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21.5インチフルHD一体型PC

HP Pavilion 22-h140jpレビュー

21.5インチ画面で広々高解像度のフルHDを搭載した一体型PC、HP Pavilion 22-h140jpをレビューします。5点認識のタッチパネルを搭載しており、家族で使うPCにもいいのではないでしょうか。Haswell設計であり、インテル H87チップセットを採用しています。メモリスロットはノートと同じSO-DIMMですが、チップセットから察することができるようにベースはデスクトップPCと同じです。一体型はコンパクト設計の都合上、ノートPCベースの設計であることが多いですが、Pavilion 22-h140jpはデスクトップベースなのでパフォーマンスに期待できます。

HP Pavilion 22-h140jpレビュー!詳しく解説するよ2014年5月に登場したHaswell RefreshのCPUが搭載できます。当レビューのPavilion 22-h140jpにはCore i5-4590T プロセッサーが搭載されており、カスタマイズ内では搭載できる最上位のCPUです。

※2014年7月/29日時点です。導入したPavilion 22-h140jp実機に基づいた調査であり、仕様変更における相違にはご容赦ください。レビュー時点では¥74,800 (税抜)~から販売されています。詳細は上記リンクのHPサイトへ。

カスタマイズ例

レビュー時点で、Pavilion 22-h140jpに搭載できるパーツです。CPUはいずれも末尾にTのつく省エネ版。単体GPUの搭載はなくすべて内蔵グラフィックの仕様です。Core i5-4590Tを搭載すれば、グラフィックが必然的にインテル HD グラフィックス 4600になるため、全体のパフォーマンス向上となります。

osはWindows
  • Windows 8.1 (64bit)
  • Windows 8.1 Pro (64bit)
モニタ-ディスプレイ
  • 21.5インチワイドフルHD・タッチディスプレイ (5点タッチ/光沢) (1920×1080)
CPUカスタマイズ
  • Pentium プロセッサー G3220T (2.60GHz)
  • Core i3-4130T プロセッサー (2.90GHz)
  • Core i5-4590T プロセッサー (2.00GHz-3.00GHz)
グラフィックカスタマイズ
  • インテル HD グラフィックス (Pentium プロセッサー G3220Tに内蔵)
  • インテル HD グラフィックス 4400 (Core i3-4130T プロセッサーに内蔵)
  • インテル HD グラフィックス 4600 (Core i5-4590T プロセッサーに内蔵)
メインメモリ
  • 4GB (4GB×1) PC3-12800 1600MHz
  • 8GB (4GB×2)
ストレージ、HDD-SSD
  • 500GB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
  • 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
  • 2TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)

Pavilion 22-h140jpはフォトフレームデザイン

Pavilion 22-シリーズ視野角さすがにIPSパネルではないと思いますが、引き締まったコントラストで視野角もわりと良好。撮影でかなりスポットライトをあてているので光沢画面が反射していますが、テラスに置かない限りは問題のない映りこみ具合だと思います。

東京都昭島工場で生産-Pavilion 22ディスプレイベゼルに、HP TrueVision HD Webcam (約92万画素)とデュアルマイクを内蔵、電源ボタンはマーク部分だけLED点灯します。そしてMADE IN TOKYOのシールが貼ってあるので、東京都昭島工場で生産された製品です。
段差のあるベゼルなので、ホコリが溜まりそうでちょっと気になります。

Pavilion 22-h140jpは底面にスピーカーフォトフレーム型のデザイン。底面にスピーカーが内蔵されています。また下部吸気口から上部の通気口へ排気されるエアーフローです。

21.5インチという大画面通常使用時、約 560mm(幅)×395mm(高さ)×180mm(奥行き)で、最大傾斜時は 約 365mm (高さ) x 260mmとなっています。写真ではやっていますが、スタンドを垂直に立てるのはさすがに危険なのでやめましょう。重量は約8.4kg。設置した時の奥行きは18センチほどなので、21.5インチという大画面でありながら実質ノートパソコンよりも省スペースですみます。

堅固なアルミ製地面に設置される前面スタンドは堅固なアルミ製で質感が良い。デザインとしてそのスタンドが側面につながっていくのですが、素材がプラスチックに代わる境界線がはっきりと出てしまっています。

