今回、クアッドコアのCore i7-720QMを搭載したDELLStudio 15をレビュー!Core i7-720QMは、HTテクノロジーで8スレッド動作するハイパフォーマンス。
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他製品と比較、Studio 15のWindowsエクスペリエンス・インデックス・スコア
Studio 15の「Windows エクスペリエンス インデックス」スコアをもとに、他製品との性能比較をしてみます。スコアが4.0以上あればWindows7の操作において何もいうことがありません。Windows Vistaでは最大で5.9までの表示でしたが、windows 7では7.9まで表示できます。HDDに関しては構造上、どんなにハイスペック・パソコンでも5.8~5.9です。
評価される項目 | |
プロセッサ | プロセッサ(CPU)の一秒あたりの計算。 |
メモリ | 一秒あたりのメモリ計算。 |
グラフィックス | 2D処理。操作画面のグラフィックなど。 |
ゲーム用グラフィックス | 3D処理。3Dゲームでは重要。 |
プライマリ ハードディスク |
HDDまたはSSDの転送速度。 |
Studio 15といっても構成次第でスコアが異なるので、今回の構成を明記しておきます。
今回、Studio 15(Core i7モデル)の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | ATI Mobility RADEON HD 4570 512MB |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1920x1080) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 7.0 |
メモリ | 7.4 |
グラフィックス | 4.9 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
インテル Core i7-720QMのスコア(プロセッサのスコア)は、7.0もあります。ノートパソコンでは、なかなか見られない高スコアです。次はグラフィック性能をチェックします。
搭載する単体グラフィックは、ATI Mobility RADEON HD 4570 512MB ですが、3D処理である「ゲーム用グラフィックス」のスコアは6.2で、そこそこあります。2D処理である「グラフィックス」は4.9でまずまずのところ。ブルーレイなど高精細(HD)コンテンツには十分な性能であることは、言うまでもありません。
では、他モデルと比較してみましょう。すべてWindows 7 64bit搭載製品です。
Core 2 Duo搭載の、Studio 15 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Professional 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo P8700 (2.53GHz, 3MB L2 キャッシュ, 1066MHz FSB) |
メモリ | 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ |
グラフィック | ATI Mobility RADEON HD 4570 512GB |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチワイド光沢液晶 (WLED) (1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.1 |
メモリ | 6.1 |
グラフィックス | 4.9 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 |
プライマリ ハードディスク |
5.8 |
いきなり、同じStudio 15 ?と思われたかもしれませんが、こちらはCore i7搭載のStudio 15より前にあったStudio 15です。Core 2 Duoを搭載しており、外見はまったく同じでも内部のテクノロジーがぜんぜん違う旧型です。チップセットも違うので全く別の存在です。メモリもDDR3ではなく、前世代のDDR2です。スコアをみると、実用レベルではそこそこの数値ですが、Core i7搭載Studio 15と比べるとプロセッサとメモリが下回っていますね。グラフィックは同じATI Mobility RADEON HD 4570搭載だったので、スコアが同じ。
Inspiron 1545の構成(Celeron デュアルコア) | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Celeron デュアルコアT3000 (1.8GHz, 1MB L2キャッシュ, 800MHz FSB) |
メモリ | 2GB (1GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ |
グラフィック | オンボードグラフィック GMA 4500MHD |
HDD | 250GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチワイド光沢液晶(1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 4.9 |
メモリ | 5.0 |
グラフィックス | 4.1 |
ゲーム用 グラフィックス |
3.4 |
プライマリ ハードディスク |
5.5 |
次はかなり低予算構成のノートで、Celeron デュアルコアとオンボードグラフィック「GMA 4500MHD」の構成のInspiron 1545。単体のグラフィックなしですが、GMA 4500MHDは一応HDコンテンツが扱える性能です。でも、今回のStudio 15と比べると、はるかに下ですね。
Inspiron 13zの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Solo SU3500 (1.4GHz, 3MB L2キャッシュ, 800MHz FSB) |
メモリ | 2GB (1GBx2) デュアルチャネル DDR3-SDRAM メモリ |
グラフィック | オンボードグラフィック GMA 4500MHD |
HDD | 250GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ WXGA 光沢液晶ディスプレイ (1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 3.4 |
メモリ | 5.2 |
グラフィックス | 3.5 |
ゲーム用 グラフィックス |
4.6 |
プライマリ ハードディスク |
5.6 |
超低電圧CPU(Core 2 Solo SU3500)搭載のInspiron 13zと比較。性能はそこそこ、でも超低消費電力が売りのCULVノートですから、Studio 15と比べるだけ無駄ですね。
Inspiron One 19の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo E7500 (2.93GHz, 3MB L2 キャッシュ, 1066MHz FSB) |
メモリ | 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ |
グラフィック | オンボード・グラフィック GMA X4500 |
HDD | 500GB SATA HDD(7200回転) |
液晶ディスプレイ | 18.5インチワイド液晶 (1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.5 |
メモリ | 6.5 |
グラフィックス | 4.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
3.5 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
次はデスクトップ製品と比較しましょう。このInspiron One 19は構成パーツ自体がすでに前世代ばかりで、しかもCore 2 Duo廉価版のE7500搭載です。オンボード・グラフィック GMA X4500は、Vistaの動作でもちょっと頼りない性能でしたね。今回のCore i7搭載Studio 15はこのクラスのデスクトップを遥かに超えています。
Inspiron 580sの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | インテル HDグラフィックス(733MHz) |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.8 |
メモリ | 5.9 |
グラフィックス | 4.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.3 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
次もデスクトップと比較。2010年1月に出たばかり、Core i 時代の低価格構成デスクトップです。Core 2 Duoの後継、Core i3を搭載。グラフィックはCore i3に内蔵するインテル HDグラフィックスです。今回のCore i7搭載Studio 15は、最新のエントリー構成のデスクトップ性能を超えています。
Studio XPS 16の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo P8700 (2.53GHz, 3MB L2キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | ATI Mobility RADEON HD 4670 1GB |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1600x900) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.1 |
メモリ | 6.1 |
グラフィックス | 6.7 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.7 |
プライマリ ハードディスク |
5.8 |
ATI Mobility RADEON HD 4670を搭載しており、グラフィックスのスコアは、Studio 15が搭載するATI Mobility RADEON HD 4570よりも高いです。とくに2D処理能力に差がありますね。今回、Studio 15ではストリートファイター4が「快適レベルではないが、プレイは可能」でした。ノートで快適にプレイしたい、高度な3Dゲームをそこそこ楽しみたいなら、Studio XPS 16の選択がいいでしょう。デザインや素材もレベルが高いです。
パソコンでいろいろ楽しみたいミドルユーザーに最適!
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次は、Studio 15よりワンランク上のStudio XPS 16と比較
パッケージ構成と価格はDELLサイトにて⇒Studio 15 販売終了