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HP Pavilion Slimline 400-220jpのレビュー項目
- スリムでコンパクトだが拡張スロットは4基ある!Pavilion Slimline 400-220jp(現在のページ)
- Haswell設計のHPエントリーモデルで、性能比較
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スリムでコンパクトだが拡張スロットは4基ある!Pavilion Slimline 400-220jp
Haswell設計のスリムタワー、Pavilion Slimline 400-220jpをレビューする。H87 Express チップセットを採用しており、第4世代Core i3、i5、i7が搭載できる。グラフィックカードも搭載できるが、エントリークラスになるため3Dゲーム用には向かない。もっぱら2D高精細コンテンツか、エンコード作業向けに合ったパソコン。
Pavilion Slimline 400-220jpのPCケースデザインや機構については、上記リスト「Pavilion Slimline 400シリーズTOP」で詳しくレビューしている。
設置しやすいサイズが最大のメリット。今回紹介するPavilion Slimline 400-220jpの実機では、以下の構成となっている。かなりエントリーなPentium G3220を搭載しており、内蔵するグラフィックは番号の付かない「インテル HD グラフィックス」。なお、手元のPavilion Slimline 400-220jp実機に限った調査情報となる。
OS | Windows 8.1 (64bit) |
プロセッサ | Pentium G3220(3.0GHz, キャッシュ3MB, 2コア/2スレッド) |
メモリ | 4GB(4GB×1)DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
ストレージ | 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) |
2014年6月11日調査時点における一部構成例をみると、搭載できるグラフィックカードはエントリークラスであるNVIDIA GeForce GT 635(2GB)のみ。Core i5-4440、Core i7-4770 に内蔵する「インテル HD グラフィックス 4600」はエントリークラスのグラフィックカードに匹敵するため、無理してまでGeForce GT 635を搭載する必要はないと思われる。いずれにしても上位CPUのCore i7-4770 が搭載できるので、エンコード作業が中心であれば強力なPCである。本格的な3Dゲーム用に向かないのは言うまでもない。
※最新状況・詳細は公式サイトで要確認。
OS | Windows 8.1 (64bit) Windows 8.1 Pro(64bit) |
プロセッサ | Pentium G3220(3.0GHz, キャッシュ3MB, 2コア/2スレッド) Core i3-4130 (3.40GHz, キャッシュ3MB, 2コア/4スレッド) Core i5-4440 (3.10GHz-3.30GHz, キャッシュ6MB, 4コア/4スレッド) Core i7-4770 (3.40GHz-3.90GHz, キャッシュ8MB, 4コア/8スレッド) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス (Pentium G3220に内蔵) インテル HD グラフィックス 4400 (Core i3-4130 プロセッサーに内蔵) インテル HD グラフィックス 4600 (Core i5-4440、Core i7-4770 に内蔵) NVIDIA GeForce GT 635(2GB) |
メモリ | 4GB(4GB×1) / 8GB(4GB×2) / 16GB(8GB×2) PC3-12800 (1600MHz) |
ストレージ1 | 500GB ハードドライブ (SATA, 7200回転) 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) 2TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) 3TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ / ブルーレイROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載) ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能搭載) |
装備端子
前面には「ヘッドフォン端子、USB3.0端子 × 2基、メディアカードスロットを装備している。
メディアカードリーダーにて対応可能なメディアは「SD カード、SDHC カード、SDXC カード、メモリースティック、メモリースティックセレクト、メモリースティックプロ、メモリースティックマジックゲート」
背面には、USB2.0端子×4基、USB3.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子、オーディオ端子を装備。モニタ出力では、VGA端子とシングルリンクDVI-D 端子を装備。レビュー実機ではグラフィックカードを搭載していないので、このオンボードのモニタ出力を使う。
拡張スロットは4基あるが、レビュー実機では何も拡張カードを搭載していないので、すべてブラケットで塞がっている状態。
Pavilion Slimline 400-220jpのマザーボードをチェック
内部の様子。光学ドライブベイ × 1基、3.5インチベイ × 1基であり、ドライブの拡張性は最低限というところ。
メモリスロットは2基装備。そして奥にMini PCI Express(PCI Express Mini Cardスロット)が見える。オプションでハーフサイズの無線LNAカードが搭載されるが、今回の構成では非搭載。スロット形状はmSATAと同じだが、信号形式が異なるので同一ではない。
