インテルのクアッドコア、Core i7-900シリーズが搭載できるミニタワー型デスクトップパソコン、e9290jpレビュー!
【サイトマップ】
HPパソコンレビュー
- 世界初!Leap Motion対応の17.3インチノート!HP ENVY17-j100 Leap Motion SE
- HP ENVY17-j100 Leap Motion SEのディスプレイとキーボード詳細レビュー
- HP ENVY17-j100 Leap Motion SE のベンチマークテスト結果
- ストレージベイやメモリスロット!ENVY17-j100 Leap Motion SEの内部構造
- 水冷式CPUクーラー搭載のHPハイエンド・ゲーミングPC、ENVY Phoenix 810
- HP ENVY Phoenix 810-190jpの内部構造~ネジフリーで高いメンテンナンス性
- ベンチマークテスト!HP ENVY Phoenix 810-190jpのパフォーマンス
- グラフィック処理に強いハイエンド・ミニタワー HP ENVY 700-260jp
- HP ENVY 700-260jpの性能レポート!ベンチマークテスト
- ツールフリーでメンテしやすい!HP ENVY 700-260jpの内部構造チェック
- 豊富な拡張スロットを持ちつつも、コスパに優れたミニタワーHP Pavilion 500シリーズ
- HP Pavilion 500-140jpの内部構造チェック
- 性能チェック~HP Pavilion 500-140jpをベンチマークテストで性能比較
e9290jpの、Windows エクスペリエンス インデックス
e9290jpの性能解説として、まずは「Windows エクスペリエンス インデックス」スコアからチェックしていきます。スコアが4.0以上あればWindows7の操作において何もいうことがありません。e9290jpはそれを軽く超えているので、他製品の構成とそのスコアの比較を紹介していきます。
Windows エクスペリエンス インデックスとは
Windows エクスペリエンス インデックスとは、Windows システム評価ツール。CPU、メモリ、HDDなどの速度や2Dや3D性能がスコア表示されます。どれだけWindowsを快適に操作できるかを表し、スコアが低すぎると「美麗な操作画面のWindows Aero」が利用できません。
評価される項目 | |
プロセッサ | プロセッサ(CPU)の一秒あたりの計算。 |
メモリ | 一秒あたりのメモリ計算。 |
グラフィックス | 2D処理。操作画面のグラフィックなど。 |
ゲーム用グラフィックス | 3D処理。3Dゲームでは重要。 |
プライマリ ハードディスク |
HDDまたはSSDの転送速度。 |
今回レビューするHP s9290jpの構成は以下のとおり。カスタマイズしだいで変化しますので、参考程度にどうぞ。
今回レビューするHP s9290jpの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core i7-920 (2.66GHz, 8MB L3キャッシュ)※クロック数最大2.93GHz |
メモリ | 3GB (1GBx3) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | GeForce GT220 1GB |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 7.4 |
メモリ | 5.9 |
グラフィックス | 6.5 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.5 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
搭載CPUはCore i7-920でスコアが7.4と非常に高いですが、Core i7-870やCore i7-860でもこれくらいあります。グラフィックカードは、ローエンドのGeForce GT220 1GBを搭載。しかし、ローエンドにしてはなかなかのパフォーマンスで、グラフィックのスコアは6.5を記録しています。格闘アクションゲーム「ストリートファイター4」で、設定解像度 1280×720なら快適にプレイできる性能です。
メモリのスコアは残念な結果。
今回は1GBメモリが3枚のトリプルチャンネル。DDR3メモリの PC3-10600 ( 1,333MHz ) を使用していますが、マザーボードの仕様で実際のメモリは1,066MHzで動作するので速度ダウン。メモリのスコアは5.9で、ハイエンド機としては低めです。トリプルチャンネルといってもあまり効果は感じられず、メモリ容量が多いほうが勝ることが分かります。e9290jpの兄弟機、e9280jp、e9260jp は 1,333MHz で動作するみたいなので、正直、そちらがお勧めです。
では、HPのCore i7-870搭載スリム型デスクトップs5250jpと比較してみましょう。Core i7-870はCore i7-920の下位CPUですが、グラフィックス・インターフェースを内蔵するなど後発の規格です。使用環境では上位の900シリーズを凌ぎます。
s5250jpの構成は以下のとおり。グラフィックカードは同じくGeForce GT220 1GBを搭載しています。
HP s5250jpの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit |
CPU | インテル Core i7-870 (2.93GHz, 8MB L3キャッシュ)※クロック数最大3.6GHz |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | GeForce GT220 1GB |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 7.5 |
メモリ | 7.5 |
グラフィックス | 6.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
s5250jpでは、CPUとグラフィックのスコアはほぼ同格。メモリが定格どおりの速度が生かせていることもあり、7.5と高いです。こちらのほうが1GBメモリ分多めですが、32bitOSのため使用されている容量は3GBメモリほどです。つまり、定格通りの速度が出せていないs9290jpのデメリットが浮き彫りになっています。
では、DELLの拡張型ミニタワー製品「Studio XPS 8000」と比較してみましょう。詳細は以下のとおり。こちらは Core i7-860搭載で、本格的に3Dゲームを楽しめるGeForce GTX 260 を搭載しています。試しにローエンドのRADEON HD 4650を搭載した記録もあるので参考にどうぞ。
Studio XPS 8000の構成 | |
製品画像 | 後継機はStudio XPS 8100終了 |
OS | Windows 7 Professional 正規版 64bit |
CPU | インテル Core i7-860 (2.8GHz , 8MB L3キャッシュ) ※クロック数最大3.46GHz |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | GeForce GTX 260 1792MB |
HDD | 500GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 7.4 |
メモリ | 7.5 |
グラフィックス | 7.1 |
ゲーム用 グラフィックス |
7.1 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
上記構成で、RADEON HD 4650 512MBに変更したときのスコア | |
プロセッサ | 7.4 |
メモリ | 7.5 |
グラフィックス | 5.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.5 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
CPUのスコアはほぼ同格。グラフィックがGeForce GTX 260ともなると7.1になり一回り上のランクになりますね。また、同じローエンドでもGeForce GT220はRADEON HD 4650を上回る性能を見せます。
s9290jpはGeForce GTS 250をカスタマイズ搭載できるので、本格的にゲームを楽しむならGeForce GT220ではなく、そちらを狙いたいですね。
おまけの比較素材として、ネットユーザー向けのスコアは以下のようなものです。ブルーレイ再生や地デジパソコンには厳しいスコアです。
Inspiron One 19の構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU | インテル Core 2 Duo プロセッサー E7500 (2.93GHz, 3MB L2 キャッシュ, 1066MHz FSB) |
メモリ | 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ |
グラフィック | オンボード・グラフィック GMA X4500 |
HDD | 500GB SATA HDD(7200回転) |
液晶ディスプレイ | 18.5インチワイド液晶 (1366x768) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 6.5 |
メモリ | 6.5 |
グラフィックス | 4.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
3.5 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
クーポンコード掲載は、こちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、
楽天スーパーポイント3,000ポイントプレゼント!
合計15万円(税抜)以上購入なら、
楽天スーパーポイント7,500ポイントプレゼント!
パソ兄さんサイト経由特典となっており、リンク先の専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※2019年9/26改定~予告なく変更または終了する場合あり
8万円以上購入なら ⇒ 【3,000ポイント付与の優待専用ページ】
15万円以上購入なら ⇒ 【7,500ポイント付与の優待専用ページ】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より