DELLのInspiron 15は、15.6インチワイド光沢液晶のエントリーノート。Core i3 / i5搭載可能モデル!初心者やセカンドPCにお勧めな1台ですが、侮れない高パフォーマンス!
インテルHDグラフィックスで、どこまでできるか?ストリートファイター4
Inspiron 15のグラフィック処理には、CPUに内蔵されたインテルHDグラフィックスが使われます。インテルHDグラフィックスは、Windows自体のグラフィック処理や、HD動画コンテンツには充分な性能です。しかし、単体のグラフィックを搭載したPCに勝るものではありません。よってInspiron 15では、高度な3Dゲームにはまだ充分に対応できるもではありません。わりと本格的なゲームを楽しむなら、上位のStudioやAlienwareシリーズを検討しなければなりません。
しかし、ここでは余興として、インテルHDグラフィックスでストリートファイター4がどこまでできるか、テストしてみました。
ブランド | Core i3 | Core i5 | |||
プロセッサー・ナンバー | 350M | 330M | 540M | 520M | 430M |
動作周波数 | 2.26GHz | 2.13GHz | 2.53GHz | 2.40 | 2.26 |
最大動作周波数 (ターボ・ブースト) |
なし |
3.06GHz | 2.93 | 2.53 | |
グラフィック | 500MHz |
||||
HD Graphics with Dynamic Frequency | 667MHz |
766MHz |
なお、Core i3やi5のグラフィックは、HD Graphics with Dynamic Frequencyというテクノロジーがあり、電力に合わせてスペックアップが可能となっています。
今回のInspiron 15が搭載しているCore i5-430Mは500MHzですが、766MHzまで周波数をあげることができます。ゆえに、ACアダプタを接続したほうがベストな環境となります。
定番のテストで、ストリートファイター4のベンチマーク(デフォルト設定・解像度1280×720)では、最下位のランクE。否応なしにスペック不足です。あとは、どこまで設定すれば、まあまあ遊べるレベルになるか検証です。
1366x768のフルスクリーンで遊べるか?
本来なら、クオリティをデフォルト維持したまま、そしてInspiron 15の解像度である1366x768のフルスクリーンで遊びたいものです。しかし、それは厳しいです。動きますが超スローな動作です。
クオリティを下げてでも、1366x768のフルスクリーンで遊ぶことを前提にしました。そのため、背景無し、キャラクターモデルのクオリティも低にしました。しかし、20FPS行くか行かないかのレベルです。ベストな60FPSまでは遠いです。
まあまあ、遊べる設定を割り出す
解像度は、最低の640×480が確定となりました。
解像度1366x768のInspiron 15で、640×480の設定をするとこれくらいの小サイズになります。
下げられる設定はたくさんありますが、その中でも「モデルの品質」と「背景の品質」設定が見た目に大きく影響します。背景の品質は「高と低」しかなく、単純に背景の有り無しです。
モデルの品質は、高中低の3段階。低になるとかなり品祖。
モデルの品質を高から低にしても2~3FPSしかアップせず、モデルの品質は思ったほど負荷はないようです。ということは、背景がかなりの高負荷。この背景は写真では2Dに見えますが、プレイ中、カメラアングルが変わるので3D描写されます。
ちなみに、この環境では30FPSほどです。(640×480、モデルの品質が低、背景が高。)遊べなくはないですが、フワフワした動作です。⇒30FPSぐらいの動作の動画。
結果、まあまあ遊べる設定を割り出しました。解像度640×480、モデルの品質が高、背景が低です。つまり背景はないですが、操作するキャラ自体はクオリティを保つということです。これなら、大体50FPSで動いており、60FPSと比べるとわずかな違和感程度で済みます。単体グラフィックを搭載しない分、CPUに負担がかかるのか、プレイ中は頻繁にターボ・ブーストのクロックアップが作動していました。単体グラフィックを搭載しているパソコンなら、あまりターボ・ブーストは動作していないです。
割り出した設定で、ベンチマークテスト。結果は、RANK Dで、「プレイできる環境ですが、処理が重くなることもある」とのことです。AVERAGEは36.30FPS。実際、コントローラーを握って操作していたときは50FPS前後あったのですが、ベンチマークでは随分辛口評価です。確かに操作するキャラクターによって異様に重かったり、アトラクションシーンがスローだったり、安定していなかったのは確かです。総合的に見ると、ベンチマークを参考にしたほうが確かです。
よって、Inspiron 15で動作はしますが、ストレス無くというわけにはいかず、本格的に遊ぶなら重荷と言うしかありません。Windowsはもちろん、地デジやブルーレイぐらいのグラフィックでは充分なんですけどね。本格3Dゲームにはまだハードルが高いです。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、DELL Inspiron 15で地デジを楽しむ
DELL Inspiron 15(1564)レビュー!(2010年1月発売・Nehalem設計)