高いパフォーマンスが必要とされる娯楽用にお勧めなStudio XPS 16。個人ユーザーのパソ兄さんが、購入アドバイスのためのレビューをします。
今回レビューする、Studio XPS 16の構成
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旧作DELLレビュー
今回は、DELLのエンターテインメント・モデルでも上位クラスのノートパソコン「Studio XPS 16」を紹介します。娯楽ノートとしてStudio シリーズがありますが、そのワンランク上のStudio XPSシリーズとなります。
↑ 上位 下位 ↓ |
Alienware ゲーム専用に特化したハイエンド。もともと、別会社だったのをDELLが買収。DELLブランドとしては伏せてあり、独立して展開。デザインや構成などマニアックな要素が多い。 |
XPS もともと、DELLのゲームPCとしてのブランド。過去にブランド名を乱用したため、イメージは崩壊(個人論)。XPS名だけの製品は2010年3月時点ではラインナップされていない。 |
Studio XPS Studioの強化版といった感じ。中級者以上向けで、ゲーム仕様のハイスペック構成が可能。カスタマイズ次第で上位ブランドに匹敵する。性能にたいしてのコストパフォーマンスもよい。 |
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Studio Inspironよりも高度なカスタマイズができる。設定や解像度を落とせば、高負荷な3Dゲームも遊べる可能性が高い。 |
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Inspiron インターネットやビジネスソフトぐらいのライトユーザー向け。しかし、最近のモデルは、ブルーレイや地デジなどHDコンテンツにも対応できるのが多い。 |
特にグラフィック性能が高いので、高負荷な3Dゲームで遊ぼうと思うならお勧めの機種です。地デジやブルーレイ映画だけなら過剰スペックになってしまうでしょう。3DゲームやHD動画編集用など、中~上級者向けのモデルです。
15.6インチワイドWLED液晶、および16インチワイド RGB LED 液晶がラインナップされています。なお、レビュー情報は、今回の構成および、レビュー制作時(2010年3月時点)のものですので、最終的にはDELLサイトにてご確認ください。
【 DELL Studio XPS 16の印象】
本格的ゲームPCとして購入するなら、モンスタースペックを誇るAlienwareシリーズがお勧めです。しかし、デザインや構成はかなりマニアックなので、一般ユーザーや女性は手を出しにくいところがあります。そこで、最適なのが、Studio XPS 16です。
さすがに高度すぎる3Dゲームは解像度を落とさざるを得ない場合もありますが、InspironやStudioシリーズでは遊べないゲームができます。また下位ブランドとは一線引いた高級感のあるデザインです。例えば、ベゼルの段差がない画面デザイン、一部アルミニウム素材や皮革素材が用いられています。
ノートパソコンで一般的な15.6インチワイドでありながら、重量は2.9kgほどでやや重め。筐体サイズもやや大きめなので、据え置き用のノートパソコンとなりそうです。なお、16インチワイドの選択も可能です。それにしても据え置きと割り切るなら、個人的には17インチワイドの大画面にしたほうが、よかったのではないかと思います。
今回紹介する、Studio XPS 16の構成 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo P8700 (2.53GHz, 3MB L2キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | ATI Mobility RADEON HD 4670 1GB |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1600x900) |
詳しくはDELLサイトへ⇒Studio XPS 16販売終了 |
Studio XPS 16は過去にモデルチェンジを行っており、システムモデル名で「Studio XPS 1640 / 1645 / 1647 が存在します。DELLサイトでは、一貫してStudio XPS 16で通すため、ちょっとやっかいなところです。基本的にインターフェースやデザインを同じですが、システムが異なっていると覚えておくといいでしょう。
今回レビューしているのはStudio XPS 1640で、インテル Core 2 Duo搭載モデルです。チップセットはPM 45 Expressを採用。Studio XPS 16の初期型モデルですね。レビュー作成時(2010年3月)では、すでに販売されていませんでした。
今は、Core i7搭載モデルが販売されています。当然、チップセットも変わっており、PM55 Expressを採用。購入される方はこのレビュー機よりも高性能なStudio XPS 16が手に入れられます。これから紹介していくレビューでは、デザインや端子、グラフィック性能について参考にしてください。
今回のレビュー機はCore 2 Duo搭載。2コアのデュアルコアで、2スレッド動作をします。タスクマネージャーを見ると、コアの枠が2つになっています。
(※すでにCore 2 Duo搭載のStudio XPS 16は、姿を消しています。)
これからStudio XPS 16を買われる方はCore i7搭載ですから、4コア実装のクアッドコアです。しかも、HTテクノロジー搭載で8スレッド動作します。(タスクマネージャーでコアの枠が8つあります。)複数同時作業やマルチコア対応ソフトでは、圧倒的なパフォーマンスです。
従来のクアッドコアであるCore 2 Quadでは、コアが分断されていました。つまりデュアルコアの2個セットです。しかし、クアッドコアのCore i7ではコアがひとまとめです。いわゆるネイティブ・クアッドコアですね。そして4コアが共有する3次キャッシュメモリが内蔵されました。 メモリーコントローラーとグラフィックインターフェースをCPUに内蔵することで、ダイレクトアクセスが可能になり、シンプルで高速化されています。
また、クアッドコアのCore i7では、自動クロックアップのターボ・ブースト・テクノロジーも搭載。マルチコアに最適化されていないアプリケーションでも、クロック数を必要に応じて上げ、高速処理が可能です。
ストリートファイター4のベンチマークにて、今回の液晶解像度「1600×900」でチェックしました。結果、RANK A ( 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能)でした。
当方が調べたStudio 15※では、1280×720でさえRANK Cでした。Studio XPS 16のグラフィック性能は高いです。
※このときのStudio 15は、Core i7-720QM、ATI Mobility RADEON HD 4570を搭載
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、Studio XPS 16のパフォーマンス
パッケージ構成と価格はDELLサイトにて⇒Studio XPS 16販売終了