今回レビューしているInspiron 15Rはレビュー時の最小構成で、グラフィックはインテル HDグラフィックス 3000です。ストリートファイター4などのベンチマークソフトを使って、先代のインテル HDグラフィックスと性能比較をしてみます。

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インテル HDグラフィックス とHDグラフィックス 3000を比較

単体グラフィックを搭載しなかった場合のInspiron 15R(N5110)では、グラフィック機能としてインテル HDグラフィックス 3000が機能します。インテル HDグラフィックス 3000は、前世代の「インテル HDグラフィックス」の2世代目です。先代と同様にCPU内蔵グラフィックですが、先代と違うのはCPUコアとの完全統合化です。

Inspiron 15R(N5110)では、グラフィック機能としてインテル HDグラフィックス 3000が機能

2011年5月にレビュー。最新情報はDELLサイトにて。

SandyBridge設計によってのCPUとGPU(グラフィック・コア)との結合
SandyBridge設計によってのCPUとGPU(グラフィック・コア)との結合がされたわけですが、構造を図解してみましょう。(図はクアッドコアの場合)。
前世代(Nehalemマイクロアーキテクチャ・Clarkdale)でも内蔵GPUはありました。しかし、CPUパッケージ内に同梱されているだけで、CPUコアとは分離していました。

CPUのキャッシュメモリにも新構築が見られます。前世代では各コアが共有する3次キャッシュでしたが、新たにLLC(Last Level Cashe)を採用し、リングバスによるキャッシュの接続を行っています。ゆえに高速なデータ帯域を実現。ショートカットが可能なため、一般的なリングバスよりもムダのない構造です。このLLCは、CPUコアと内蔵GPUが共有して使うことができます。 CPUは3次キャッシュとして使い、残った分を内蔵GPUが2次キャッシュとして使います。

SandyBridgeでは統合化された上、内蔵GPUである「インテルHDグラフィックス」も2世代目となり、インテル HDグラフィックス 3000です。グラフィック性能が向上しており、これからのエントリーノートの基本グラフィックです。インテル HDグラフィックス3000は、本格的な3Dゲームには厳しいですが、ブルーレイなどのフルHDコンテンツでは安定した性能です。では、先代とどれくらいのパフォーマンスの差があるのか、チェックしてみます。

以下の2機種を、ストリートファイター4のベンチマークで比較してみましょう。純粋にグラフィックだけの比較とはいかないので、CPUやメモリの構成も考慮して総合的に判断してください。

設計:Nehalem
2010年メインエントリーノート
設計:SandyBridge
2011年メインエントリーノート
インテル HDグラフィックス インテル HDグラフィックス 3000
DELLのInspiron15
購入情報Inspiron 15(1564)販売終了
※2011年の同名モデルとは別
Inspiron15Rは2世代目へ
購入情報Inspiron 15R(N5110)
※2011年発売モデル
ストリートファイター4のベンチ
RANK E

スコア 6327
AVERAGE 16.33 FPS

ストリートファイター4のベンチ
RANK E

スコア 7014
AVERAGE 24.62 FPS

Windows 7 Home Premium 64bit Windows 7 Home Premium 64bit
15.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) 15.6インチ WLED光沢液晶
(1366x768)
インテル Core i5-430M
(2.26GHz, 3MB L3キャッシュ)
インテル Core i3-2310M
(2.1GHz, 3MB キャッシュ)
※ターボブーストなし
4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ 2GB (2GBx1) DDR3-SDRAMメモリ
500GB SATA HDD(5400回転) 320GB SATA HDD(7200回転)

ストリートファイター4(解像度1280×720ウインドウ)にて比較してみると、いずれもプレイには厳しいですが、インテル HDグラフィックス3000のほうが立ち上がりが速く、先代よりもスムーズな動きをみせています。ストリートファイター4でここまで動けるなら、ブルーレイや地デジ用には非常に安定した性能であることが分かります。

次は、モンスターハンター フロンティア オンライン【絆】のベンチマークにて、比較。

解像度1280×720ウィンドウ表示です。インテル HDグラフィックスのほうがコマ落ちが明白です。

次は、バイオハザード5のベンチマークにて、比較。

解像度1280×720ウィンドウ表示です。ストリートファイター4よりもずっと高負荷なゲームとなると、インテル HDグラフィックスはひどいコマ落ちで一瞬停止するケースが見られます。インテル HDグラフィックス3000はプレイには厳しくとも、先代よりもまともな動作をしています。

Windowsの起動時間を比較してみましたが、これは大差なしでした。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

次は、ストリートファイター4にてInspiron 15R(N5110)の性能比較

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