拡張スロットでは、PCI Express x16×1スロット、PCI Express x1×3スロットある。拡張カードはロープロファイルに限られるが、4基もあればいろいろと機能の追加ができる。またPavilion Slimline 400-220jpのカスタム内では使われることがないようだが、 mSATAスロットもある。
USB2.0内部コネクタが2つ余っている。SATAコネクタが4基あるが、Pavilion Slimline 400-220jpのドライブベイは2基(光学ドライブ1基+HDD1基)までなので、残りの2基が余る。
CPUクーラーにCoolerMasterが使われていた。VRMのフェーズ数は3フェーズで、ギリギリ標準といったスペック。とにかくオーバークロックで負担をかけるようなマザーボードではないので、エントリー機としては問題ない。
VRM (Voltage Regulator Module)というのは、電圧レギュレータモジュールでCPU用の電源安定化回路。VRMは電源ユニットから供給された電圧を「CPUに供給する電圧」に生成する装置である。マザーボードへ供給された+12Vや+5V電流の一部が、VRMによってCPUの駆動電圧へと生成される。(+1.5Vほどの電圧)。
VRMの装置数をフェーズ数といい、複数の位相(フェーズ)のマルチフェーズ方式が採用されている。フェーズ数が多いほどコンデンサの負担が減り、安定した電流供給ができるが、多フェーズになるほどコストが上がってしまう。目安として3~4フェーズあれば標準。ミドルレンジ以上では8フェーズ以上がよく見られる。
270W電源ユニット搭載
電源容量もエントリーといったところ。総出力は270Wだが、+12Vは2系統あり9Aと16Aとなっている。+12Vの最大は合計204Wまで。補助電源のいるグラフィックカードを搭載するわけではないので、こんなところでしょう。
今回のPavilion Slimline 400-220jpの構成では、アイドル時の消費電力が25Wあたり。ストリートファイター4のベンチマークテスト時では45Wあたりだった。テスクトップ機としてはかなり低消費電力。
ベンチマークテスト
Pentium G3220および 内蔵するインテル HD グラフィックスのパフォーマンスをベンチマークテストでチェックした。ストリートファイター4をHD解像度で遊ぶにもRank Dなので、本格的な3Dゲーム用には厳しい。
少なくてもストリートファイター4をHD解像度で快適に遊びたかったら、「インテル HD グラフィックス 4600」を内蔵しているCore i5-4440か、Core i7-4770 の搭載がおすすめ。グラフィックカードのGeForce GT 635を搭載するのもいいが、対費用効果としては微妙なところ(インテル HD グラフィックス 4600がエントリークラスのグラフィックカードに匹敵するため)。ただし、グラフィックカードを搭載するとビデオメモリがついてくるため、メインメモリの節約になるメリットがある。
Haswell設計 |
レビューしたPavilion Slimline 400-220jpの構成 |
Windows 8.1 (64bit) | |
Pentium G3220(3.0GHz, キャッシュ3MB, 2コア/2スレッド) | |
4GB(4GB×1)DDR3 SDRAM メモリ(1600MHz) | |
インテル HD グラフィックス | |
1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) |
当方の調査事例で判断すると、このベンチソフトではGPU性能が与える影響はごく僅かと思われる。 また、搭載している電源容量にゆとりがないと、CPU性能をフル発揮しない事例があるので、単純に主たるパーツ構成だけで比較判断できるとは限らない。 |
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今回のこの製品における、CINEBENCH R10のスコア | |
処理時間⇒1分27秒 | スコア⇒10119 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っています。(モデルと背景の品質⇒高、シャドウとモーションブラー⇒低、パーティクル⇒中、エクストラタッチ⇒OFF)。また、ディスプレイ垂直同期をOFFにして、60FPS以上でも測定できるようにしてあります。 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 39.23 |
RANK D ⇒ プレイできるが、処理が重くなることがある。 |
※当方では、グラフィック設定をデフォルトのままで行っています。(アンチエイリアスとモーションブラー⇒オフ、影・テクスチャ・画面クオリティ⇒高) |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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Average FPS 25.2 |
RANK C ⇒ 動作が重く、プレイに支障あり。 |
ラストレムナントは2009年にPC版が登場。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理能力にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲーム。 |
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | |
Average FPS 18.32 |
~ゲームの進行が困難。 |
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HP Pavilion Slimline 400-220jpレビュー(2014年6月時点・Haswell設計)