HPワイヤレスキーボート&マウスはオプション販売レビュー写真にあるHPワイヤレスキーボート&マウスはオプション販売となっており、標準では有線タイプです。股下に収納できるので、瞬時に机の作業スペースを確保できます。細かいことですが、HPワイヤレスマウスは高さ制限でフレーム内の股下をくぐれません。また、内蔵無線のIEEE 802.11 a/b/g/n 、Bluetooth4.0も別途オプションとなっています。最安値構成では「接続は電源ケーブル1本のみ」とはいきません。

90W-ACアダプタを電源は外付けであり、90W-ACアダプタを使います。プラグ部分はL字型になっています。

Pavilion 22-h140jpの装備インターフェース

背面背面に電源コネクタ、USB2.0×4 基、ライン出力端子を装備しています。その下にはセキュリティロックホール。

Pavilion 22-h140jpの左側面デザインと端子左側面にメディアカードスロット、USB3.0×2基、ヘッドフォン端子、マイク端子を装備。HDDライトもついていますが、場所的に見づらいことは言うまでもないでしょう。気になったら覗き込むという使い方になります。

この左側面の装備端子は段差になった場所に設置されており、直接見ないでUSB端子に接続するのは難しいです。(段差のせいで手探り挿入が難しい)。頻繁にUSB端子を使うのであれば、USB延長ケーブルやUSBハブを使って、手元で扱える環境にするといいと思います。(Pavilion 22-h140jpの左右に充分な空間を確保できればその必要はありませんが。)

DVDスーパーマルチドライブ右側面にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されています。イジェクトボタンがはっきりしているので、トレイの引き出しは快適に行えます。

パフォーマンスチェック!ストリートファイター4がフルHDで遊べる

今回のPavilion 22-h140jpにはCore i5-4590T が搭載してあるので、内蔵グラフィックはインテル HD グラフィックス 4600です。ベンチマークテスト行い、過去のレビューPCと比較してみましょう。

Core i5-4590T とD グラフィックス 4600スペック詳細。Core i5-4590T は4コア実装、HTテクノロジーはないので、コア数通り4スレッド動作をします。末尾にTがつく省エネ版なのでTDP35Wとなっており、わりと低消費電力の仕様です。HD グラフィックス 4600は、数値上では大したことなさそうですが、実際どれくらいのパフォーマンスがあるのか検証。

Pavilion 22-h140jp

レビューしたPavilion 22-h140jpの構成

  • Windows 8.1 (64bit)
  • 21.5インチワイドフルHD・タッチディスプレイ (5点タッチ/光沢) (1920×1080)
  • Core i5-4590T プロセッサー (2.00GHz-3.00GHz)
  • 4GB (4GB×1) PC3-12800 1600MHz
  • インテル HD グラフィックス 4600
  • 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
CPU性能のベンチマークテスト
レンダリングテストのCINEBENCH R10

CINEBENCH R10 

3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。

レンダリング

処理時間⇒ 48秒

Core i5-4590T のパフォーマンスは、なかなか良いです。2010年の上位CPUであるCore i7-960に匹敵するとみてよさそうです。当サイト調査のPentium G3220搭載PCでは1分27秒だったので、エンコード作業を速くこなしたユーザーならPentium G3220Tを搭載することをオススメしません。(ネットやビジネスソフトくらいなら構いませんが。)

当サイト調べによる比較参考データ(当時において上位CPU搭載デスクPC)

  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4960X + GeForce GTX 770 ⇒ 24秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4770K + GeForce GTX 770 ⇒ 30秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4820K + GeForce GTX 760(192-bit) ⇒ 37秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4790 + GeForce GT 635⇒ 29秒
  • (2012年)Win7 64bit + Core i7-3770 + GeForce GTX 660 ⇒ 34秒
  • (2011年)Win7 64bit + Core i7-2600 + Radeon HD 5770⇒ 38秒
  • (2010年)Win7 64bit + Core i7-960 + Radeon HD 5870⇒ 46秒
  • (2009年)Win7 64bit + Core i7-860 + GeForce GTX 260⇒ 51秒
  • (2008年)Vista 32bit + Core 2 Duo E8400 + RADEON HD 4650⇒ 2分31秒
  • (2006年)XP 32bit + Pentium D 915 + RADEON HD 3650 ⇒ 5分28秒
  • (2003年)XP 32bit + Pentium 4 /3GHz + GeForce 6600 ⇒ 7分36秒

