Inspiron 580sレビュー
Core i3搭載のスリム型デスクトップマシン!Inspiron 580s。Core i3は、4スレッド動作するデュアルコア。CPU内蔵のグラフィック機能で高度なHDコンテンツを楽しめます。
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Core iシリーズを理解する

今回のInspiron 580sには、インテル Core i3-530 を搭載しています。これはCore 2 Duoの後継に当たり、Core iシリーズの下位ポジションになります。そのCore iシリーズには、2010年2月時点でCore i7 / i5 / i3がラインナップされています。これらはCore 2 Duo時代と違って、特徴分けが複雑になっており、一言で説明できません。

Core iシリーズの登場は、上位タイプ、中位タイプ、下位タイプの順になっており、次のような流れで着ています。

後発になるほど下位CPUの登場なのですが、後発になるほど設計に改良が加えられたり、最新のテクノロジーが搭載しています。つまり、単純に上中下では判断できなくなっています。Core iシリーズはNehalemマイクロアーキテクチャという基本設計ですが、現在(2010年2月)、3世代目まで来ています。

  • 1世代目:Bloomfield(ブルームフィールド)⇒Core i7-900シリーズ(上位)
  • 2世代目:Lynnfield(リンフィールド)⇒Core i7-800 / i5-700シリーズ(中位)
  • 3世代目:Clarkdale(クラークデール)⇒Core i3-500 / i5-600シリーズ(下位)

今回Inspiron 580sが搭載しているCore i3-530は3世代目にあたり、初めての32nmプロセスという微細設計です。

これから1世代から今回の3世代目までのCore iシリーズを解説しますが、いくつかのキーワードを理解していないと違いがわかりませんので、まずはキーワードを押さえておきましょう。

Core iシリーズを理解するためのキーワード


マルチコア
実際にプログラムを処理するのがCPUコア(単にコアともいう)です。このコアが複数あるCPU製品を総称でマルチコアといいます。もう少し内訳すると、4コアがクアッドコア、2コアがデュアルコアです。1コアはシングルコアといいます。コア数が多いほど、複数同時作業やマルチコア対応ソフトで、処理スピードがアップします。今回のInspiron 580sが搭載しているCore i3-530は、デュアルコアです。
それぞれのコアと連携しているキャッシュメモリというものがありますが、これはCPUが内蔵するメモリです。CPUコアが処理するプログラムと処理したプログラムを蓄える記憶部分です。Core iシリーズになってから3次キャッシュメモリが追加されました。Core 2 Duoの時代には2次キャッシュメモリまででした。


HTテクノロジー
命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術がHTテクノロジーです。略さないで読むと「ハイパー・スレッディング・テクノロジー」といいます。物理的には4コアでもHTテクノロジーがあれば、8スレッドで動作します。つまり、システムは8コアのつもりで動作するわけです。そういったニュアンスから擬似8コアなんて呼び方もされます。デュアルコアなら4スレッドですね。
今回のInspiron 580sが搭載しているCore i3-530は、デュアルコアですが擬似4コアとして動作します。


動作周波数(クロック数)と、ターボ・ブースト・テクノロジー
各CPUには~GHzという定格の動作周波数(クロック数)があります。この数値が高いほど処理スピードが速くなります。マルチコアに対応していないソフトでは、コア数よりもこの動作周波数が高いCPUが有利です。そのため動作周波数の高い下位CPUが、環境によっては上位CPUを凌ぐ場合があります。
そこで、ターボ・ブースト・テクノロジーです。ターボ・ブーストは環境に応じて自動でクロックアップする機能です。マルチコアが役に立たない環境では一部のコアをオフにして、その分、残ったコアをクロックアップするのです。上の図ではクアッドコアの例ですが、2コアをクロックアップ、1コアだけクロックアップ、全コアをクロックアップなど様々に自動対応します。今回のInspiron 580sが搭載しているCore i3-530は、ターボ・ブーストを搭載していません。定格の2.93GHzのままです。


インテル HDグラフィックス
Core iシリーズ3世代目となる、Core i5-600 / i3-500シリーズが内蔵したのがインテル HDグラフィックスというグラフィック機能です。メモリコントローラーとグラフィック・インターフェースも統合されています。細かいことを言うと、CPUダイとインテル HDグラフィックスは分離されており、正式な統合ではなくただのパッケージングです。
インテル HDグラフィックスは、高精細(HD)コンテンツに対応できるグラフィック性能があり、グラフィックカードを節約することができます。つまり、ローエンド向きの構造となりますね。

なお、グラフィックカードを搭載した場合は、インテル HDグラフィックスは無効化されます。基本的にはグラフィックカードのほうが高性能グラフィックです。インテル HDグラフィックスが物足りないと感じたら、ニーズにあったグラフィックカードを後から搭載するのもいいですね。今回のInspiron 580sが搭載しているCore i3-530はインテル HDグラフィックスを内蔵しています。

以上のキーワードを理解しておけば、Core iシリーズの1世代目から3世代目までの特徴と違いを理解できます。次は、1世代目のCore iシリーズであるCore i7-900シリーズを解説します。しかし、これは構造的にInspiron 580sは搭載することができません。知識を身につけるために解説します。

エントリーモデルの性能はここまで来た!スリムPC、Inspiron 580s

DELLのInspiron 580sはついに販売終了です
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Core 2 Duoの後継であるCore i3搭載モデル。2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジー搭載のため擬似4コアとして動作します。また、HDグラフィックがCPUに内蔵されており、グラフィックカードがなくてもHDコンテンツが楽しめます。幅が約10センチのスリム型で、しかも横置きができるので設置しやすいです。スリムでありながら、HDDを2台まで搭載できる拡張性があります。電源は250Wとやや少なめで、グラフィックカードはロープロファイルと呼ばれる細身のタイプになります。

拡張性のあるミニタワー型!Inspiron 580

Inspiron 580はDELLにて販売終了
気になる価格は、DELLサイトで⇒Inspiron 580は販売終了
基本ベースは、Inspiron 580sと同じ。電源が300WでInspiron 580sよりも高性能なパーツが選択できます。筐体幅がやや広がった分、HDDと光学ドライブを各2台まで搭載できます。(Inspiron 580sはHDD2台、光学ドライブ1台まで)。装備する端子等は、Inspiron 580sと同じです。

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