Core i3搭載のスリム型デスクトップマシン!Inspiron 580s。Core i3は、4スレッド動作するデュアルコア。CPU内蔵のグラフィック機能で高度なHDコンテンツを楽しめます。
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Core i3搭載のInspiron 580sレビュー
待望の新エントリーモデル、Inspiron 580sをレビューいたします。Core 2 Duoの後継であるCore i3を搭載しており、基本設計がWestmereと呼ばれる新プラットフォームを採用しています。Inspiron 580sは、幅がたった約10センチのスリム型PCで、しかも横置きもできるので設置しやすいモデルです。
基本設計がCore 2 Duoの時とは大きく変わっているので、新製品を買うタイミングともいえます。パソコンの基本設計を牛耳っているインテルが新プラットフォームを登場させないと、パソコンメーカーがいくら新製品を発表してもただの衣替えですよね。
しかし、今回の新発売はCore 2 Duoの次世代となるCore i3パソコンです。パソコン買い替えのベストタイミングです!なお、Core 2 Duoは、2010年を持って終息を迎えるそうです。
Core i3の最大の特徴は、CPUに内蔵グラフィック機能
Core i3を搭載したパソコンの基本設計はこのようになっています。大きな特徴は、インテル HDグラフィックスというグラフィック機能がCPUに内蔵されていことです。ただし、内部では分離しているので、正確にはCPUコアとの統合ではありません。そしてメモリコントローラーとグラフィック・インターフェースが統合されています。
グラフィックカードを使用せず、インテル HDグラフィックスを使用する場合は、FDIを介してチップセットへ信号を送り、チップセットからモニタへと出力されます。なお、グラフィックカードを搭載した場合、インテル HDグラフィックスは無効化されます。
HDコンテンツを楽しむのに、グラフィックカードは必須ではなくなった!
インテル HDグラフィックスは、ブルーレイや地デジといった高精細コンテンツ(HDコンテンツ)を楽にこなせるグラフィック性能です。Inspiron 580sの前機種にあたるInspiron 545sやその前のInspiron 530sでは、グラフィックカードがないとHDコンテンツを扱うことは不可でした。今度のInspiron 580sは、HDコンテンツを楽しむのにグラフィックカードの搭載は必須ではなくなったのです。
以下、歴代前機種との違いです。
2007年6月発売:DELLInspiron 530sCore 2 Duo搭載可能モデル。 |
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2009年4月発売:DELLInspiron 530s前機種「Inspiron 530s」同様、G33 Expressを採用、Core 2 Duo搭載可能モデル。つまり、ただの衣替え新製品。ただし、後半の45nmプロセス設計のCore 2 Duoを搭載していました。やはり、グラフィックカード無しではブルーレイや地デジなどのHDコンテンツにはスペック不足です。 |
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2010年1月発売:DELLInspiron 580sCore 2 Duoの後継、Core i3搭載モデル。チップセットにH57 Expressを採用。今度はチップセット内蔵のグラフィックではなく、CPU内蔵のグラフィック「HDグラフィックス」です。これのおかげでグラフィックカードがなくても、ブルーレイなどのHDコンテンツが楽しめます。 |
Inspiron 580sはDELLのインテル仕様エントリーモデルで、初の4スレッド動作マシン!
Core i3は2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジーにより4スレッド動作が可能です。DELLのエントリーマシンでインテル仕様では、4スレッド動作するマシンは初となります。マルチスレッド対応ソフトや、複数同時作業では強みをみせます。
Core i3は、下位CPUのためターボ・ブーストは省かれている
Core i3は2010年1月時点では、Core iシリーズで最下位のCPUです。よって上位CPUが持つ自動クロックアップのターボ・ブーストは省かれています。しかし、すでにCore i3-530で2.93GHz、Core i3-540で3.06GHzもあるので、初心者には贅沢すぎる高クロックです。Core i3については、後半にもっと詳しく解説します。
Inspiron 580sのパフォーマンス
性能解説として、まずは「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェックしていきます。スコアが4.0以上あればWindows7の操作において何もいうことがありません。
今回の構成は以下の通り。
Inspiron 580sの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | インテル HDグラフィックス(733MHz) |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.8 |
メモリ | 5.9 |
グラフィックス | 4.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.3 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
プロセッサのスコアが6.8もあり、エントリー向けとは思えない好成績。注目箇所はグラフィック項目で、グラフィックス(2D処理)が4.8、ゲーム用グラフィックスが5.3もあります。最近のローエンドグラフィックカードでも搭載しているのかと錯覚するくらいの数値です。
最近の高度な3Dゲームをプレイするには、まだ厳しいでしょうが、ブルーレイや地デジなどHDコンテンツ再生には楽勝であることが分かります。
なお、当方が調べたところ、Inspiron 545sにグラフィックカード(Radeon HD 3450 256MB)を搭載したスコアよりも高いスコアでした。ということは、2008年ごろのローエンド・グラフィックカードの性能を超えてると思われます。
エントリーモデルの性能はここまで来た!スリムPC、Inspiron 580s気になる価格は、DELLサイトで⇒Inspiron 580s 販売終了 Core 2 Duoの後継であるCore i3搭載モデル。2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジー搭載のため擬似4コアとして動作します。また、HDグラフィックがCPUに内蔵されており、グラフィックカードがなくてもHDコンテンツが楽しめます。幅が約10センチのスリム型で、しかも横置きができるので設置しやすいです。スリムでありながら、HDDを2台まで搭載できる拡張性があります。電源は250Wとやや少なめで、グラフィックカードはロープロファイルと呼ばれる細身のタイプになります。 拡張性のあるミニタワー型!Inspiron 580
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、Inspiron 580sの前面
パッケージ構成と価格はDELLサイトにて⇒Inspiron 580s 販売終了