比較参考データ2(当時において、中位以下のCPUを搭載したデスクPC)

  • (2014年)Win8.1 64bit + A10-6700 + Radeon HD 8670D ⇒ 1分08秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Pentium G3220 + HD グラフィックス ⇒ 1分27秒
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i3-4130 + HD グラフィックス 4400 ⇒ 1分03秒
  • (2012年)Win7 64bit + Core i5-3450s + GeForce GT 620 ⇒ 44秒
  • (2012年)Win7 64bit + Core i5-2320 + HDグラフィックス 2000 ⇒ 48秒
  • (2011年)Win7 64bit + Pentium G620 + HDグラフィックス ⇒1分47秒
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + HDグラフィックス ⇒1分40秒
本格3Dゲームのベンチマークテスト
ライトなゲームのストリートファイター4
負荷レベル:ライト

ストリートファイター4

2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。

1280×720 ウィンドウ表示

AVERAGE FPS 53.34

RANK B ⇒ 快適にプレイできる環境。

概ねインテル HD グラフィックス 4600のパフォーマンスってことになります。これは1280×720 ウィンドウ表示でのFPSですが、フルスクリーンだとやや向上します。A10-6700に内蔵するRadeon HD 8670Dと似たような性能ってかんじです。

昔のローエンドグラフィックカード、RADEON HD 5450 、 GeForce GT220よりも性能は高いとみていいでしょう。内蔵グラフィックも着実に性能を向上させています。

1280×720 ウィンドウ表示
当サイト調べによる比較参考データ
(当時において、ローエンドGPUを搭載したデスクトップPC)

  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i7-4790 + GeForce GT 635⇒ 113.59
  • (2014年)Win8.1 64bit + Core i3-4130 + HD グラフィックス 4400 ⇒ 48.60
  • (2014年)Win8.1 64bit + A10-6700 + Radeon HD 8670D ⇒ 50.20
  • (2014年)Win8.1 64bit + Pentium G3220 + HD グラフィックス ⇒ 39.23
  • (2012年)Win7 64bit + Core i7-3770 + HD グラフィックス 4000 ⇒ 83.28
  • (2012年)Win7 64bit + Core i5-3450s + HDグラフィックス 2500 ⇒ 46.84
  • (2011年)Win7 64bit + Core i7-2600 + HD グラフィックス 2000 ⇒ 32.53
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + HDグラフィックス ⇒ 17.44
  • (2010年)Win7 64bit + Core i3-530 + RADEON HD 5450 ⇒ 39.82
  • (2009年)Win7 64bit + Core i7-870 + GeForce GT220⇒ 42.41

1280×720 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 59.48
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。

フルスクリーンにするとちょびっとだけ向上。60FPSまであとちょいでしたが、内蔵グラフィックにしてはかなりパフォーマンスが高い。HD解像度ならストリートファイター4が快適に遊べるというのは素晴らしい。むろん、Pentium G3220T搭載ではダメダメなのは目に見えています。

ワットチェッカー
パソコンの消費電力

今回の構成における、消費電力をチェック

消費電力は変動を繰り返しますが、平均的なワット数を独断でチェックした場合。
モニタの消費電力があるため、PC自体の消費電力がわかりませんが、こみこみでのアイドル時は40Wあたり。(輝度は中間に設定)。高負荷時では+15Wで65Wあたりでした。

  • アイドル時の消費電力 ⇒ 40Wあたり
  • ストリートファイター4 ベンチマークテスト実施中 ⇒ 65Wあたり

HP Pavilion 22-h140jpの購入ポイント

Pavilion 22-h140jpにCore i5-4590T プロセッサーを搭載すれば、内蔵グラフィックも上位になるため、グラフィックパフォーマンス面でもお勧めです(ストリートファイター4がHD解像度で快適プレイ)。エンコード作業などのCPUパフォーマンスでも、2010年のハイエンドCPUに匹敵するほどです。ここでPentiumにしてしまうと、パフォーマンスは大きく下がりますので、よく検討したほうがいいでしょう。用途にもよるので過剰スペックだと意味ないですし、ここは思案のしどころです。

21.5インチ画面にフルHD解像度なので表示される文字サイズがちょうどよく(個人主観ですが)、万人向けにオススメできます。USB3.0端子が2基あるので外付けHDD等に高速バックアップができます。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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