今回、クアッドコアのCore i7-720QMを搭載したDELLStudio 15をレビュー!Core i7-720QMは、HTテクノロジーで8スレッド動作するハイパフォーマンス。
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Studio 15のタイプ別
Studio 15は、2008年に登場して以来、何度もマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返しています。装備端子が変わったり、チップセットが変わるような大変化があっても、製品名が変わっていません。チップセットが変わって、新テクノロジーを搭載した時点で別の存在なので、製品名ぐらい変えればいいのにと思います。そういうわけで、ユーザーサイドからは把握がやっかいな存在です。
2010年になってから、存在しているのは3タイプ。チップセットも違うし、各種、インテルの異なるプラットフォームを採用しています。姿かたちは同じでも、それぞれ別の存在と把握しておいたほうがいいでしょう。初心者はちょっと大変ですが、構成パーツからどのタイプなのか判断するしかありません。その3タイプは次の通り。
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Core 2 Duoモデルは従来長いこと販売されてきたタイプで、皆様がこれをご覧になっているころには販売終了しているかもしれません。今後主流になっていくCore iシリーズですが、これの特徴分けが非常に厄介で、同じCore i7でもプロセッサーナンバーによって、全然特徴が違っていたりします。
普段パソコンに興味のない方は馴染みがないかもしれませんが、インテルの開発コード名で把握するのが分かりやすいです。たとえば、DELLがCore i7 搭載モデル (クアッドコア)と呼んでいるのはClarksfield(クラークスフィールド)というものです。
まずは、その特徴から解説します。
Core i7 搭載モデル (クアッドコア)
今回レビューしたStudio 15はCore i7-720QM搭載だったので、コード名:Clarksfield(クラークスフィールド)のCPUです。先発とはいえ上位シリーズです。4つのコアを持つクアッドコアで、HTテクノロジー搭載なので8スレッド動作します。ターボ・ブーストも搭載で、自動クロックアップも可能です。2009年9月に初登場!コード名:Clarksfield(クラークスフィールド)のCPU | ||
ブランド | Core i7 | |
プロセッサー・ナンバー | 820QM | 720QM |
動作周波数 | 1.73GHz | 1.60GHz |
最大動作周波数 (ターボ・ブースト) |
3.06GHz | 2.80GHz |
3次キャッシュメモリ | 8MB |
6MB |
実装コア数 | 4コア |
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HTテクノロジー | 8スレッド |
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メモリ | デュアルチャンネル |
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TDP | 45W |
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プロセス | 45nm |
※実際、DELLでどのCPUが選択できるかは、DELLサイトでご確認ください。
Core i7 搭載モデル (デュアルコア) / Core i7-600シリーズ
次は、コード名:Arrandale(アランデール)のCPUを解説します。Core i7-600シリーズは、2つのコアを持つデュアルコアで、HTテクノロジー搭載なので4スレッド動作します。ターボ・ブーストも搭載で、自動クロックアップも可能です。Core i7 (クアッドコア)と比べると、3次キャッシュメモリが少なくなっています。また、Arrandale(アランデール)から、CPUにグラフィック機能を内蔵しました。HD Graphics with Dynamic Frequencyという機能があり、環境に応じてグラフィックをクロックアップします。消費電力が少なめです。そして32nmの最新技術で作られています。
2010年1月に初登場!コード名:Arrandale(アランデール)のCPU | |||||
ブランド | Core i7 | ||||
プロセッサー・ナンバー | 620M | 620LM | 620UM | 640LM | 640UM |
動作周波数 | 2.66GHz | 2.00 | 1.06 | 2.13 | 1.20 |
最大動作周波数 (ターボ・ブースト) |
3.33GHz | 2.8 | 2.13 | 2.93 | 2.26 |
グラフィック | 500MHz | 266 | 166 | 266 | 166 |
HD Graphics with Dynamic Frequency | 766MHz | 566 | 500 | 566 | 500 |
3次キャッシュメモリ | 4MB |
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実装コア数 | 2コア |
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HTテクノロジー | 4スレッド |
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メモリ | デュアルチャンネル |
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TDP | 35W | 25W | 18W | 25W | 18W |
プロセス | 32nm |
※実際、DELLでどのCPUが選択できるかは、DELLサイトでご確認ください。
Core i5 / i3 搭載モデル (デュアルコア)
次は同じArrandale(アランデール)のCPUで、Core i3 / i5シリーズを紹介します。2つのコアを持つデュアルコアで、HTテクノロジー搭載なので4スレッド動作します。ただし、Core i3-300シリーズは ターボ・ブースト非搭載でCPUのクロックアップをしません。上記で紹介してきたCore iシリーズと比べると、3次キャッシュメモリがさらに少なくなっています。 Arrandale(アランデール)では、CPUにグラフィック機能を内蔵しました。HD Graphics with Dynamic Frequencyという機能があり、環境に応じてグラフィックをクロックアップします。消費電力が少なめです。
2010年1月に初登場!コード名:Arrandale(アランデール)のCPU | ||||||
ブランド | Core i3 | Core i5 | ||||
プロセッサー・ナンバー | 350M | 330M | 540M | 520M | 430M | 520UM |
動作周波数 | 2.26GHz | 2.13 | 2.53 | 2.40 | 2.26 | 1.06 |
最大動作周波数 (ターボ・ブースト) |
なし |
3.06 | 2.93 | 2.53 | 1.86 | |
グラフィック | 500MHz |
166 | ||||
HD Graphics with Dynamic Frequency | 667MHz |
766 |
500 | |||
3次キャッシュメモリ | 3MB |
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実装コア数 | 2コア |
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HTテクノロジー | 4スレッド |
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メモリ | デュアルチャンネル |
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TDP | 35W |
18W | ||||
プロセス | 32nm |
※実際、DELLでどのCPUが選択できるかは、DELLサイトでご確認ください。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、Studio 15を動画でチェック
パッケージ構成と価格はDELLサイトにて⇒Studio 15 販売終了