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2010年は、Nehalemマイクロアーキテクチャが主流

パソコンパーツのトレンドとして、パソコンの頭脳であるCPU(Graphics Processing Unit )を解説します。CPUは別名でプロセッサーと呼ばれます。インテル製とAMD製がありますが、ここでは圧倒的シェアのインテルCPUを紹介します。まずはデスクトップ用から。

Nehalemマイクロアーキテクチャ CPU(デスクトップ編)
登場時期 世代 開発コード名 ナンバー
2008年11月 1世代 上位 Bloomfield
(ブルームフィールド)
Core i7-900シリーズ
2009年9月 2世代 中位 Lynnfield
(リンフィールド)
Core i7-800シリーズ
Core i5-700シリーズ
2010年1月 3世代 下位 Clarkdale
(クラークデール)
Core i3-500シリーズ
Core i5-600シリーズ

2010年は、Nehalemマイクロアーキテクチャという構造のCPUが主流となります。要するにCore iシリーズですね。デスクトップ用のNehalemマイクロアーキテクチャCPUは、2008年11月に初登場しましたが、1年2ヶ月かけて、上位、中位、下位版の順に登場させてきました。

2010年1月に、Core iシリーズの下位版が登場し、上・中・下位のCore iシリーズが出揃ったことになります。
しかし、上・中・下だけの単純なものではありません。上記表に開発コード名がありますが、Nehalemマイクロアーキテクチャをベースに後発になるほど、最新技術が取り込まれています。つまり、2010年2月時点では下位が最新技術で製造されています。上位が旧式といっても、下位には一部機能を省くなど一応の差別化はあります。なお、Core iシリーズの機能については後に解説します。

プラットフォームの移行を理解しよう

プラットフォームというのはパソコンの基本設計を指します。主にCPUが中心になっており、新しい技術のCPUが登場すると、パソコンがまったく新しいプラットフォームになります。Core 2 DuoはCoreマイクロアーキテクチャですが、Core iのNehalemマイクロアーキテクチャになって、まったく新しいプラットフォームになったわけです。もちろん、部品的な互換性もありません。これが、パソコン買い替えの大きな機会となるでしょう。

では、プラットフォーム(基本設計)の移行を遡って解説したいと思います。2006年ごろからパソコンを買い換えていないという方は、NetBurstマイクロアーキテクチャという古いプラットフォームかもしれませんよ。

2000年~2007年ごろまで NetBurstマイクロアーキテクチャ
(Pentium 4、Pentium D、Celeron D)
2006年~2010年?

Coreマイクロアーキテクチャ
(Core 2 Duo、Core 2 Quad)
(Pentiumデュアルコア、Celeron デュアルコア)

2008年~ Nehalemマイクロアーキテクチャ
(2008年以降:Core i7-900シリーズ)
(2009年以降:Core i7-800 / i5-700シリーズ)
(2010年以降:Core i3-500 / i5-600シリーズ)

それぞれ、アーキテクチャの特徴は以下の通りです。

NetBurstマイクロアーキテクチャ(2000年~2007年ごろまで)

高クロック化で処理速度を上げた時代
NetBurst(ネットバースト)マイクロアーキテクチャとは、2000年~2007年ごろまで主流だったインテルCPUの基本設計。Pentium 4やPentium Dにあたります。
Pentium 4の時代では、~GHzといった動作周波数(クロック数)を上げることで高速化しました。2000年~2005年ぐらいまでは、目まぐるしくクロック数が上がっていき、~MHzだった単位から~GHzに変わったのが印象的でした。

