DELLのInspiron 15は、15.6インチワイド光沢液晶のエントリーノート。Core i3 / i5搭載可能モデル!初心者やセカンドPCにお勧めな1台ですが、侮れない高パフォーマンス!
Inspiron 15レビュー、注目ポイントの概要(パフォーマンス)
Inspiron 15の性能パフォーマンスを紹介いたします。まずは、Windows 7の操作快適度を指標するWindowsエクスペリエンス・インデックスから。
DELLではカスタマイズ購入ができるので、構成次第で性能パフォーマンスの違いがでてきます。そのため、紹介するInspiron 15の構成とそのスコアを明記します。
今回紹介する、Inspiron 15の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i5-430M (2.26GHz, 3MB L3キャッシュ) |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | インテル HDグラフィックス(500~766MHz) |
HDD | 500GB SATA HDD(5400回転) |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶ディスプレイ (1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.7 ※プロセッサ(CPU)の一秒あたりの計算。 |
メモリ | 5.9 ※一秒あたりのメモリ計算。 |
グラフィックス | 4.5 ※2D処理。操作画面のグラフィックなど。 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.2 ※3D処理。3Dゲームでは重要。 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 ※HDDまたはSSDの転送速度。 |
Inspiron 15終了 |
4.0以上なので、快適なレベル。Windows 7のすべての機能を完全に実行可能です。地デジやブルーレイなどのHD(高精細)コンテンツや、ライトな3Dゲームにも充分。
これまでのエントリーノートと比べると、非常に高性能化しています。
プロセッサ(CPU)のスコアについて
Inspiron 15はCore i3およびCore i5搭載が選べますが、今回は購入時で最高のCore i5-430M (2.26GHz, 3MB L3キャッシュ)を選びました。プロセッサのスコアは6.7と、エントリーモデルとは言えないくらい高く、CPUだけでいうとゲーム用PCにも充分なくらいです。(ただし、グラフィックのスコアがゲームPCとしては弱いです。)
なお、これまで見てきたWindows 7搭載ノートパソコンでCPUのスコアを比較すると、Celeron 743が3.0、Core 2 Solo U3500で3.4、Core 2 Duo P8700で6.1です。
デスクトップパソコンのCPUでは、Core i3-530で6.9、Core i7-860で7.4くらいあります。
グラフィックのスコアについて
Inspiron 15はエントリーモデルのため、単体のグラフィック(GPU)は搭載していません。GPUというのは、NVIDIA GeForceやATI RADEONといったグラフィック専門の頭脳チップです。これを省くことでコストダウンされています。そのため、高度な3Dゲーム用にはスペック不足となります。Inspiron 15のグラフィックは、Core i3/i5に内蔵するグラフィックのインテル HD グラフィックが使われます。Windowsでの表示では、Intel Graphics Media Accelerater HDとでます。
グラフィックのスコアは、2D処理が4.5、3D処理で5.2。これまでのエントリーノートは3.5あたりでしたので、非常に性能アップしていることが分かります。
Windows 7は、透けるウィンドウなどグラフィカルな操作画面(Windws Aero)があります。前期のWindows Vistaにもありましたが、かつてのエントリーノートでは結構負荷でした。Inspiron 15ではまったく重さを感じさせません。それにWindows 7自体があまり負荷をかけない設計になっています。
以前、エントリーノートでVistaを使っていたときには、起動直後にバックグランドで何やら処理が行われていて、すぐに操作を受け付けてくれないなどの不満がありました。
しかし、Windows 7&Inspiron 15では非常に快適です。Windows 7の起動も速いです。
HDコンテンツにも充分なInspiron 15
かつてエントリーノートでは、インターネットやビジネスソフトの使用レベルでしたが、今のエントリーノート「Inspiron 15」では、それだけでは勿体無いくらいの性能です。
是非、地デジやブルーレイなどの高精細コンテンツ(HDコンテンツ)にも使うべきです。Inspiron 15の液晶解像度は1366×768で、フルHD解像度に満たしていませんが、それでも非常に綺麗な地デジ番組を楽しむことができます。
地デジを観るには、外付けの地デジチューナーが必要です。デルで同時購入してもいいですし、別途購入するのもいいでしょう。ここでは、バッファローの「ストリームテスト for 地デジ」で地デジ対応度をチェックしてみました。
結果は、最高画質のDPモードでもコマ落ちなし。フレーム描画割合100%です。CPU負荷は18%で、合格レベルです。安心して地デジパソコンとして使えます。
Inspiron 15の3Dゲーム対応度について
Inspiron 15はエントリーモデルのため、単体のグラフィック(GPU)は搭載していません。そのため、高負荷な3Dゲームには向かないことになります。しかし、Yahoo!ゲームのようなお気軽ゲームには充分ですし、数年前の3Dゲームなら充分遊べるケースがあります。例えば、2005年ごろの3Dアクションゲーム「鬼武者3」なら、快適に操作することができました。もともとプレイステーション2のゲームタイトルなら、性能的にInspiron 15で遊べると理解してよさそうです。
パッチでエフェクト効果を追加しても、快適に操作できます。プレイステーション2の鬼武者3より、高画質です。パソコンゲームのメリットですね。
昔のゲームは縦横比率が4:3なので、フルスクリーンに合わせると横伸びになってしまいます。
ライトな3Dゲームなら問題ありません。ファイナルファンタジー11 Official Benchmark3のスコアでは、High モードで2208。デフォルト設定でも快適です。
モンスターハンター フロンティア オンラインのベンチマーク結果は、設定解像度 1280×720では、1284。1500以上は欲しいので充分とはいえません。
次はストリートファイター4をチェック。2009年のパソコンゲームです。もとプレイステーション3のゲームタイトルになると、さすがに厳しいものになります。
ストリートファイター4のベンチマークでは、デフォルト設定で、最下位のランクE。否応なしにスペック不足です。
とは、いっても無理やり遊ぶことは可能です。もっとも低解像度(640×480)で、キャラクターや背景の描写クオリティを下げれば、充分遊べます。しかし、本格的に遊ぶには寂しいものがあります。ゲームソフトを買うにも安くはありませんし。
なお、DELL Inspiron 15は販売終了しています。ただいま、パソ兄さんが注目しているDELLパソコンはこれです。まずはDELLサイトでチェック↓
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
次は、Inspiron 15のサイズ・重量チェック
DELL Inspiron 15(1564)レビュー!(2010年1月発売・Nehalem設計)