
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 |
Inspiron 1520の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows Vista Home Premium 正規版 32bit |
CPU | インテル Core 2 Duo T7100 (1.8GHz 、2MB L2 キャッシュ、800MHz FSB ) |
メモリ | 2GB (1GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ |
グラフィック | GeForce 8600M GT 256MB |
HDD | 120GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.4インチワイド WXGA 液晶(1280x800) |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
|
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 |
2007年後半~2008年前半のDELLメインミドルノート、Inspiron 1520。ちなみにOSはVista32bit。当時、搭載できるGPUでは一番上のGeForce 8600M GT 256MBを搭載しましたが、24.77 FPSで100FPSまではほど遠いです。ポジションとしてはXPS 15と同じミドルですが、3年でこれだけの差があります。
Studio 15(Core i7モデル)の構成 | ||
製品画像 | Studio 15 販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | ATI Mobility RADEON HD 4570 512MB | 5.0 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(5400回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK D ⇒ プレイできるが、処理が重くなることがある。 |
XPS 15の前機種となるStudio 15。2009年9月に登場したときの構成です。同じプラットフォームのNehalemマイクロアーキテクチャですが、搭載しているグラフィックで大きな差が見られます。このStudio 15にはGPUにATI Mobility RADEON HD 4570搭載。CPUは8スレッド動作するCore i7-720QMを搭載していますが、結果は49.74FPS。1世代前でも100FPSの半分程度です。まだ、ゲーム用には弱いスペックですね。
XPS 14の構成 | ||
製品画像 | XPS 14販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 14インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-460M (2.53GHz, 3MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.8GHz |
6.8 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーよる自動切替) ↓ GeForce GT 420M /1GB GDDR3 |
4.3 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.5 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
XPS 15と同時発売したXPS 14。この構成ではCore i5-460M&GeForce GT 420M搭載。さすがに100FPSまでは行きませんが、60FPSを超えているので問題なしです。ストリートファイターぐらいならXPS 14でも充分。GeForce GT 425Mを搭載すればもっと性能があがります。
Vostro 3700の構成 | ||
製品画像 | Vostro3700 終了 |
|
OS | Windows 7 Professional 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチWLED非光沢液晶(1600 × 900) | |
プロセッサ | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
7.0 |
メモリ | 6GB DDR3-SDRAMメモリ | 7.1 |
グラフィックス | GeForce GT 330M 1GB | 6.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
GeForce GT 330M搭載したVostro 3700では81.21 FPSと高いですが、さすがに100FPSは超えません。GeForce GT 400Mシリーズの前世代とはいえ、GeForce GT 330Mはなかなかの性能。ちなみにGeForce GT 420Mよりは高いパフォーマンスです。
DELL Inspiron 580の構成 | ||
製品画像 | Inspiron 580は販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
プロセッサ | インテル Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ) |
6.9 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス(733MHz) | 4.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.2 | |
プライマリ ハードディスク |
320GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 |
今度はデスクトップ機で比較してみましょう。デスクトップでもインテル HDグラフィックスでは17.44 FPSで、ゲーム用には無理です。100FPSには全然です。
DELL Inspiron 580sの構成 | ||
製品画像 | Inspiron 580s 販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
プロセッサ | インテル Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ) |
6.8 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | RADEON HD 5450 1GB | 5.1 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 | |
プライマリ ハードディスク |
640GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK D ⇒ プレイできるが、処理が重くなることがある。 |
デスクトップにローエンドグラフィックカード「RADEON HD 5450」を搭載した場合。39.82 FPSで100FPSには全然です。XPS 15の性能の高さが伺えます。
Studio 17(Studio 1749)の構成 | ||
製品画像 | ||
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチ WLED光沢液晶 (1600x900) | |
プロセッサ | インテル Core i5-450M (2.4GHz, 3MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.66GHz |
6.8 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | ATI Mobility Radeon HD 5650 1GB | 6.7 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.7 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.8 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
ATI Mobility Radeon HD 5650を搭載したStudio 17ではゲーム用にもまずまずいける性能でした。それでもXPS 15のように100FPSは超えられていません。
Studio XPS 16の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo P8700 (2.53GHz, 3MB L2キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | ATI Mobility RADEON HD 4670 1GB |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1600x900) |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
|
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 13160 |
ゲーム用に買うユーザーが多かったStudio XPS 16。グラフィックにはATI Mobility RADEON HD 4670を搭載しており、100FPSに少し満たない98.75 FPSでした。GeForce GT 435Mを搭載するXPS 15に近い性能だと思われます。Studio XPS 16は販売終了していますが、XPS 15で代用が利きそうです。
このXPS 15(105.46 FPS)を超えたDELL製品の構成
Core i7-740QM&GeForce GT 435M搭載するXPS 15を上回ったDELLノートは、どのようなものかチェックしてみましょう。
XPS 17の構成 | ||
製品画像 | ||
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチ WLED光沢液晶 (1600x900) | |
プロセッサ | インテル Core i7-740QM (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.93GHz |
7.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | GeForce GT 445M / 3GB GDDR3 | 6.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.8 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 |
||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
XPS 15と同時発売した姉妹機のXPS 17。Core i7-740QM&GeForce GT 445M搭載。100 FPSを軽く超え、145.68 FPSもあります。GeForce GT 445M はGeForce GT 435Mのワンランク上に過ぎませんが、性能差は歴然です。ゲーム使用を考慮しているならXPS 15よりもXPS 17のほうが有利です。
デスクトップならこのXPS 15(105.46 FPS)を超えられる製品は多々ありますが、同じノートとなるとあまりありません。当方の調査ではXPS 17かAlienwareシリーズというところです。
※初代XPS 15(システムモデル名:XPS L501X)は販売終了しています。ただいまの、パソ兄さんオススメDELLノートはこちら!要チェック↓
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より