しかし、高クロック化は消費電力の高さと熱暴走の問題があり、過去、3.8GHzが最高となり高クロック化の流れは終焉します。

マルチコア(複数コア)への意識が始まる
単なる高クロック化は打ち止めとなったので、HTテクノロジーによる擬似デュアルコア化や、物理的に2コア持つ(デュアルコア)のPentium Dが登場し、データ処理の分散化へと意識が高まります。
インテルはデュアルコア分野でライバルのAMD社に先越された焦りがあり、Pentium Dを投入します。しかしPentium Dは、Pentium 4のコアを2つ搭載しただけの即席構造のため発熱と消費電力がかなり大きく、ユーザーとしては「インテルにだまされた」というのが率直な感想。NetBurstマイクロアーキテクチャ時代のデュアルコアは、次のCoreマイクロアーキテクチャへの先駆け。ユーザーからすれば実験材料をつかまされたことになります。

Coreマイクロアーキテクチャ(2006年~2010年?)

デュアルコア・クアッドコアなどのマルチコア(複数コア)の一般化
Coreマイクロアーキテクチャは、2006年から登場した基本設計。Core 2 DuoやCore 2 Quad、Pentiumデュアルコアにあたります。
Coreマイクロアーキテクチャは、もともとモバイル・パソコン向けに開発されてきた経緯があり、消費電力と発熱が低いのが特長。クロック数は控えめになったものの、コアの数を増やすことで処理速度を向上。データ処理の最中に、別の作業をするといったマルチタスク(複数同時処理)が一般化したり、マルチコアに対応したソフト開発も進みました。

Nehalemマイクロアーキテクチャ(2008年~)

ますますのマルチコア化、およびマルチスレッドと、新構造
Nehalem(ネハーレン)マイクロアーキテクチャは、2008年末から登場した基本設計。
Core i7、Core i5、Core i3にあたります。これまでのマイクロアーキテクチャの移行よりも大幅な設計一新がされています。 2010年2月時点では、3世代目の技術まできており、それぞれ特徴が異なります。同じNehalemマイクロアーキテクチャでも、改良が加えられているため、理解がややこしくなっています。詳しくは後に述べますが、チップセットの一部機能をCPUに取り込んだこと、3次キャッシュメモリを内蔵したことはすべて共通です。

NehalemアーキテクチャCPUの特徴と互換性

Nehalemアーキテクチャでは、1世代目となるCore i7-900シリーズと、以下のシリーズとでは互換性がありません。Core i7 / i5 も世代によって特徴が異なります。3世代目はグラフィック機能を内蔵する特徴がありますが、2世代目と互換性を保っています。

ランク プラットフォーム シリーズ 特徴 互換性
Bloomfield (ブルームフィールド) 以下シリーズと
互換性なし

上位

1世代目
Nehalem
Core i7-900
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(8スレッド動作)
  • HTテクノロジー
  • ターボ・ブースト
  • トリプル・チャンネル
  • 上位であるが構造は古い
Lynnfield (リンフィールド) 互換性あり
(H57 Expressチップセットが対応できる)
中位 2世代目 Core i7-800
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(8スレッド動作)
  • HTテクノロジー
  • ターボ・ブースト
  • デュアル・チャンネル
Core i5-700
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(4スレッド動作)
  • ターボ・ブーストあり
  • デュアル・チャンネル
Clarkdale(クラークデール)
下位 3世代目 Core i5-600
  • Core 2 Duoの後継
  • 2コア(4スレッド動作)
  • ターボ・ブーストあり
  • デュアル・チャンネル
  • グラフィック機能を内蔵
Core i3-500
  • Core 2 Duoの後継
  • 2コア(4スレッド動作)
  • デュアル・チャンネル
  • グラフィック機能を内蔵
  • ターボブーストは無い
※キーワード解説
ターボ・ブースト = 必要に応じてクロックアップし、処理速度をあげる機能。
HTテクノロジー = 物理的コア数×2倍の動作が可能。
トリプル・チャンネル = メモリを3枚同時挿しで、メモリの速度アップ。
デュアル・チャンネル = メモリを2枚同時挿しで、メモリの速度アップ。

次は、Core i7-900シリーズについて(Bloomfield)

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出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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