XPS復活!15.6インチのミドルノート!DELL XPS 15が登場。パソ兄さんによるユーザーレビューです。
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旧作DELLレビュー
15.6インチノートのDELL XPS 15レビュー!今のミドルノートはゲームノート並みのスペック
XPS 15レビュー紹介の前に2011年2月に、SandyBridgeこと第二世代Core i7/i5が搭載仕様となり、NEW XPS 15へとリニューアルされました。GPUはGeForce GT 400Mから500Mシリーズへと最新パーツになっています。これから紹介するレビューはリニューアル前のモデルですが、デザインや端子等のインターフェースには変更はありません!購入の参考としてどうぞ。 |
今回は人気液晶サイズである15.6インチ画面搭載のミドルノート、XPS 15をレビュー紹介いたします。当サイトの調査で最も人気の高かったStudio 15の後継機となります。
17.3インチのXPS 17の姉妹機になりますが、並んで高い人気を呼びそうですね。
なお、これから紹介するXPS 15の情報は2010年11月レビュー時点および、手元にあるXPS 15についてになります。
天板はアルマイト加工されたアルミボディで、カラーはメタロイド・シルバーと呼ばれています。落ち着いた非光沢で高級感がありますね。指紋が非常に付きにくいというか皆無なので好印象です。写真では下段に17.3インチのXPS 17を置いてみましたが、15.6インチのXPS 15は一回りコンパクト。ただ、XPS 17のほうがテンキー付&高い拡張性で高性能デスクトップに迫る存在であり、「XPS 15にするかXPS 17にするか」はよく吟味して判断してください。パソ兄さんとしては完全な据え置きであればXPS 17を絶対お勧めします。XPS 17のレビューもあわせて参考にどうぞ。
XPS 15の上に、前機種であるStudio 15を置いてみました。Studio 15ではポリカーボネート(工業プラスチック)だったので、XPS 15になってからは格段と見栄えが良くなりました。一時期、姿を消していたXPSシリーズの復活にふさわしいデザインです。ただ、Studio 15のように豊富な天板プリントデザインはもう無くなりますね。
XPS 15は幅381mm、厚み32.2mm~38.2mm、 奥行265.4mm。 重量は6セルバッテリ搭載時で約2.8kgほど。写真ではXPS 15のほうがStudio 15より奥行きがありますが、ディスプレイを開いた状態であればどちらもほぼ同じ設置サイズです。Studio 15ではバレルヒンジを採用しており、ディスプレイを開くと、背面にディスプレイ部分が回り込むため閉じているときよりも設置面積が増します。
高いグラフィック性能で、これまでのミドルノートでは最高クラス
XPS 15は、前機種のStudio 15と同じく基本設計がくNehalem(ネハーレン)プラットフォームで、Core i7 / i5を搭載するミドルレンジノートですが、GPUに「GeForce GT 400M」シリーズが採用されています。GPUとはグラフィック処理をするグラフィック・プロセッサですが、基本的にはゲームユーザーやグラフィックソフトを扱うユーザーがもっとも注目するパーツです。そしてこのGeForce GT 400Mシリーズは、高性能タイプのノートに採用される傾向にあります。このGPUメーカーであるNVIDIA社は「前世代のGeForce 300Mに比べてGeForce 400Mシリーズは40%速い」と、性能アピールしていたくらいです。
このことにより、前機種のStudio 15より高いグラフィック性能で、高性能ゲームノートに近い存在となりました。これまで「ミドルノートで3Dゲームのプレイはイマイチ」だと思っていたユーザーにはかなりうれしい新製品です。
次世代インターフェース完備
そして、もうひとつ。XPS 15の購入ポイントとしては高速インターフェースのUSB3.0の装備です。USB2.0の後継となり、理論値速度ではUSB2.0の10倍速いとアピールされています。そして9規格対応カードスロットを装備していますが、32GBを超える新規格のSDXCメモリカードにも対応しています。外部モニタ出力には「ミニDisplayPort端子、HDMI端子」を装備しており、次世代環境に備えてあります。
ただ気を付けねばならないところは、旧インターフェースの非装備です。アナログモニタにつなぐVGA端子や旧型ビデオカメラとつなぐIEEE1394端子は省かれました。もはや、時代はインターフェースの過渡期に差し掛かっています。そしてExpressカードスロットも無くなっているので、ノートでの機能拡張はできません。旧周辺機器を使っているユーザーはその点も注意しておきましょう。
Studio 15を遥かに上回るグラフィック・パフォーマンス
プラットフォームに変化がなくとも、前機種のStudio 15を遥かに上回るパフォーマンスを実感できました。とくにグラフィックパフォーマンスです。
今回レビューしているDELL XPS 15の構成OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ RGB LED光沢液晶(1920x1080) | |
プロセッサ | インテル Core i7-740QM (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.93GHz |
7.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | GeForce GT 435M /2GB GDDR3 | 6.6 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.6 | |
プライマリ ハードディスク |
640GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
今回レビューしているDELL XPS 15の構成は上記の通り。モバイル インテル HM57 チップセットを採用。以後、性能レビューはこの構成での話しになります。
4コア実装のクアッドコア「Core i7-740QM」を搭載しており、HTテクノロジーによって擬似8コアとして動作します。マルチスレッド対応ソフトなら、8箇所から同時処理するなど処理スピードが速くなります。また、ターボブースト・テクノロジーによって2.93GHzまでクロックアップするので、マルチスレッドに対応していないソフトでも高速処理が可能です。そしてグラフィック(GPU)にはGeForce GT 435Mを搭載。Windows エクスペリエンスインデックスでもグラフィックスコアが6.6もあり、ゲームノートを思わせるスコアです。この構成であれば、従来のミドルレンジノートからは想像できなかったパフォーマンスを発揮します。
例えば、ストリートファイター4のベンチマーク結果では驚異的でした。フルHD解像度(1920×1080)でも、RANK A (快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能)です。AVERAGE 64.90 FPSを記録しました。60FPSを超えているのでコマ落ちなしです!GeForce GT 435Mの性能の高さを感じずにはいられません。ほぼゲーム向けのGPUといっても過言ではありません。
ちなみに当方が所有する、Core i7-720QM&ATI Mobility RADEON HD 4570搭載のStudio 15では1280×720ですらRANK D。AVERAGE 49.74FPS。フルHD解像度なんて到底無理な話でした。1後継機でここまでのパフォーマンスアップは、かなりの差です。
搭載HDDは7200回転製品で高速。セットアップマニュアルによるとFFS(Free Fall Sensor)機能を搭載しているようです。FFSは本体の落下状態を感知すると、安全エリアに回避してヘッドの損傷やデータ喪失を防いでくれるようです。
液晶モニタをチェック
XPS 15では液晶モニタの解像度を選択できますが、今回紹介しているのはフルHD(1920×1080)という高解像度。15.6インチサイズにしては高解像度過ぎます。ネット閲覧ではかなり細かくたくさん表示されるので文字やアイコンが非常に小さいです。すでにWebブラウザ(IE)では125%拡大で設定されていました。DELLとしても100%表示で使うユーザーはいないと、判断していると思われます。ほとんど拡大表示でネットサーフィンをすることになるでしょう。ただし、ドット・バイ・ドットでない表示はややにじみを生じます。フルHD解像度を選ぶときは、本当に必要か慎重に判断しましょう。
ただ、ブルーレイ鑑賞がメインなら、フルHD解像度を選ぶメリットがあります。解像度を下げることなく楽しめます。ストリートファイター4のようにフルHD解像度で遊べるゲームにもいいでしょう。フルHDコンテンツ再生にはいいですが、ネットが中心なら1366x768で充分。またDVD鑑賞では元々の解像度が低いため、フルHD解像度搭載は無意味です。正直、動画鑑賞では細部をまじまじと観る事もないので、15.6インチのフルHD解像度は微妙なラインです。
17.3インチ(1600×900)のXPS 17を左に置いてみました。比較してみればよく分かりますが、15.6インチ・フルHD(1920×1080)液晶のXPS 15ではこんなに表示が小さいです。広領域ではありますが、ネット閲覧時には拡大表示は必須。
ディスプレイ上部中央には、200万画素Webカメラを内蔵。顔認識ログインや、ビデオチャットなどに使用します。。
バッテリー
標準バッテリーの6セルと、大容量の9セルバッテリーが購入時に選択できるようになっています。
XPS 15もXPS 17もバッテリー装着部が同じでした。おそらくバッテリーは共用仕様だと思われます。
9セルバッテリーを装着すると、このように底面が盛り上がり、キーボード面が少し勾配になります。キーボード操作ではこちらのほうがタイピングしやすいです。
※初代XPS 15(システムモデル名:XPS L501X)は販売終了しています。ただいまの、パソ兄さんオススメDELLノートはこちら!要チェック↓
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より